二胡の演奏 と お寺さんのお話

石巻市開成 第11団地 北集会所 平成24年5月14日


 
 図2. 坊さんは、朗々と全文を読み上げた。

これまでにもお寺の人が町内や仮設住宅団地を訪れてはいるが、お説教をすることは一度もなかった。 
今回が初めてである。 もちろん、ボランティア団体の人が
被災者を前にして上のようなお話をすることは一度もななかった。 
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私は、読み上げが終わった後、参加者からどのくらいの拍手があるか興味を持って待ち受けた。 
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1.万雷の拍手、 2.大きな拍手、 3.中くらいの拍手、 4. 小さな拍手、 
5.まばらな拍手と仮設住宅へ来てなんということを言うんだとため息、怒りの声: 
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どちらであろうか? 興味を持って待ち受けた。
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結果: 4.中くらいの拍手で、少数拍手しない人もいるような弱めの拍手だった。 
ため息や怒りのつぶやきはなかった。 

   
 図3と4. 仮設の人: 自宅もお墓も被災した。 遠く離れた街に住むことになる。 
お墓を新しいお寺に移したい。 出来るでしょうか? お坊さん: できます。 お寺と相談してください。 
などを耳にした。 高野山からのお坊さんと当時耳にしたが、申し訳ないことに、今は記録がなくわからない。


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