Do They Know It's Christmas?

2004/12 version

2004/12/31  終わり良ければ

大晦日。一年最後の日。 大掃除もラストスパートですね。だのに何故。こんな日に。東京は大雪なのか。

仕方がないので雪かきをしていたら、腰がイヤな感じにダルくなってきました。 そして雪は雨になり、全身ずぶ濡れ。

腰を労わりつつ、身体を暖めつつ、ボロ PC でメールなどチェックしておったところ、 かんっ!かんっ!かんっ!という、おおよそ PC には似つかわしくない音が数回。 そして画面が凍りました。

再起動すると「ハードディスクが付いてません」などという寝言を言い出す PC に、今度はおれが凍りました。

いやまぁ、メインマシンじゃないし、「全米が震撼した」 ってほどのショックじゃないんです。なんだけれど、 OS 評価等ちょっとしたテストマシンとしてそれなりに重宝していたし、 長年苦楽を共にしたマシンだし、まぁ「町田が苦笑いした」ぐらいっすかねぇ。

それにしても、大晦日に相応しい素敵な事件が連発しますね。あっはっは。 おれは「終わり良ければ全て良し」なんて信じませんよ。信じませんとも。

雪も止んだので、夜は義父のところへ。 一人になって初めての正月、 一人きりなのも寂しいぢゃろ、ということでお邪魔したんですが、 おれはといえば、テレビを点けて紅白歌合戦などぼけーっと見てただけでして、 うるせーよと思ってたかもしれないなぁ。

ちなみに、先日のギター侍カミングアウト より恥ずかしいかもしれないんですけど、マツケンサンバ初体験です。 ふつーにやれば「苦笑」っていうネタを、苦笑に終わらせないパワーには敬服。

紅白歌合戦という番組自体はどうですかねぇ。 まー批判はそこら中でされてますから、 こんなところでおれが言うことは何もありません。 ただ、義理の妹であるところのよっちゃんに 「演歌でもチャンネル変えないんですね」とからかわれ、 悔しかったので根性で見続け、なんでおれは大晦日に根性出してなきゃイカンのだ? と自問自答したことだけは付け加えておきます。

そばを食いながら、「ゆく年くる年」をぼんやり眺める。 画面右上をふと見れば、いつのまにか「0:00」の文字。

終わり良ければ全て良し、かも。

2004/12/28  本家

ベックといえばこりゃもう Jeff Beck だったわけです。迷う余地など何もない。

ところがこの人が出て来てから、ハナシがややこしくなってしまった。 Jeff Beck 本人も当時のインタビューで「今ベックっつーとこっちかもなぁ(笑)」 なんてノタマッテおりますし。

で、本日 Odelay / Beck を聴いて思うのはですね、 ベックは Jeff Beck しかあり得ません。以上。

面倒だったり気後れしたりで嫌な作業だけれど、 でも今これをやっておけば、後々うまくいく。 そういうものを、結局避け続けて、悪い方向へ大きく進路がずれてしまった。 今、そういう状況なのではないですか。という話をなんとか伝えたいのだけれど、 「けどね」「でも」と否定形で返されてしまい、挫けそうになる。つか挫けて倒れた。

だけど明日から冬休み。のんびり起き上がることにする。

2004/12/27  自己満足

自己満足、ってネガティヴな意味合いで使うことの多い言葉ですが、 自分の演奏に対するそれなりの満足、あるいは楽しみ、そういったものが無いと、 聞き手の心を動かすのは難しいんじゃないか、と思ったりするのです。 そして、自分の満足がちゃんと聞き手に伝わり、聞き手を共鳴させる、 これが良いプレイヤーなのではないか…

残念ながら、演奏者の満足が演奏者自身の中に閉じてしまって、 外側へ出てこない音楽もたくさんあって、 この Niacin (Billy Sheehan, John Novello, Dennis Chambers) なんかはそういう一枚なんじゃないかな、 と今日も今日とて失礼なことばかり考えるおれでありますよ。すみません。

しかしなぁ。デニチェンに至ってはコレ、自己満足さえしてないんじゃないの? …って余計なお世話ですか。重ね重ねスミマセン。

交差点で信号が青になるのを待っていた。そこへデカい銀色の BMW がやって来て、 横断歩道を完全に塞ぐような形で、おれの目の前にハザードを出しながら止まった。

交差点から 5m 以内で横断歩道、 って停車しちゃいかん条件が重なったよーなトコロへ迷いなく停めちゃってるわけで。 嗚呼。きっとこの人免許持ってないんだ。じゃなきゃアタマのネジが緩んでるんだろ、

と思ってたら、そのクルマからとっつぁんボーヤなルックスのメガネ男が降りてきた。 無免許はアブないっすよ、つか邪魔だよ邪魔、という主張を込めて、 とっつぁんの顔をじーっと見たところ、

ナニ睨んでんだてめえオーラを出しながら睨み返してきやがりました。 暫し睨み合い。

こんな馬鹿に不愉快な気分を山盛りプレゼントされてるおれも馬鹿。ため息。

2004/12/26  イベント雑感

志緒が参加しているサークル(音楽系ではない)で、 とあるイベントをやるというので、見に行ってきた。 参加者は、サークルのメンバーや、その子供たち。 ピアノの先生によるまともなショパンもあれば、小さな子の悶絶バイオリン、 詩や物語の朗読もあり、という、学芸会のようなイベントであります。

