安良へ続く道 (第二次安良村調査報告) 2007.12.9
安良へ入るには平久保半島南部の明石集落から入る南回りと、最北端・平久保灯台東側の  平野集落から入る北回りの2ルートが一般的である。
途中、放牧牛管理の為、スチール製の扉が南から順に明石側入り口、安良崎付近、平野側入り口、の3ヶ所に設置されている。 
開閉は自由だが必ず備え付けの鎖、ロープで閉じておかなければ生らない。
当研究室ではこれらを便宜上、明石ルート、平野ルート、扉は南から順に第一ゲート、第二・・・、第三・・・と呼ぶ事にした。
                 
安良へ入る際の注意事項
 

「明石⇔平野」間の東側道路は観光道路ではなく全く未舗装のデコボコ道であり、基本的に観光客は立ち入るべきではない。どうしても入る場合、以下の点からも4WDが望ましい。

携帯電話も不通。(運良く通じるときもあるが、島内ではなく、対岸の多良間島のと通信)

4WDであっても万一のエンスト等、車の不調・トラブルに備え、複数の車で入る。ここ立ち入るのは牧場の管理、イノシシ猟くらいであり、当日他に1台も車が通らないこともある。
連なる山々から流れ出る川とは程遠い水の流れも、保水力のない琉球石灰岩の地質の為、僅かな雨で道路を寸断する洪水となる。
水溜りの深さも予想が付かず立ち往生すれば脱出は困難。
今回も平野側から10分程のところで道路に平行し、嵌まり込んだら脱出不能な深さ20cmくらいの水の流れた跡の溝が3,4本あった。
往路は午前中だったため、浜で牛を見かけた。彼らは何故か午後には陸に上がってくる。P帰路
       
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