Talk to Your Daughter

2004/08 version

2004/08/29  再開

Pulse@横浜 GateWay。

いしださん体調不良のため、集まったのは三人。 ベースが居ないと盛り上がらないこと甚だしいが、 まー音を出すのはリハビリになるし、直接顔を合わせてるから、 選曲等の作業も比較的進むし。

何より、この人たちと演るのは楽しい。早く四人で音を出したいのぅ。

ところで、この GateWay というスタジオ、一年前ぐらいまでは、 割と新しくて良いスタジオなイメージがありましたが、 今日はなんつーかスタッフがマジメに仕事してない感じでイメージダウン。 時間になっても出て来ない馬鹿餓鬼共をさっさと追い出して欲しいんですが、 誰も来ない。結局自分でガバッとスタジオの扉を開けて、「次、待ってまっせ」 をアピール。

スタジオに入ってからも、 「終了五分前」を知らせるストロボがチカチカ点きっぱなし。 小池なんて部屋のライト落としてふざけちゃってるし。 場末のデスコですかココは?つーか。

セッティングしようとすると、前のドラマーがめちゃめちゃな配置にしたまま。 まぁこの時点でスタッフ誰も来てないワケで、 直接スタッフの責任じゃないと言えばまーそーなんだけど、 基本的なマナーを客に守らせてない、ってのはヤな感じだ。

気を取り直してセッティングしてみると、 今度はロータム用タムホルダーのネジがバカになってて固定できず。

これはね、もう、おれに対する挑戦じゃないかと。
ならば受けて立とうと。

そういうわけで、ロータム取っ払って三点セットを作ってみる。

「あ、ロータム無いんだ、じゃ違うフレーズにしなきゃ」と瞬間的に迷ったりして、 いつもとは違う場所の脳味噌を使う感じ。 でも、それはそれで面白い。そして、コンパクトなセットならではの、 コンパクトでラクなフォーム。全てがそばにある感じ。 結構ビートにも(良い意味での)影響があるんじゃないかな。

とまぁ、ひょうたんからコマ。つーか、ドラムはいつだって面白い。

エニグマとの決着を終え、最早キャストパズルに敵は居ないと思われるのですが、 アレ、ちょっと見た目が面白かったりして、コレクター魂を刺激されるんですよね。

で、形が面白かったり、あるいは今までに解いていないパターンだったり、 ということで、ヴィオロン(難易度 2)、ドルチェ(難易度 3)、W-U (難易度 3) をゲットしてみる。

で、どれも 15 分ぐらいで解ける。

うーむ。美味いモン食った方が良かったか… あ、いやいや、アタマを柔らかくしておくことは大事なのだ。 これは決して無駄遣いではない。ないったらない。

でもチョコパフェが三つか四つ…(←未練タラタラ)

2004/08/26  完了

漠然とした心配を抱えつつ、ぼんやりと過ごす。 そんな心持ちの、そんな時間こそ、実はパズルに向いてるんじゃないか。

てなわけで、エニグマ、ついに元に戻りました。 いやはや。とんでもないパズルでした。

他のキャストパズルは、さてもう一度外してみようという時に、 手順がちゃんと分かる、あるいは「一度解いてるからなんとかなりそうだ」 という楽観的なキブンになれるワケですが、

エニグマにはそれがない。外れた時も試行錯誤の末で、 その「試行錯誤」の道筋なんて覚えちゃいない。だから戻すのも苦労したわけで。

三つの「の」が複雑に絡んだ構造をしてまして、うち一つが外れるまでは 「一つ外れりゃ、残りの二つをバラバラにするなんざ楽勝なのによムキー!」 とか思いながらカチャカチャやるわけですが、予想に反して、 一つ外れてからも意外な歯ごたえ。で、最後の一つを外すのに手間取っているうちに、 最初の一個の外し方なんてさっぱり忘れちゃうというシカケ。 え、おれのアタマが悪い?それは否定出来ませんが。しくしく。