  • 音楽って、残酷なまでにその人の「個」をさらけ出しちゃうモンなんだなぁ。 それが、まだ幼稚園ぐらいの小さな子であろうとも。一生懸命音楽に入り込み、 楽しんでいる子。とにかく音符を間違わずに弾ききることに全精力を傾けている子。 客のことばかり気になって、全然音楽に入れず、エンディングもへったくれも無い子。
  • 街のピアノの先生、という感じの人は数人居て、指はびゅんびゅん動くんだけど、 リズムがいかんのじゃないかなぁと思う。いや、弾いてるのはクラシックですから、 ステディなテンポが、なんてコトを言いたいんじゃないんです。 テンポの緩急も表現の一つ。なんだけど、 「今私はこういうリズムを感じてるんですよ!」というのが伝わってこないので、 結果として、アナタが今弾いてるソレはいったい何分音符ですか? ってなコトになっちゃう。
  • 詩や物語を読み終わった次の瞬間「えっと、終わりです」と言う人が何人もいて、 なんつーかそこでイキナリ現実に戻されちゃうんで、改善して欲しいと思った。
  • 総勢二十人強の大人子供で、各人が楽器を鳴らしたり歌を歌ったりしている中、 一人だけ何故か観客に向かって棒を振り「指揮棒なの!」 とか叫ぶ人はちょっとどうかと思います。って琴葉。あんたじゃ。
  • でも、みんな一生懸命で、楽しそうだった。それがちゃんと伝わってた。

昨日の今日で、久しぶりに鉄弦アコギを引っ張り出してみる。 エレキやナイロン弦に比べ、まったくもって身体に悪いギターである。 指先が痛いのである。あっさり諦めたくなるのである。

気力体力ともに充実している時:
弦高、張力共に高いアコースティック・ギターはこれ、 ギタープレイにおける大リーグボール養成ギプスである。 厳しい条件下での練習をくぐり抜けた暁には、 固められた指先、鍛え抜かれた握力から放たれる サンダーミラクルライトニングフレーズが、 聞くもの全てを魅了するであろう!弾け、そこに道は拓かれる!

今:
そうだ、冬休みにブリッジ削ろう。 弦高が下がれば弾き易くなるよね〜。

なんか、みょーに弱ってる自分を実感。 えー、ここは敢えて大リーグ方向でいってみたいと。斯様に思うわけなのです。

自分は優しくない、ということに気付いているということは、 優しくなれる可能性がある、ということなのでしょうか。

2004/12/25  Happy Holidays

最近アメリカじゃ「メリー・クリスマス」って言わなくなってきてるらしーですよ。

特定の宗教に偏った表現を避けるため、例えばデパートなどでは "Happy Holidays" や "Season's Greetings" といった表記が増えてきているらしい。

つまりですね、このワタクシが声を大にして申し上げたいのは、ですよ。

若者の皆さん。めりくり、とか正体不明の言葉を口走っている時代ではない、と。 これからは「はぴほり」「しーぐり」ですよ、と。そういうことなんです。

ウチに「アコースティック・ギター・クリスマス」という本がある。 クリスマスソングが、アコギ一本用にアレンジしてある楽譜集だ。

クリスマスが来るたびに本の存在を思い出し、 ああ、アコギが上手くなりたいな、と思う。 思うだけじゃ上手くならない。なんとかしたいな。

2004/12/24  勝負

昼休み、雑誌を買おうと思い、会社の売店へ行ってみる。 書籍コーナーの隣に、小さな CD 売り場があって、 先輩であるところのハットリさんが、「世界の中心で愛をさけぶ」の DVD を手に取って眺めている。ほほー、セカチューですかー、と声を掛けてみる。

「やーリオさん。あまり大きい声じゃ言えないんだけどね」

なんすか。

「ついこの間友達に『セカチューが』って言われてさ、 何ソレ?ピカチュウ?って答えたらすっごくバカにされてさぁ」

ははー。いやいやそんなもん、全く無問題でしょう。ピカチュウとセカチューなんて 一文字しか違わないし。

「そういう問題かなぁ」

流行りモノを知らないと言えば、ほら、最近そこら中でネタになってる 「残念!」ってあるじゃないすか。「なんとか斬り!」とか。

「ああ。波田なんとか。ギター侍」

そうそう。おれ、アレのホンモノ見たこと無いんですよ。テレビ見ないから。

「よく出てるけどねぇ」

アレを知らないのと、「セカチュー」を知らないのと、 どっちが恥ずかしいか?という、これはもう男と男の勝負だと思うんですよボクは。

「つかおれはもうセカチューが何なのか知ってるし」

あっさり負けてるおれ。とまぁこんな風に、全くいつも通り、 ごく普通の平日を過ごしておりますよ。本日クリスマス・イヴ。

たろさんの日記で、マイルスのワイト島ライブ DVD のことを思い出し。 10 月頃にその DVD の存在を知って、早速ゲットぢゃ!と Amazon に行ったら、 発売日は 11 月末で涙した、という因縁の一品であります。 っておれが一方的に因縁付けてるだけですが。 そして因縁に決着を付けるべく、Amazon で今堂々とクリックだ! 自分にプレゼント。

