先日の台風の時の大雨の影響か、ヘッドライト内に大量の水が進入し、何とも悲惨な状態になってしまった。
最近、若干の黄ばみとくすみから、透明感がなくなってきたこともあり、一段を古くさく感じるようになったので、修理することにしました。
実は、今回の左側は、5年前に同じ状態になったのでディーラーで修理してもらったのですが、その時の費用は、
・脱着工賃 8,000円
・シール 3,950円
・キャップ 1,260円
であり、税込13,870円と、決して安いものではありません。
ネットで、ヘッドライトの脱着記事を読むと、さほど難しくもないようなので、自分でやってみることにしました。
まずは、ウインカー部分を外します。
ドライバーを穴に入れて、レバーのような所を外側にずらし、押し出すようにすると外れます。
コネクターが付いていますから、これを外します。
実は、最初、その要領が分からず、ヘッドライトとウインカー間に、工具を入れて、無理やり引っ張りだそうとしていました。
これは絶対にやってはいけません。
ウインカーを取り出してみると、どのように止まっていたのか、ドライバーを入れてレバーのようなものをずらす意味がよく分かりました。
ヘッドライトアッシーは、たった3本のネジに止まっているだけです。
これを順次、外し、後は、知恵の輪のように、左右前後に揺すりながら外します。
上手く外れたのですが、奧の方に、何やらピンクの線が付いています。
ネットの記事では全く書かれていません。
これが付いていては、アッシーを取り外すことができません。
手に掛けてはみたものの、電気配線ではないようで、助手席の方から来て、左のヘッドライトで分岐し、右側にも行っています。
何だかイヤな予感がしたので、車載の状態で、水滴を除去することにしました。
ヘッドライトのカバーを止めているクリップを順次外していきます。
硬くて苦労すると思っていたのに、あっさりと外れてしまったので、シールの劣化に加えて、クリップも弱っているのかもしれません。
シールの一部が解けているような所もありましたが、ゆっくりとカバーを外しました。
内部の水滴だけでなく、縁に付いている泥や緑色の苔も取り除きました。
後は、逆の手順で、油断せずに慎重に取り付けて作業完了です。
恒例の作業前後を比べてみます。
作業前
作業後
今回の修理で、脱着が容易であることが確認できたので、今度、水滴が溜まったら、シールだけを購入し、左右を一緒に直してしまおうと思います。
それが、近いうちに来るのか、数年後かは分かりませんが。
費用:タダ!
作業:2011年10月