それにしても、この外れ方の美しさよ。キャストパズルの中には、 結構無理をして「ごりっ」と外すものもあるんですが、 そういう下品さは、このエニグマとは無縁。

知恵の輪?ガキの遊びぢゃろ、とおっしゃるアナタも、 こいつには唸らされるのではないか、と思うのであります。 この手の遊びが好きな方にはオススメ。一つ、騙されたと思って。 つーか騙してませんってば。このボクが貴方を騙したことがありましたか。 ありませんね。ありませんったらありません。ないって言ってるじゃねーかーっ! (←何故か逆ギレ)

2004/08/24  大人ですから

高校生の頃、バンドの練習をする場所は、校内の「音楽準備室」でした。 音楽室の隣にある、まぁ要するに倉庫ね。音楽室はブラバンが使い、 おれ達軽音部は倉庫。学校側がおれ達をどう見ていたのか、一目瞭然ですな。 こうじゃなきゃ反逆のロック・スピリットは育たないぜ。しくしく。

で、高校生ですから金も無い。そんなわけで、 街の貸しスタジオに入るなんて、もう一大イベントなわけです。 前の日からわくわくしちゃったり。持ち物を確かめたり。遠足かっつーの。

その頃の気持ちを思い出せば、練習にも熱が入るのではないか。

って、そんな風に青くて新鮮な気持ちを、 ひょいひょい都合良く思い出せるなら苦労しないよなぁ。 そもそも、今抱えてるこの赤いストラトは、高校生の頃から使ってるワケだけど、 持った瞬間十八歳になれるワケもなく…

なんて思いながら、ゲイリー・ムーアなんて弾いてみたりすると、 いやいやどうして結構高校生気分…

つかそれは単に「進歩が無い」ってだけだと思います。> オレ
とほほほ。

ま、年を取って失ったものもあれば、得たものもある、と。 あまりに当たり前な結論に眩暈を感じる夜。

すーっげえ久しぶりにジャズラなど購入してみる。
素敵な曲だよね。All the things you are って。

2004/08/23  元気なふり

身体の調子が悪い時は、調子が悪いって言っちゃって良いんじゃないのかなぁ。 弱音を吐かないタイプの人に、その辺どう思うかを聞いてみたい。

2004/08/22  甘くない

じわりじわりと Salas セッションの日が近付いて参りまして。

そろそろなんとかせんとアカンのか、と紙と鉛筆とギターを持って PC の前に座って、 構成をさらってみた。 ついでに、テキトーに誤魔化してたコードを少しマジメに採ってみた。

けどあっさり挫折。ソロに至っては、コピーしようという気さえない。 なんだかなぁ。

セッションは瞬発力だ。毎日マメに弾いていれば、養われている力かもしれないが、 今のおれには望むべくもない。ではそれを補うのは何か。準備だ。 で、準備がメンドクサイ、じゃ救いがないよなぁ。

ということで前言撤回、「セッションは気合だ」と思い込むことにして、 当日までに「気」を溜め込むことにします。 呼吸法とかね。大事になってくるわけですよ。ああ、あれだ。太極拳。 中国四千年の歴史を会得せねばならん、と。

ギター弾いた方が早いって。

今日も今日とて「CD 選んであげる!」な琴葉であります。 そして、本日手にしているのは、嗚呼なんと Blow by blow ではないか。

「かっこいい?」

お前ね、そこに座りなさい。よいか。 このアルバムは、かっこいいとか悪いとか、 そういう次元で語られるモノではないのぢゃ。 これぞまさに音楽史上の奇跡。人類の宝。 これをお前が選んだのは決して偶然ではなく、出会う運命にあった…

「お父さんトランプしよう」

…ヒトのハナシを聴かんか貴様。
どうやら「選ぶ」というプロセス以降は興味がない模様。

ってまぁ、「ほー、人類の宝ですか」って返されても恐いが。

2004/08/21  感謝

朝、目が覚めて、 「あ、生きてた。ありがたい」なんて、普段は思わない。 そこまでギリギリな状態じゃない、と思い込んでるから。

身近な人が入院したことで、 その辺りの想像力が、いつもよりは鋭くなっている気がします。 健康は当たり前のことじゃない。こんな時にしか気付けない自分が情けないけれど、 せめてこんな時だけでも、それを意識してみよう。

