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最涯を求めて 


第11日目 7月16日(月) 曇

 4時40分起床。
 今日は昨日と対称的に一日山の中。途中ダートもあり変化に富んだ一日だった。
 洞爺湖までの間、京都からフェリーで来たという若い社会人と20km程同行する。あちらはロードレーサーで軽装、2週間の旅で宿はすべてユースホステルを使うそうだ。何もかも僕とは対称的な旅だ。話しがあまり合わず残念だった。やはり同じように自炊をしながら野宿の旅をする人でないと話はピタリと合わない。別れに洞爺湖をバックに写真をとったが天気が悪く、中島が見えなかった。
 その後壮督町に崖崩れのための迂回路があり、暑い日差しの中、山道を走った。やっとの思いで北湯沢まで行き食堂を見付けた。食事を済ませ休んでいると、岩手からフェリーで苫小牧に着き、そこから走ってきたという就職浪人と会う。お互いに同じ境遇だと笑い合った。僕と同様キヤンピングのフル装備だ。僕とは逆に時計回りで約2ヶ月の旅だという。

 その後 美笛峠まではひどいダートの峠道。峠で北見から来たという7人組のサイクリストと写真を撮っていると、沢で釣りをしていたのを途中で僕が追い抜かしてきた、京都の西胤さんが上がってきた。いろいろ話をしてみると、知床岬に行った経験があるそうだ。知床岬が僕にとって最大の難所なので、いろいろ話が聞きたくなり、僕から誘って一緒にキャンプをすることになり、二人で国設美笛キャンプ場(支笏湖々畔)までのダートを下る。知床の地形図を片手に話をして、大収穫だっ た。お好み焼きをごちそうになったのでドーナツをあげた。彼は小麦粉料理が主だそうだ。米はときどき玄米をとるそうだ。何より釣りが好きで、いつも川を見付けると立ち止まり釣りを始めるとのこと。とても感心した。北海道は今年で3年連続だそうで、昨年と一昨年はヒッチハイクだったそうだ。一緒に写真をとったので、知床岬から無事生還できたら送る約束をした。とてもよい一日だった。

 昼間、少しの間だが日が差して、嫌になるほど暑かった。雨降りで寒いのは嫌だが、体力の消耗が著しいので暑いのも考えようだ。しかし、そうは言っても晴れが最高。
 最近、金遣いが荒れてきたような気がする。とは言ってもパンやチョコレートにお金をかけているだけで、野宿をやっているのだから仕方がないか? とにかく宿に泊まらない分、うまい物を腹一杯食わなくては、でもどうしても自炊だからメニューが偏ってしまう。特にみそしるは、毎日手作りだが、じゃがいもとなす の繰り返しになってしまう。消灯8時半。


 本日の宿泊地 美笛キャンプ場、本日の走行距離 100km (累計 1207km)




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