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最涯を求めて 


第3日目 7月8日(日) 雨

 5時15分起床。今までずっとシュラフカバーだけだったので4時に寒さで目を覚まし、慌ててシュラフにもぐり込んだ。朝から雨降り、まだ朝食も炊いていない。のんびりとした気持ちで、落ち着いたらスカイラインに臨もう。それにしてもいやな雨だ。飯を炊いていても、スカイラインのことを考えると暗くなってしまう。果してノンストップできるのだろうか?
 7時20分、そろそろ出発だが雨が小降りになっている。サイドバックにはビニールを被せたが、自分自身にビニール(カッパ)を被せるかどうか迷っている。山の上の天気が気になる。煙草を吸って落ち着いたのでそろそろ出発だ。
 カッパを着ずに行く、ひとつの賭である。

 賭に勝ったというベきか、負けたというベきか?
 とにかくノンストップは成功した。3時間半に及ぶ厳しい戦いだった。
 ぬれた服(パンツまで)をトイレの中でとりかえている時、今まで3時間半、自分のやってきたことの恐しさが初めて分かった。レストハウスのおばさん達(僕が雨の中登ってくる途中、車で追い越して行ったという)の優しさが、しみじみと伝わってくる。到着早々お茶とチョコレートをくれた。
 ノンストップは成功したが、問題は今夜の宿だ。ここでテントを張るか、高湯まで下り温泉に入ってテントを張ろうか? いずれにしてもテントを張る。とても寒くて、風邪をひきそうだ。正直言ってもう走りたくない。昼飯でも食いながら、ゆっくり考えることにしよう。とにかく疲れた。
 観光客を見ていたら「どうしてわざわざ疲れることを、自分から進んでやるのだろうか。」と疑問が浮んだ。今の自分にはこの答えがまだ出ないが、この旅の終わりには明確になるだろう、その時が楽しみであり、また、淋しくもある。

 結局、寒さに耐えきれず下山した。

 ここで寝られれば怖いものはない、今晩は決して良い寝ぐらではない。何しろ福島市のド真中でガード下、車がうるさいところだ。コインランドリーを探さずに素直に昨晩同様、二子塚橋の下に泊まれば良かった。それにしてもとても充実した一日だった。
 浄土平に4時間しかいられなかったのが残念だった。
 夕方、家に電話して、両親の優しい声を聞いたら涙が出そうになった。
 雨が酷いため福島駅で寝ようと思ったら公安官に「ダメ」と言われた。やはり本州ではステーションホテル(ツーリストの間では、駅に寝泊まりをすることを「ステーションホテル」という。)は未解禁のようだ。
 明日からいよいよ僕にとって未知の世界(これまで福島より北上したことがなかったため。)、雨にも負けず、風にも負けず、登り坂にも負けず走るぞ。


 本日の宿泊地 福島駅そば、本日の走行距離 50km (累計290km)




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