あまり病室で騒ぐわけにもいかないから、 琴葉とおれは廊下の椅子に座って時を過ごす。 って、静かに座ってるよーなタマじゃありません。院内を散歩したり、 廊下で身体をくるくる回したり。

「こっちゃんね、もうお姉ちゃんだからね、 いち、に、さん、でぐるんって回れるよ!」

をー、ほんとだ。すごいね。回れたねぇ。

「おとうさんもお姉ちゃんになったら出来るよ!」

ふうむ。それはまた興味深い学説ですな。

2004/08/20  ジンクスに負けるな

「夏風邪は長引く」と言いますな。 でもね、そういうジンクスみたいなモノは、破るためにあるんですよ。 この鍛えぬかれた強靭な身体で木っ端微塵に砕いてやりますよ!

って、風邪かなぁと思い始めて一週間ほど経つんですけどね。
完敗です。

2004/08/19  笑ってお仕事

おれのせいで、 事業部会議の度に誰かがプレゼンしなきゃいけないコトになっちゃったんですよ。

次は誰がやるか?を決めるのが一苦労。みんなやりたくないもんだから、 押し付け合いです。本件に関してましてはワタクシ、責任を感じておりまして。 なので立候補したワケであります。

最初、事業部長は「テーマは何でも良い」と言ってて、 じゃあ「ドラムの叩き方:初級編」や「ファンク・ドラミングの系譜: ハーヴィー・メイソン編」ナドでも良いのか、と思ってたら、 どこかの部長だか課長だかが「自分の業務を紹介」とかなんとか、 ツマラン枠を決めちゃった。馬鹿だなぁ。 なんで面白くなりそうな芽を摘んじゃうんだろ。 ってドラムの叩き方をプレゼンされても困る?それじゃ「多摩川で見られる鳥」 にしときますけど。

で、皆様の発表を見ているとですね。そりゃもうマジメなんですよ。 題名も「XX システムの紹介」とか。 いやまぁ「業務紹介」ですしね。それは正しい、 直球ド真ん中なアプローチなんでしょう。 けれどプレゼンって、エンターテイメントの側面というか、 こう「面白い」と食い付かせる部分も要るんじゃないかなぁ、と思っちゃうのは、 おれがドラマーだからでしょうか。

だから、Power Point で資料作成中、おれが考えていたのは、 「どこで笑いを取るか」でした。 そしてプレゼンの結果、笑いは取れたので、目的は達成できた、と。

エンターテイメントを勘違いしてると思います。> 自分

2004/08/18  謝ってもだめだ

朝、メールをチェックしていると、とある打ち合わせの開催通知が。 「開催日時:8 月 18 日 16:00」そして、 「ご連絡が遅くなったことをお詫び申し上げます」

四時だぁ?夕方の会議は長引いちゃうからイヤなんだよなぁ。 しょうがねぇなぁ。18 日ね。はいはい。18 日…

… 18 日…

…って今日じゃん!

遅くなったことをお詫び、って遅すぎるつーの。 こんなの、ちょっと忙しいヤツなら予定の調整出来ねぇだろーが。 ムチャクチャにもホドがあるぞ。詫びりゃ済むってモンじゃねえだろーが。

決してオレは何の予定も入ってなくて調整不要で、 何だかヒマそーに見えるから八つ当たりしてるんじゃねーぞコンチクショウ。

2004/08/15  こだわらない

きたむらくんにもらった Vectra には 106 キーボードが付いていた。

まー大きな支障は感じないんだけれど、時々恋しくなるんですよね。 左下にある Windows キーが。恋しくないですか。 "Win+M" で全てのウィンドウを畳むとか、"Win+E" でエクスプローラ起動とか、 "Win+L" でロックするとか、便利じゃないすか。

で、ひょいとハードオフに行って、ジャンクを漁ってきた。 109 キーボード、IBM 社製、105 円也。

昔、EPSON の 106 キーボードを使っていたことがあって、 これはダメだった。どうもストロークが自分と合わないらしく、 頻繁に「打ったつもりが入力されていない」というミスタイプをしていた。

まぁでもこんなのは例外で、大抵は困らない。普通の JIS 配列ならどれでもいい。 弘法筆を選ばず。じゃなくて単に、違いの分からない男、なだけ。 こだわるヒトはこだわるんだろうなぁ。クリック感とかさ。

