ディーラーで防水処理をしてから11年、その後の内部の水滴除去から6年、そしてヘッドライト磨きから2年経ち、最近、また表面が黄ばみ出してきたのに加え、ウインカーの表面レンズが剥がれてきて、これ以上の使用はできないようになってきたので、思い切ってヘッドライトを交換することにしました。とは言って中古ですが。
ヤフオクで良さそうなモノを落札し、届いたものは、出品写真では透明感があったものの少し黄ばんでいました。また片側の光軸調整ダイヤルがちょっと怪しい感じで、それよりも問題なのはコネクタの形状が異なっていて、ポン付け交換できないことが分かりました。前期型と後期型の違いでしょうか?、コネクタの形状を変える意味が変わりません。
こうなると使える部品だけ使う以外ありませんから、ウインカーとヘッドライトレンズを交換することにし、折角なので、シール材は新品部品を買うことにしました。
まずは、ヘッドライト磨きですが、これは以前と同じ工程を踏み、根気よく磨く以外ありません。最後の液体コンパウンドまで行い、レンズを外して、裏側も洗ってみたのですが、透明感が今一です。前回はレンズを外さなかったので、透明度がよく分からなかったようです。
そこで、3Mのラッピングフィルムシートなるものを購入しました。これまで使っていた耐水サンドペーパーの10倍近い金額です。
また、注文しておいたシールが届きました。左右で1万円以上もするので驚きです。
室内に持込、とにかく研磨一筋です。透けて見えるテレビ番組欄で透明度の違いがはっきり分かります。
いよいよここからは、レンズの交換作業です。2週連続で台風が来るなど週末の天候に恵まれなかったので、間が空いたものの、実行の時です。
ヘッドライトを外し、レンズを外そうとして驚きです。シール部分が溶けて、接着したようになっています。これを何とかしなければレンズは外れません。溶けたシール材を掘り起こすように、千枚通しとカッターを駆使しましたが、何より役に立ったのでは彫刻刀でした。
やっとの思いで、古いシール材を取り除き、いよいよ新しいシールをセットし、組み込みです。
掘り起こしたシール材と新品のシールの比較
今日活躍した道具たちと、黄ばんで透明感がなくなった外したレンズカバー
表面のレンズが剥がれたウインカー部分と中古で購入したヘッドライトのシール部分、ほとんど劣化が見られず不思議なくらいです。
最後に、交換前後の比較写真です。
費用:約20000円
作業:2017年9月〜11月