ところで、「二重人格」というのは「ジキル博士とハイド氏」の昔から、 ミステリー等で魅惑的なネタであるわけですが、 「サンタクロースの正体を突き詰めてみたら、実は自分だった」 というストーリーはどうでしょう。 スリルとセンチメンタルに満ち溢れた傑作になる予感がしませんか。しませんね。

2004/12/23  修理完了

若から 修理完了との連絡を受け、出かけた帰り道、彼の家へ寄る。 ギターと一緒に、紙袋を渡される。 中には、薄いケースに収められた銀色円盤がぎっしり。

「全部やる」

前回、 CD 処分に関しては、放出リストから興味のあるものを選択、 という比較的穏やかな方法で受け渡しが行われましたが、 今回は問答無用。

「ひょっとすると、りおさんからもらったヤツも入ってっかもしれないけど、 ま、気にすんな」

この男気溢れる態度にノックアウトです。

今、ちょっと気になってた ROVO の "FLAGE" を聴きながら日記を書いているのは、 まぁそういうわけなのです。

家に着いて早速、直った Destroyer をアンプに突っ込んでみる。 このギター、 細かいピッキングのニュアンスや微妙なボリューム調整に敏感に反応する、 というタイプではない、というか対極というか。一言で言ってデリカシーがない。 ルックスもサウンドも、「オレはハードロックしか出来ないつーてんだろーが!」 と、世界の中心で叫んでるようなギターでして。 こいつを持って、頭を空っぽにして、 ハードロックのリフを弾いているのは、とても楽しいのでありますが。

反面、こういうギターでしっぶーいブルーズ弾くのも面白いんじゃないかなぁ、 とも思う。アルバート・キング(Flying-V を弾くブルーズマン) って、現役時代、どんな風に見られてたんですかね。 少なくとも今見れば、なかなかイカしてると思うんですけどね。

2004/12/22  眠りを誘う

引っかかることなく、ただスムーズに流れていくコード進行。
棘もなく、あまりに自然に流れるリズム。柔らかな低音ヴォーカル。
透明感のある、ギターのクリーン・トーン。

電車の揺れ。
少し寝不足。

寝るなって方が無茶でしょ?
今日のお題は Neck and Neck / Chet Atkins & Mark Knopfler。

若からこの CD を譲ってもらう時、あれ、Dire Straits ファンでしょ? Mark Knopfler 放出していーの? と聞いたところ 「おれの Knopfler はここに居ない」と言ってて、うん納得。

ちなみにおれも Dire Straits は好きで、 好きなアルバムを二人で順に並べてみたところ、

若「1st, 3rd かな。ちょっと落ちて 2nd, 4th」
り「4th, 3rd, 1st, 2nd」

となりまして。二人の意見を合わせた結果、Dire Straits の最高傑作は 3rd アルバム "Making Movies" ということになりましたので、 皆様よろしくお願いします(なにをだ)。

2004/12/21  何故コピー

人は何故コピーバンドを組むのか。

  • コピーすることで、アーティストへのリスペクトを表すのだ。
  • 僕らの演奏が、このアーティストを知るきっかけになってくれれば。
  • 自らのルーツを示すのだ。実はそんなところを通ってるんだ、 という意外性が面白いかもしれない。
  • ライブで演る時、みんな知ってる曲の方がウケるし。
  • 作曲とかできないし〜。
いやまぁいろいろあるんでしょうけど、ぶっちゃけ、自分が楽しみたいからだよね。 自分が好きな曲を演る、って単純に楽しいもん。 上記のような理由を否定するつもりはないけど、一番目には来ないんじゃないかな。

コピーバンドは楽しい。 けれど、「オレたちゃ楽しいもんね」 のレベルから一歩踏み出すのは難しいだろーな。自分の言いたい事、 それはもちろん「楽しいもーん」「おれって楽器弾けるんだもーん」以上のこと、 って意味だが、を言うのに、そりゃオリジナルという形が一番直接的だろう。

おれにとって、ゼロから曲を組み上げることはすごく大変なコトで、 実際経験なんて数えるほどだ。 だから、作曲能力のあるメンバーと共にオリジナル曲を作り上げていける、 という環境に心から感謝する。

本日のお題、Cover to Cover / The Jeff Healey Band を聴きながら、 まぁそんなことを思ってたわけです。で、ジェフさん。 このアルバム作ってて楽しかったですか?楽しかったでしょうね。 それは良かった。

2004/12/18  お代は 6,300 円

防犯ブーム第二弾、ということで、 鍵の交換を予定していたのですね。

熟練者になると、モノの数十秒で施錠を解いてしまうという、恐怖の「ピッキング」。 我が家の玄関に取り付けられた鍵も、 このピッキングに対してあまり強くないタイプでありました。 そこで、ピッキングだ?ぶぁははは束になって掛かって来んかい、 的なシリンダーに交換しようというわけなのです。

注文した際、店とは「入荷まで一週間もかからないだろう、 入荷し次第連絡を入れるから、業者取り付けの日程を決めよう」 というハナシになってました。ところが一週間経つのに連絡が来ない。 で、店に行ってみた。