例えば「キー入力速度が 150% アップ!驚異のスーパースピード・キーボード」 なんつーモノがあったら買…わないだろうなぁ。だってなんかそれ、 「速弾き専用ピック」みたいなインチキ臭さじゃないすか。

と書いたらかえって欲しくなっちゃうおれって馬鹿。 どっかにないすか。スーパースピード・キーボード。

あ、スーパースピード「養成」キーボードってのも素敵ですね。 大リーグボール養成ギプスみたいな感じ。 キータッチを異様に重くして指の筋肉を鍛えるとか、 逆に異様に軽くして、必要以上にタイミングやポジションの正確さを要求するとか。

一年後には、もう筆舌尽くし難いキー入力速度になってるわけです。 傍で聞いていると、入力音がドラムロールみたいになってて。 当然ライバルが登場するのね。すげえガタイの黒人とか、長髪のハンサムとか。 みんな「サンダーライトニングフィンガー」とか「ダブルパラディドルディドル」 とか、すげえ名前の必殺技持ってるのね。 そして最後は、勝利の末に腕の筋切っちゃって再起不能。泣ける。

問題は、そんな恐ろしいスピードで、一体ナニを打つんだ、というコトなんですが。

the quick brown fox jumps over the lazy dog

2004/08/14  世の中はクイズ

図書館で借りていた本の期限が今日までだったので、図書館へ。 クイズの本と小説を返して、別のクイズの本と小説を借りる。

キャストパズルなんてモノもありましたが (そういえばまだエニグマが元に戻ってない)、 最近、キブンはなんだかパズルです。すると、日常生活はどうなるか。 先日もこんなことがありました。

会社からの帰り道。菊名にて横浜線に乗車。車内はそれなりの混み具合。 吊革に掴まり、目の前に座った男性を見る。黒いネクタイをしている。 ご不幸があったのだろうか。服のヨレ具合や荷物から察すると、 どうやらこれからのようだ。この辺りで斎場というと… うん、新横浜にあったな。ということはこの人は次の駅で降りる可能性がある。 いや、高い。

そして見事、おれは座って帰ることが出来ましたとさ。 もうね、「浜線のホームズ」とか「町田のコナン」とかね、 そういう通り名でおれを呼ぶ人間がチラホラ出始めてもおかしくないと思うんですが。 不思議なことに、そう呼ばれたことは一度もありません。

せめてここをお読みの皆様は、呼んでやって下さい。人助けだと思って。

2004/08/12  身体に悪い

長期休暇明けの週ってのは、妙に疲れる気がするな。

2004/08/11  今日の意味

どうも、いろんなことにタイミングが合わない日。悲しい。

こういう「谷」の日があるから、それに対する「山」の日があるんだろう。

2004/08/10  今更第二弾

「バカの壁」読了。そして 今更第二段は「話を聞かない男、地図が読めない女」です。 いや、ホントにダイジョブなのか。おれ。

まだ読んでないんですけど、本の中程に「男脳・女脳テスト」 というのがありまして。 30 の三択質問に答えて、答えによって点数が決まって、 その点数で男脳か女脳かを判定する、というもので、 面白そうだったんでそれだけやっちゃいました。

ほとんどの男性は 0 〜 180 点、女性は 150 〜 300 点になるんだそうで。 点数が低ければ低いほど「男脳」度が高く、高いほど「女脳」度が高い、と。 そして 150 〜 180 点がオーバーラップ・ゾーン。

オレ様は男の中の男でありますから、 マイナス 200 点ぐらいじゃないかと思いながらテストした結果、130 点でした。

なんつーか、すっごく普通じゃありませんか。
つまんねぇ。って感想もヘンか。

しかし、「得点が高いほど『女脳』度が高くなり、創造性、芸術性が豊かで、 音楽の分野に才能を発揮する。直感や感覚でものごとを判断し、 わずかなデータから問題を鋭く認識することができる。 洞察力を働かせ、思ってもみない方法で課題を解決するのがうまい」 という解説文は見逃せません。 なんか高い方が良さそうじゃないですか。しかし文章はこう続きます。 「男で 180 点を超える人は、ゲイになる可能性が高い」

