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Samurai-complex Genuine Parts
インタークーラーエアインレット

今回は機能パーツの制作です。なんちゃってリアゲートドアハンドル同様、本気で作った冗談みたいなパーツです。管理人のジムニーはご存知の通りJA51用のボンネットフードに換装しています。勿論軽ターボジムニーを象徴するインタークーラー用のエアインテークはありません。
サムライを意識すればするほど邪魔になってしまうのでJA51用に変更したのですが、問題があります。インタークーラーに走行風が直接当らなくなることです。せっかく装備されているインタークーラーが冷えない・・・微妙です。小ぶりなクーリングファンを付けてみたりもしましたが、効果のほどは今ひとつ。
そこで作ったのがフードの隙間から走行風を取り入れるエアインレットです。
素材はベニヤとMDF合板、表面はポリエステル樹脂を用いましたが、ベニヤとMDFには樹脂をかなり念入りに含浸させているためWRP状態です(WRP=管理人が作った造語でWood Reinforced Plastics の略。繊維質であればFiber Reinforced Plastics =FRPですね。通常FRPと言うとガラス繊維で作られているのでGFRPとも言う)。
1.すでに大体のカタチになってしまってますが・・・ベニヤです。3mmのベニヤは曲げやすいのと、解体した本棚に使われていた廃材から切り出しました。画像ではすでに樹脂を含浸している状態。この角度から見えない側面を曲線を描くように切り出したMDFを貼り合わせて微妙な曲面を作っています。。
3.ラヂエータアッパータンクの逃げは半月状に切ったMDFと短冊切りにしたベニヤの積層から削り出しです。褐色に見えるのはポリパテでの修正部分です。


5.ポリエステル樹脂含浸後、面だしする訳ですが、結構修正が必要でした。薄茶色に見える部分がポリパテ。全体に及んでします。コレを気が済むまで繰り返し面出ししました。
2.横から見るとこんな感じですね。フードの裏骨とラヂエータを避けるべくくぼませています。地味に手間がかかってます・・・




4.インタークーラー本体にかぶさる部分の追加です。この部分は少し厚みの異なるMDFで制作。インレットの前半部分との結合は強固なものとするためインナースリーブを別パーツで作り、それぞれをネジ止めです。

6.とりあえず気が済んだのでプラサフ吹いて様子を見ます。この後数回修正を加えました・・・・


完成です!が、しかし、走ってみるとフードの裏骨と僅かに干渉し、塗装が薄くなる箇所がありました。これを日々修正し、なんとか現在は大丈夫かな?!