「すいません、本日先ほど入荷しまして!」

蕎麦屋か君は。

で、早速日程調整に入ったのですが、今年中に新しい安全な鍵に交換して、 安らかに新年を迎えよう、なんてのは誰でも思い付く凡庸なアイディアらしく、 年内に作業をするのが難しそうなのであります。凡庸。 演奏者としては屈辱的だぜ、とかこっそり思っていると、 店のおっちゃんが言うのです。

「まぁ、ご自分でも取り付けられますよ」

不器用が服来て歩いてるワタシでも出来ると思います? PC にパーツ付けるぐらいならやりますけど。

「それならもう十分ですよ!必要な道具も #2 のプラスドライバーだけ!」

と言われ、なんかもう、 こんなチョロい作業の一つも出来ないなんて男としてどーなのよ、 ってな勢いなので、んじゃやってみるかとシリンダーを持って帰りました。 早速交換作業。

まず室内側から座取付ビスを外します、とな。

→ ビスを外すと、ドアのノブごとがばっと外れるわけね。

→ で、同時に室外側のノブも外れる。

→ ということは室外側に手を出して外さなきゃいかんわけで、

→ でも今ドア閉まっちゃってますよ。

→ で、開けるにはノブが要るんですが、既に外れちゃってます。

→ っておい!

なんていう背筋も凍るような間抜けな状況に陥ったり、

ようやく付けたシリンダー、 さて動作テストだ、鍵を差し込んで施錠、 施錠したら最初に位置に戻して鍵を抜く、 って最初の位置に戻したら鍵がまた開いちゃうんですけど! 鍵閉められないんですけど! なんていう空前絶後の状況に悶絶しつつ、 幾多の苦難を乗り越え(二つだけど)、なんとか取付完了。 やれば出来るもんだ。偉いぞおれ。

ちなみに、出張料+取付費は 6,300 円でした。 シリンダーを注文した時点でこの費用も払っていたのですが 「自分で付ける」ということになったので、戻ってきたわけです。

終わってみれば、心地良い充実感。普段味わえないスリルもありました。 そして 6,300 円の臨時収入。

なかなか良い日じゃないか。

ま、新しい鍵が妙にゴツくて、十年以上愛用のキーホルダーに入らなかった、 という間抜けなオチもあったけどな。

2004/12/17  鼻歌

昨日に引き続き「若からもらった CD にチャレンジ!キャンペーン」 期間中のワタクシであります。本日のお題は Smooth Talk / Neil Larsen。

昔々、会社にて。昼休み、同期の連中と駄弁ってて。 突然、そのうちの一人が「あ、今私作曲しちゃった」とか言うんですよ。 頭の中でメロディが流れた、あたし時々あるんだよ、 ってちょっと自慢げに語るわけです。

まー「作曲」ってどうとでも取れる言葉ではありますが、 ワンフレーズ口ずさんだら作曲ってのは、おれの感覚では広過ぎる。 それはまた別の言葉で表現すべき事柄なのではないだろうか。 例えばインプロビゼーション。例えばアドリブ。ううむ。 ちょっと違う気も。えーと。えーと。

と、一発撃破すべくモンモンと考えていたらあっさり昼休みが終わってしまった、 なんていうホロ苦い青春のヒトコマを思い出しました。

なんつーかね。鼻歌がイキナリ面白いとか、曲として成立しちゃってる、 なんてのは天才にのみ成せる業なんぢゃないすか。凡人はアタマに汗かいて、 鼻歌を「曲」の次元に高めなきゃいけない。そういう意味で、 今日のこの CD は「凡人の鼻歌」なのではないだろうか。

ってシツレイなコトをばしっと書くほどちゃんと聴いてないんだけどさ。 でも、これ聴きながらパズル解いちゃえるってコトは、 それほど耳を惹かなかった、ってコトでもあるだろう。

ごめんよニール。おれ、あなたとバジ・フェイトン名義の「Full Moon」 ってアルバム、結構好きだったんだけどな。

ちなみにそっちは、大学生協の中古盤セールで 300 円だったんだけど。 重ね重ねごめんよニール。

ちなみにちなみに、「ニール」で最初に思い出すミュージシャンってーと、 ニール・ショーンかもしれないなぁ、 なんて考えながらこの文章を書いてるんだけどね。 重ね重ね重ねごめんよニール。

「若からもらった CD にチャレンジ!キャンペーン」とはなんぞや。

ひと月ほど前、 「CD を何枚か処分しようと思ってるんだが、興味のあるヤツは在るか?」 というメールが若から来まして。格安で譲ってもらえるなら (ちなみに結局タダでもらっちゃったんだけど)ってことで、 自分じゃふつー買わなそうなヤツも取り混ぜてチョイスしたんですね。 ま、これを一枚一枚聴いていこうじゃないか、ってなコトなんですが。

その中の一枚「The River / Bruce Springsteen」。さわりを聴いて、 アメリカ人ってヤツを完全に理解することは、おれには無理かもしれないと思った、 というハナシは機会があったらまたいつか。