嗚呼。おれはどうすれば良いんだ。教えてくれフレディ。

冷蔵庫が、すげえ冷える。

ドアポケットにある飲み物が、 前の冷蔵庫だとこんなに冷えなかったな。なかなかの実力者と見た。 って前のがショボ過ぎたのか?十年以上経ってたしなぁ。

2004/08/09  無人島

若が「 無人島に持って行く十枚」なんてネタを日記に書いてる。

おれもやってみようかなぁ、と手をつけてみて思ったんだけど、 ある意味すごく自分がさらけ出される作業ですね。 だから公表(?)を前提にリストを作る時は、ヘンな邪念、 例えば「コレ入れとくとかっちょ良いかな?」とかね、を追い払うのに苦労しそう。

なんて思う自分は、えーかっこしーなんでしょうね。もちろん悪い意味で。

と、ひょんなことから自分の欠点を見直したりしている、会社復帰初日でありました。 つか仕事しろっつの。オレ。

どういうのを持っていけば良いんだろ。 無人島での滞在期間(一ヶ月なのか、一年なのか、死ぬまでなのか) でも変わりそうだよね。

期間が長いなら「今は良く分からないけど、傑作と言われてるし、 ある日開眼して失神するほど感動するかもしれん。賭けで入れとくか。マタイ受難曲」 なんて選択もあるかもしれない。

つまるところ、「ホンモノを見極める目が、自分には備わっているか」 ってなハナシですかね。深いっす。

帰ったら、冷蔵庫が新しくなっていた。 冷蔵庫というのは「冷媒が落ち着く」までは本領を発揮出来ないらしく、 庫内温度や製氷装置等々が本来の状態になるまで、 夏場は丸一日ほどかかるんだそうだ。なかなかどうして気難しい機械ではないか。

まぁ、後は走りっぱなしで酷使されるワケですし。万全の体制で立ち上がって下され。

2004/08/08  最終日は街歩き

なんかもう、すっげー今更なんですけど、「バカの壁」を読みたくなりまして。 ええ、かなりの今更度なのは分かってるんですよ。 今後、今更度がさらに進んで、 郷ひろみの「ダディ」とか買っちゃわないように気を付けようと、 自分でも思ってますから。はい。

で、あーゆーベストセラーは古本屋にいっぱいあるだろうと、 Book Off や高原書店に足を運んでみるが玉砕。ちなみにダディは沢山ありましたよ。 いや買わないって。

こうなると、なんだか無性に、必要以上に、 欲しくなっちゃうのがおれの性分でありまして、 結局本屋でゲット。

何かの助けになると良いなぁ。

Book Off では Poison (Rebecca) をゲット。大学時代の愛聴盤です。 有名(かな?)な "Moon" はもちろん、"真夏の雨"、"Olive"。好きでした。 "Nervous but Glamorous" は演ったこともあるし。

250 円という値段は、嬉しいような、ちょっと切ないような。

そういえば、こういうちょっとロックっぽい路線はどうなんでしょ?>おぐちん。

とはいえ、「日本」&「女性ヴォーカル」&「ちょっとロックっぽい」 &「演って面白そう」&「かっちょいい」って、ぱっと思いつかないけど。

気付けば、あっさり夕方。夏休み最終日をこんな風に、 すごく普通の週末っぽく過ごすのも、悪くないのかもしれません。

帰り道、近所の神社から炭坑節が聞こえてくる。盆踊り、か。 家に戻って夕飯を食べた後、琴葉と二人で出掛けてみる。

なんとも小さなお祭りで、屋台も数軒しか出ていない。 それも、町内会のボランティアみたいなやつ。 カキ氷でも食わんとキブン出ねーぜ、とブルーハワイで舌をヘンな色に染めていると、 琴葉がめざとくヨーヨー釣りを見つける。 水の入った小さな風船にゴムの紐が結び付けてある「ヨーヨー」を、 こよりの先に付いたフックで釣り上げるアレだ。

