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世代を繋(つな)ぐ人づくり、心を紡(つむ) ぐ絆(きずな)づくり、豊かで元気なまちづくり

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〒187-0032 東京都小平市小川町2−1326−2

『21☆こだいらの教育改革アクションプラン』の目指すもの


  1. 教育改革への理解
    教育制度、教育内容や指導法、社会のあり方等も含め、今日ほど教育改革に向けた取り組みや新しい教育の創造が期待されている時はない。 しかし、教育改革の趣旨と具体的内容、実施の方向となると、保護者や地域住民の皆さんの理解の機会も少なく、よくわからないという声が聞かれるのが現状である。
  2. 改革に向けた課題
    子どもの健全育成は、学校・家庭・地域社会が共に手を携えて行わなければ困難な時代になってきている。子どもたちのために、 「豊かな教育環境と充実した教育活動」を保証し、提供していくためにも、学校・家庭・地域社会の知恵と力を統合し、地域の教育力を高めていくことが課題である。 教育行政には、そのための施策を講じ、具体的に支援することが求められている。ところで、児童・生徒が生きる未来の社会を展望し、学校教育のあり方を問い直すことは、 いつの時代にも大切なことである。特に社会の変化が急激に進む今日の社会にあっては、なお一層このことが大切となる。
  3. 市民への説明責任
    学校と家庭、地域社会が一緒になって教育改革を実現するためには、保護者のみならず広く市民全体に向け、教育委員会と学校が取り組む教育改革の趣旨と 進む方向や基本的な考え方、今後、各学校が具体的に進めていく教育活動への理解を図ることが必要である。

小平市教育委員会では、「地域で育てよう すこやかな子ども」を教育改革の基調とし、「開かれた特色ある教育活動の推進」 「世代を越えたコミュニティづくり」を目指している。
以上の点から、広く市民に教育委員会が進めようとしている教育改革の趣旨を説明し、理解を図り、好ましい協力関係を築くために、 「21☆こだいらの教育改革アクションプラン」を策定し、平成13年4月5日に「市報特別号」として市民に公表した。「二十一世紀型のこだいらの教育改革」 を着実に進めているところである。
さらに、市内小・中学校全てにおいて、校長の学校経営方針や、今年度取り組む「マイスクール・アクションプラン」等、それぞれの学校の特色ある教育活動等について、 保護者や地域の皆さんに向け「学校説明会」を開催している。その結果、各学校が取り組む教育改革や教育活動への理解の徹底を図ることができ、学校支援ボランティアとして多くの 市民の皆さんの協力をいただき、多様で多彩な教育活動が多くの学校で展開されている。
教育委員会としても、保護者や地域の皆さんに毎月「教育委員会だより」を発行し、教育情報を積極的に提供することにより、 理解と協力を得ながら子どもたちの 健全育成に向け、学校・家庭・地域社会と一緒に取り組んでいるところである。

〔明治図書:学校運営研究 平成14年5月号〕


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坂井 やすのり

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