2004/12/15  ラマダン

「経過観察のお知らせ」なんつーメールが舞い込んできましてね。 「超音波」「腎臓」なんて文字が見えます。

過去の「日々」を辿ってみると、去年は 10/27 だったらしい。 エラく落ち込んでた頃だのぅ。で、そのせいかどうか分からんのだけど、 前日や当日朝の記憶が全然無いんだよなぁ。 予約のために電話を掛けてみると、 受付のおねーさんが厳しい要求を突き付けてくるのであります。

  1. 前日は夜九時過ぎに夕食を終わらせること。
  2. 当日は朝食抜き。
  3. 二時間前までは水だけ OK。朝八時以降は水も含め一切ダメ。

断食ですかこれは。

っていうほど大袈裟なモンじゃないんだけど、毎朝食べてる朝食が無いってのは、 やっぱり調子狂うんだよな。力入らんとゆーか。

イスラムのラマダンってのは、 一ヶ月ほどの期間中、日が出ている間は一切の飲食をしない、 というしきたりらしーんだけれど、 こんなことでは立派なイスラム教徒になれないじゃないか。

いや、ならないけど。

昨日の反省に立って、今日は久しぶりに CD プレイヤーを持ってみた。 放り込んだ CD はアヴリル・ラヴィーン。

いろんな意味で挫けそうになった。
つーかあまりに素直でポジティヴ過ぎます。音が。

雲一つ無い快晴、ってそれはそれで身体に悪そうじゃないすか。 ほら、紫外線とかあるし。 病み上がりとか徹夜明けとかで、いきなり強烈な直射日光を浴びると、 ドラキュラじゃなくたって溶けちゃうような気がします。 え、ドラキュラって溶けないんですか? いやまぁなんでも良いけど。

もうちょっとこう、曇り空テイストなものが良いんじゃないかなと。 そんなわけで明日はクリムゾンにでもしてみっか、 なんて思うボクってプリティでしょうか。

と、くだらねぇコト考えながらぼーっと聴いてたら、だんだん身体が慣れてきた。 慣れてきた辺りで会社に着いた。

この「慣れ」が第一歩なのである。
と信じよう。

2004/12/14  錆びる

最近、あまり音楽を聴いていない。

強いて挙げれば、 この間(11/23)の Pulse のライブが Palm に放り込んだままになっていて、 結構気に入っていて、電車の中で時々聴く。そのくらい。

聴いていると、んー、このドラムソロでしくじったソンゴのパターンは痛恨であった、 やはり身体にラテンを叩き込まねば、とか思ったりはするわけです。 で、次の瞬間、

いやしかしいきなりラテンも身体に悪そうだし、 まずは準備運動が必要ではないだろうか、セッションでも「取り敢えずブルーズでも」 なんて良くある光景だしな。そうだ、ブルーズといえば、 先日の YSL コンサートを見て、 ジャズを上手く演れるようになろう、と誓ったではないか。 ジャズだ。しかしな、ジャズってーのはどうも朝に合わん気もするんだな。 朝の似合う爽やかなジャズって何だ。うーん。 ま、思い付いたらそれを聞くことにするか。

とかテキトーな理由付けてパズル解いたりしてるダメなワタシ。 ま、インプットを必要としない時期ってのもあるんだろーし無理してもなぁ、 と思う反面、インプットの経路が錆びちゃうのは恐いしな、とも思ったりして、 思うなら聴けよ、という至極当然な結論にたどり着きながら、 今手元に音楽が無いや、とやっぱりパズル解いたりしてるダメなワタシ。

明日からちゃんとしまーす。

2004/12/12  抗議

シャツでも買おうかなぁ、と思ってぶらりと洋服屋へ行った。 店に着いた途端、琴葉暴走。あっという間に見えなくなった。 大声で名前を呼んで、店内のお客さんに迷惑を掛けつつ、店中捜索し、ようやく発見。

お前なぁ、なんで一人でとっとこ行っちゃうんだよ、迷子になっちゃうだろ、 知らない人に連れて行かれちゃうかもしれないぞ、ちゃんとくっついてなさい、 とゲンコツをお見舞いすると、

「こっちゃん悪いことしてないよ!」

と、泣きながら口を尖らせて抗議。 じゃあ何だ。何をしようとしてたんだ。言ってみなさい。

「こっちゃん、おとーさんのシャツ探してたんだよぅ」

あっちゃー。
一本取られました。

そっか、話聞かずに怒ってごめんな。探してくれてありがと。 だけど、迷子になったら困るから、そばにいなさい。わかった? と、しゃがみ込んで話したら、うんうんと頷いてました。

琴葉のことだ、五分経ったら忘れちゃうと思うけどな。 つか、おとなしい琴葉なんて気持ち悪い。 なんて我ながら勝手だと思うけれど。

2004/12/11  防犯ブーム

師走。なにかと物騒な時期でもあります。 我が町内会でもしばらく前に、また、某友人宅そばでもつい先日、 空き巣被害が発生しており、 ココは一つ何か対策を打たねばならんと思っておったワケなのです。 え、入られても盗られるモノがない? 図星過ぎてぐうの音も出ませんが。

統計によると、一般住宅対象空き巣の侵入手段は「ガラス破り」 がトップだそうです。なので、防犯シートなるものを購入してみました。

ぱっと見は、妙にデカい下敷きみたいな感じです。 こいつをクレセント錠の辺りに貼っておくと、ガラスを叩いても割れ落ちない、 だから手を入れて開錠出来ない、というワケなのです。ブラボー。