丸プールに沢山浮かんだヨーヨーをいきなり手で掴んで、おれに怒られる琴葉。 それは手で掴んじゃダメなの。お金払って釣るの。

「こっちゃん青いのがいい!」

それはおれに釣れと言ってる?この、不器用が服着て歩いてるようなおれに。 「失敗しても必ず一つは差し上げますから!はい 100 円」 というおばちゃんの声に、つい 100 円を出しちゃうおれ。

で、結果はですね、それは聞かぬが武士の情けというものでしょう。 琴葉は青いヨーヨーを一つだけぶら下げてニコニコしてました。とほほ。

いや、あれ、実際釣れるんですか?自分ではかなり上手くやったつもりなんだけど、 あっさり切れちゃったもんなぁ。 きっと、目から鱗が落ちるような、 あっと驚くスペシャルテクニックがあるんだろうな。そうに違いない。 さっきおれの隣で、いとも簡単にひょいと釣っていた、眼鏡をかけた小学生の女の子。 師匠と呼ばせて下さい。

そういえば、この夏休みは琴葉と二人で出掛ける機会が結構あった。 ついこの間まで、早く話が出来るようにならないかな、 なんて思ってた気がするんだけど。

今や叱られてるもんなぁ。

2004/08/07  行きはよいよい

疲れたので本日は一日家でぼんやり。 掃除してみたり、キャストパズルを弄ってみたり。

で、 エニグマ。 最高難易度である六つ星パズル。この一週間ほど悩みましたが、 ってことはつまり藤枝滞在中もそんなコトやってたワケですが、 本日見事ばらばらになりました。いや手強かった。 しかし、六つ星パズル四種類を全て制覇した私に、最早敵は居ない。 私がチャンピオンです。ミハエル・シューマッハに代わり、この私が 「皇帝」を名乗らせて頂きます。

だがしかし。一寸先は闇。奢れる者は久しからず。 まさかこんな苦労が待ち受けていようとは。

エニグマ、元に戻りません。

皇帝失格。

2004/08/06  適切なネーミング

藤枝からの帰り道。「ディスカバリーパーク焼津」なる施設に寄ってみました。 志緒の従兄弟の「プラネタリウムとかね、あるんすよ」という言葉以外の情報は無し。 プラネタリウムは琴葉にはちと難しいかもしれんが、 まぁ「パーク」って言うぐらいだし、何かして遊べるだろ、 と思いつつ行ってみたところ、ほほう、立派な建物が。

プラネタリウムしかありませんでした。

ディスカバリーパーク、ですよ。発見公園ですよ。って直訳するとワケ分からんけど、 ふつーの人はもっと違う施設を想像するんじゃないかなぁ。 あ、隣の温水プールとまとめて、ってことか。 それにしても、やっぱり「ディスカバリー」「パーク」は違和感あるけどなぁ。 おれならもっと別の名前を付けますよ。 もっと分かりやすい名前を。例えば、えーと、

焼津宇宙水泳場

出直します(すごすご)。

2004/08/05  優しくない

藤枝の爺さんは、ちと惚けている。

老人と一緒に暮らすというのは、いろいろと苦労があるんだろうな、と思う。 例えばおれはこの家で、その苦労を背負えるだろうか、いやちょっと無理かも、 などと考えている自分は、なんて冷淡なんだろう、と気付いてブルーになる。

優しいって難しい。

2004/08/04  お出かけ

ちょいと藤枝まで行ってきます。 この時以来か。

2004/08/03  落ち着いて食わせろ

墓参り@小平。で、帰り道に回転寿司なるものを初体験して参りました。 え、今更?いや、ワタシ、「お前そんなことも知らんのか?」みたいなコト、 いっぱいあるんですよ。ふぐ食べたことないし。ホッピー飲んだことないし。 狭い食生活、そして人生を送ってます。

で、結論。美味い不味い以前に、回ってくる寿司をひょいと取って食べる、 あるいは注文したものが回ってくるのを待つ、というシステムが、 おれには全然合わないということが分かりました。

注文したものが、よそ見してる間に通り過ぎちゃったら、 もう一周待たなきゃいけないんですよ。そんなの辛気臭いじゃないですか。 なので視界の片隅で、流れる寿司を常に監視してたりして、

