1.序

 古文書については、仙台藩黒川郡吉岡町(現宮城県黒川郡大和町吉岡)の「國恩記」、幕末に世界一周した仙台藩士玉虫左太夫の著「航米日録」及び及び白虎隊の悲劇に繋がった戊辰戦争を仙台藩の立場で見た「仙台藩戊辰史」です。

@「國恩記」は、農民による農民救済の実話です。大和町郷土史家の吉田清孝(せいこう)様のお力添えを得まして、文章にルビ振りをしておりますので、小学校高学年の児童にも読めますので、是非ご利用ください。

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A「航米日録」は日米修好通商条約の締結(1860年)のために、外国御奉行豊前守新見正興を正使とした使節一行77名が、米国のポーハタン号に乗船し、締結に至り帰国するまでの行状を従臣の玉虫左太夫が記録したものです。

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B「仙台藩戊辰史」は、戊辰戦争に至る途中で戦争を回避しようと奔走した家老「但木土佐」の努力や、その努力に関わらず薩長の主導による戊辰戦争に突入し、仙台藩を主とした「奥羽越列藩同盟」の成立経緯、薩長の所謂官軍との闘い及びその過程における列藩からの諸藩の離脱を通した戦争の終結を、仙台藩士の目から見た歴史です。歴史は勝者によって彩られると言われますが、まさに幕末・明治維新の歴史書はその感が否めなく、折角先人が書き残してくれた戊辰史が有るので、再度現代に蘇らせようとして現代語訳を掲載した次第です。

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