ところで、この製品には「防犯対策済」と4ヶ国語で書かれた、 警告ステッカーなるものが付いてきます。 これ、「お主にこの扉は破れん。無駄ぢゃ無駄。尻尾巻いて帰れぐわははは」 という明確な意思表示で、犯行前に諦めさせてしまおう、 ってなモンだと思われるのですが、効果のほどはどうなんでしょう。

挑まれた勝負から逃げるわけにはいかぬ、退かぬ!媚びぬ!省みぬ! みたいな、お前は聖帝サウザーか! っていうファイティングスピリットの塊のごとき泥棒は居ないんですかね。 ワタクシ、「音楽は勝ち負けだ」を標榜しております都合上、 ちょっとその辺が気になりまして。

ウチで一番速い(と言ってもクロック 1G 弱) 某メーカ製 PC。 当然これがおれのメインマシンであるはずなんですが、 使用頻度は「嫁:おれ」=「8:2」ぐらいであろうと思われ、 庇を貸して母屋を取られるつーか、単純に家庭内のパワーバランスという噂もあり、 さめざめと涙で枕を濡らす毎日。

そんな不憫なワタクシのメインマシンは P3 600MHz、 ハードオフで衝動買いした、なんつーの?ベアボーン? その、メーカ製じゃないやつ。不憫なので「町田二号」と命名しました。 って余計不憫な気もしますが。 で、そのマシンには Red Hat Linux 9 と Windows98 と Windows2000 が入ってまして。 80G のハードディスクが、それぞれの OS にほぼ三等分される形で分けられてます。

このマシンを仕立てた当時は、

  • メインは 2000。
  • 触ったことのある Linux ディストリビューションは RH7.3, RH8, そしてこれにインストールした RH9。
  • まだ Linux と付き合うかどうか決めていない。
  • Windows98 も入れておくけれど、これは動作確認程度。 ただし、vfat 領域は Windows2000 からも Linux からも読めるので、 それなりのサイズを確保。
てな状況でありました。そして月日は流れ。
  • 二階に置いたこのマシンを、一階から使うことがしばしば。 リモートから使うなら Linux が便利。
  • その他幾つかのディストリビューションを試して経験値が上がり、 Linux にも随分慣れた。Windows じゃなきゃ困る、という局面が減った。
  • PC を手段ではなく目的として見れば、面白いのは Linux であることの方が多い。
  • Windows98 なんて使わん。
  • Windows2000 の使用頻度も激減した。だから、「2000 と Linux 両方から読める vfat 領域」に、あまり有用性がない。
という風に状況は変わり、さらに
  • Red Hat 9 なんてもう古いぜ。つか飽きた。
  • /home だけ別パーティションにしておくと、後々 OS の入れ替え時等に便利だが、 こいつはそーなってない。
という要因もあり、「一度ディスクをまっさらにしてパーティション切り直して OS 入れ直したいなぁ」と思ってたんですね。バクゼンと。

人間はストレスが溜まると、例えばショッピングであるとか、 スポーツであるとか、音楽を聴くとか、休むとか、OS を再インストールするとか、 様々な形での発散を試みるわけでして。はい。

てなわけで、午後、おやつの時間頃にふと思い立って、終わったら夜中の二時。 ああ。発散した。

しかしなぁ。年末年始の楽しみに取っておいた作業だったんだがなぁ。

2004/12/10  嫌いな理由

おれにはヘンなクセが在りまして、それは折り紙。

懐から突然「教育おりがみ」を取り出し、気合一発鶴を折り始める、 とかそーゆーんじゃないすよ。つかそれはクセと言わないでしょうし。

例えばファミレスで冷たいものを頼む。ストローが付いてくる。 そのストローは紙の袋に入っている。その細長い紙を、ちまちま折る(織る?)とか。 あるいは会議中、眠気覚ましにガムを噛む。 そのガムの包み紙をいろんな形に折りたたんだりとか。

昼休み。会社の売店がごった返している。ボーナスセールらしい。 そーいえばガムが切れちゃったなぁ、と思い、 3 個パックで安売りしていた XYLISH というガムを買った。 ちなみにキシリトールガム以外はガムと認めておりません。ええ。認めませんとも。

で、ですね。これは純個人的な嗜好に基づく個人的な見解でありまして、 決して XYLISH というガムや明治製菓さまを貶めようなどという意図は、 全く無いわけなのですが、

まずさ、まずくねぇ? 最初は良いんだけど、しばらく噛んでいるとヘンな甘さが残って、 これが気持ち悪い。

そしておれにとって見逃せないポイント。 包み紙が「紙」じゃなくて、なんつーかつるつるしたフイルムっぽい物体で、 折り難いこと甚だしい。ダメだこんなモノは。店主を呼べ。