落ち着いて食ってられねえっつの。

いや、その割りには結構食ったけどな。
寿司に混じってケーキが流れてきて、思わず取っちゃったし。

肉親との諍い。非常に後味が悪くて重いのは、逃げ場がないから、だろうか。

2004/08/02  叱られて

なぁなぁ、おれと一緒にさ、

「『おれ』じゃないでしょ!」

す、すいません。ってそんなに怒ることないと思うんですけど。 えーと、おとーさんと一緒にさ、ちょっと出掛けようぜ。

「『ぜ』はダメでしょ!」

あわわわ。わ、ワタクシと一緒に表へ出掛けませんか。

ってのも、娘に対する言葉使いとして如何なものか。オレよ。
しかしナマイキなっ。

クルマで出掛ける時は、ラックから CD を選ぶ、 というおれの行動パターンを覚えたらしく、最近は 「こっちゃんが CD 選んであげる!」が得意技。 で、丁度目の高さ、手の届きやすい所に "F" や "J" があるので、 例えば「ジャコ・パストリアスの肖像」 ばっかり聞かされちゃったりするわけであります。 いや、確かにすごく良いアルバムなんだけどね。こないだも聞いたしさ。 他のにしてよ。

「じゃあこれ」

むむぅ。そ、そう来ましたか。

「かっこいい?」

かっこいいよ。なかなか理解されないこともある人だけど。

「おひげはえてるねぇ。なんていうひと?」

フランク・ザッパ。覚えた?

「ふらんくざっぱ」

ボクは今日も正しい教育をしています。

しかし、子供がモノを覚える様ってのは見てて面白い。 今日もこんなことがありました。 琴葉が手にした CD を見たおれが、「あ、お前ソレはさ」と言いかけたところ、

「これは四曲しか入ってないからすぐ終わっちゃうんだよね」

…分かってるなら持ってくるなよ…ってよく覚えてたな。 ちなみに手にしているのは Gallows Pole。

「誰が歌ってるの?」

ロバート・プラントだ。
こうして今日も無駄な知識を増やす琴葉であります。

人類の健康を支える飲料、カルピス。皆様もご愛飲なさっていると思います。 夏は氷を入れて、冷たく頂く。これがスタンダードスタイルですね。

ところが我が家の冷蔵庫には、氷が常備されていない。 氷を保管するための箱が冷凍庫より撤去され、 そこには別の食品がぎゅうぎゅうと押し込まれている。要するに容量不足なのだ。

カルピスに入れる氷がない。冷蔵庫購入のための、 これほど真っ当で切実な理由が、他に存在するでしょうか。いやない。

というわけで、 日立 R-S42SPAM をお買い上げ。 -35℃の冷気でハイスピード冷凍プロフリーザだ! みずみずしさと栄養を守るビタミンイオン野菜室だ! ノンフロンやおさえめボタンで環境にも優しいぞ! これでフトコロも氷点下だ!(とほほ)

家に来るのは来週。楽しみ楽しみ。

2004/08/01  デート

女の子と二人でドライブしたり公園に行ったりするのを「デート」と呼ぶならば、 これも立派なデートであります。 年が 30 以上離れてて、行ったのは 町田リス園だけど。

ここ、リスが放し飼いになっていて、 餌(ひまわりの種)を直接あげられるコーナー(?)があるんですね。 コーナー入り口で、お姉さんが「来るのは初めてですか?」と声を掛けてくる。

「この手袋をして、手袋の上に餌を置いて、 そうしたら地面に手を置いちゃって下さい。 園内を走り回らないで下さいね、リスを踏んでケガをさせちゃったりするから。 わかったかな?」

という説明を神妙な顔で聞いて、最後にでっかい声で「はい!」と返事。 手袋を着け、その上に種を置いてやると、リスが早速やって来る。 自分の手から、器用に種を持って行って齧るリスを、目を丸くしてじっと見る。

「あ、リスさん落としちゃったね!」

違うよ、それは殻。中身を食べて、殻だけぽいって捨ててるんだ。

「上手だねぇ」

琴葉と二人、クルマに乗って遊びに行くというのは、考えてみればこれが初めて。 初デートというのは楽しいもので。


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