あーあ。3 個パックなんて買っちゃったよ。どーすんだよこれ。いや食うけどな。

そして、とても折りやすくて、さらに精度の良い正方形の紙に包まれたガムが、 この広い世界のどこかにあっても良いじゃないか、と夢見るおれなのです。

2004/12/09  見ざる言わざる聞かざる

「えーとさ、なんて名前だっけな。ほら、ジョンレノンじゃなくてさ」
「ポール・マッカートニー?」
「違うよ、ほらあれだ、ミック。ミックジャガー」

おれの席の近所で、こんな会話が聞こえてくる。

「ミックってのはさー、麻薬やってたからずーっと来日できなかったんだよねー。 ようやく 90 年代の中頃になって来れたんだよ」

違うよ。ミックがソロツアーで来日したのはおれが大学生だった時、 多分 88 年頃だ。軽音部の部長だったがもーちゃんが「いやー、 サイモン・フィリップスのドラムソロが長うてなぁ。おれ、トイレ行ったんや。 そしたらめちゃめちゃ混んでたわ。みんな考えること同じ」 とか喋ってたのを良く覚えてる。

ここは一発指摘してやるべきなのか。それとも聞こえないふりをしているべきか。 とかつまんねえこと考えちゃうから、そういういーかげんな知ったかぶりは おれの聞こえないトコロでやってくれい。

2004/12/06  乗り越した風景

あまり酒を飲まないせいか、電車で乗り越しちゃうという経験があまりありません。 が、無いわけではなく。大学時代に二〜三回やったかな。

帰り道、中目黒から日比谷線に乗って、茅場町で東西線に乗り換える、 というルートを使っていたのですが、ふと気付くと「次は〜人形町〜」 という車掌のダミ声が。

この瞬間、すごく不思議なんですけど、車内の雰囲気がスッと変わるんですよ。

乗客は入れ替わってるけど、別に吊広告が変わったわけでもないし、 空気の濃度が変化したわけでもない。何も変わっていないはずなのに、 雰囲気が微妙によそよそしい。電車が「お前が居る場所じゃねーだろ」 と言ってる感じ。

街をぼんやり歩いていると、突然この感覚に囚われることがある。 大抵は、気持ちの調子が悪い時だ。

で、おれの居場所はどこなんだ?

2004/12/05  微妙な敗北感

VAIO が壊れた。

あ、いや、壊れたわけじゃなくて、 ひょんなきっかけでネットワークに繋がらなくなっちゃっただけなんだけど、 昨今、ネットワークに繋がらないコンピュータなんてモノはもう、 飛べない豚はただの豚だ!ってな勢いです(意味不明)。

この VAIO、Linux マシンです。ディストロは Debian 3.1。 synaptic (っていう、Debian がリリースしてるパッケージ一覧を参照したり、 選択したものをインストールしたり、 その他各種メンテが出来たりするツールがあるんです) でほけらーとパッケージ一覧を眺めてて、 ああ、そーいや kernel のバージョン上がってるんだよなー、 アップグレードしとくかなー、なんて思ったわけです。

kernel ってのは、人間で言うところの脳みそみたいなモノでありまして、 その証拠に、コイツのインストールに失敗したりすると、 コンピュータは正に脳死状態になり、 ついでにそういう失敗をしちゃったオレは灰になったりします。 なんでまぁ、あまり気軽に弄るなよってなモンなんですがね。

えーと、最新バージョンは 2.4.27 だよな。2.4.27 で検索するってーと… を、この linux-wlan-ng-modules-2.4.27-1-686 ってのは何ぢゃ?

はい。ここ↑注目。これが地獄への第一歩です。
その瞬間は全然気付いてないワケですが。

ふーむ。Prism チップ用のドライバとユーティリティ、ね。 VAIO に突っ込んであるこの無線 LAN カードも Prism チップなんだけど、 今ひとつ不安定なんだよなぁ。これ入れると良くなるかな。 入れてみよう。ぽちっとな。

インストール作業はとても簡単。そして再起動。あっさり立ち上がる… って LAN 繋がってませんがな。

結論からすると、上記パッケージを入れたために、 今までは違う設定ファイルを読みに行くようになってしまい、 そちらは当然のことながら、この環境固有の設定がなされていないため、 接続できない、と。

一時間ほど、設定ファイルを探したり、いろんな設定を試してみたり。 カードの認識→ESSID の認識までは上手くいくんだが、WEP の設定が効かない。 設定しようとすると、(多分ドライバが)そんな設定はサポートしてねえよ、 とか抜かしやがります。

なんかね。疲れちゃいましてね。もう人生に。

Linux って無線 LAN にはあまり優しくないんですよ。 いや、Windows だって優しくはないけど、 メーカがサポートしてくれるのは Windows です。

でね。なんか魔が差しまして。
Windows2000 とか入れてみちゃったりして。
水は低きに流れるつーか。
今なら XP? いや、XP のライセンスなんて余らせてないもんで。

さくっと OS 入れて。Windows Update かけて。 無線 LAN カードのメーカサイトからドライバをダウンロードして。 Sony のサイトから VAIO 用のドライバだのユーティリティだのをダウンロードして。 まー半日作業だったワケですが、思ったこと。

VAIO って Windows マシンなんだなぁ。

例えば普通の Note PC にはジョグダイヤルだのメモリスティックスロットだのは 付いてない。だから、普通の Note PC 用であるところの Linux を突っ込んでも、 そいつらは使えないわけです。いや、VAIO ファンの Linux ハッカーが、 ユーティリティを公開してたりはするんですが、おれは試してませんでした。

Windows マシンにした途端、ジョグダイヤルに触ると「ピッ」という音がして、 いかにも Sony っぽいジョグダイヤルコントローラが画面にぴょこんと出てくる。 AC 電源で使っていたところ、突然「充電が完了しました」とか PC が喋りやがる。 嗚呼。VAIO だ。嗚呼。Sony だ。そんな感じ。

OS 入れ替えのきっかけになった無線 LAN の設定も、 メーカ謹製ドライバ + ユーティリティで楽々設定、あっさり安定。 なんて手軽なんだ。なんて快適なんだ。

いやその、おれは Windows が嫌いなワケじゃないんだ。 触ってて楽しいのは Linux だってことで。その、だから、ね、そういうことですよ。 分かってくださいよ。

ボクを包む、この微妙な敗北感は何なんだろう。

しかしなぁ。Debian のマシンがなくなっちゃったなぁ。 Aptiva に Debian をインストールし直すかのぅ…(←全然懲りてない)

2004/12/04  美白コートの結末

本日車検。

一ヶ月ほど前にクルマを持ち込んで、ここは交換が必要ですね、 ここは問題ないですね、みたいな簡単ねチェックを済ませ、料金も見積済み。 今日は特に打ち合わせもなく、ほいと預けるのみ。 ところがその際、担当者がにこやかに言うのですよ。

「美白コートは如何ですか?車検とセットなら半額の 2,100 円です」

それはアレだな、マクドナルドの「ポテトは如何ですか?」 とかそーゆーヤツだな。このオレ様を誰だと思ってるんだ。 そんな便乗商法にやすやすと乗るような男に見えるというのか。 だいたいその処理、たった一〜二ヶ月しか効果が持続しないというではないか。 片腹痛いわ!

というわけで「結構です」ときっぱり言い放つおれはなんと潔いのでしょう。

「ではお見積もり通りということで…えーと、如何なさいましたか?」

なんかね、アタマの中に忽然とイメージが湧き出てきちゃいましてね。 その、真冬の洗車が。

水洗い。最初はもう冷たくてたまらないワケです。もう冷たいっていうか、痛い。 ところが、だんだん感覚がニブっていく。 手の色はなんだかヘンな紫みたいになっちゃうし。 嗚呼、おれの手はこのまま腐ってもげてしまうのか。 手がなくなったらドラムもギターも弾けないじゃないか。 そしておれは Music Player をリタイアし、 庭で薔薇を育てながら余生を過ごすのです。 そんな風な、ペシミスティックな想いでアタマがいっぱいで、涙が止まりません。 だから、だから、

やっぱりお願いします。

「ありがとうございます(にこにこ)」

どーしておれってば、こう潔くないんでしょう。とほほ。

あの水アカだらけだった RAUM が、すごくキレイになりました。 水もバシバシ弾いてます。効果にびっくりです。

で、まぁ、期待を裏切らないわけですよ。

おれは皮肉を込めて、洗車のことを「雨乞い」なんて呼んだりしてるワケですが、 こんなにキレイになっちゃったら一体どーなることか。

→答:未明に未曾有の嵐。
いや、マジですごかったすね。ニュースや新聞でも取り上げられてましたし。 台風嫌いなオレは眠れませんでしたよ。

とほほほほ。

2004/12/02  独り

みこちゃんと琴葉は大の仲良しで、一緒に遊んだりケンカしたりしている。 先日、そのみこちゃんが引っ越してしまった。 埼玉県なので、今までのように会えなくなってしまった。

で、志緒と琴葉がみこちゃん家に泊まりに行くことになった。 最初はちょいと遊びに、というハナシだったらしいんだけど、 「泊まって行けば」と言われ。

おれが今、ぽつんと家に独りでいるのは、そんなわけなのです。

よっしゃ、これから一丁首都高にでも繰り出すか! とか勇ましいことを思ったりもするんですが、 なんだか結局まったり過ごしちゃうんだよな。 で、まったりしてる分には、普段とあまり変わらん。 つまり、普段から好きにさせてもらってるってコトなのかなぁ。

随分前に、敢えて名を秘す某氏が、

「オレ今日独身なんだよ」

ほー、んじゃ羽伸ばせますなぁ。

「おぅ。帰りに山ほどエロビデオ借りて帰るぜ!」

と豪語していたのを思い出しました。 独りゆっくりとコーヒーを啜り、窓から夜景を眺めながら、 自分に足りないのはそこじゃないのか、と思ったり思わなかったり。 つか思うな。

2004/12/01  二十年

先月、Live Aid の DVD が発売されましたな。 なので?こちらは Band Aid で。 しかしなぁ。Live Aid が 85 年。Band Aid に至っては 84 年。 実に二十年前。いやぁ、トシも取るよなぁ…

なんて言ってる場合じゃない。まさかの Do the know it's christmas 2004 バージョン。歌うは Band Aid 20。発起人は 20 年前のメンバーでもある Bono。

なんて HMV のサイト見ながら書いてるんですが、 ふーん。Original 1984 Version も入ってるのか…

・・・

い、いかん。「カートに入れる」ボタンを押しそうになってしまったっ。


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