You Know What I Mean

2003/11 version

2003/11/30  ハードロック・ブルース

ハードロックに関する、どこか憂いのある文章に付けるタイトルは何だろうと考えて、 今日のタイトルは上記のようにしてみたのですが、 何だか分からないモノになってしまいました、というのはサテオキ、 今日は冷や水@町田 Act。

例えばフュージョン、 16 ビートの複雑できらびやかなフレーズに比べりゃ、 ハードロックなんざ子供の遊びだぜ、と思っている方が、もしもいるとしたら、 是非考えを改めて欲しい。

ハードロックにはハードロックの難しさがある。 確かにフレーズはシンプルかもしれないが、 そのシンプルなフレーズにハードロックらしいフィールを叩き込むことは、 なんでーこんな簡単なパターン演ってられっかよーオレはガリバルディ命だぜ ホントはもっと難しいコト出来るんだっつの、 なーんて下品なコトを考えていては到底不可能なのである。

重要なのは、単にそのフレーズ単体を叩けるかどうか、ではないのだ。 曲に一番相応しいフレーズを、相応しい瞬間に自分の引き出しから取り出し、 相応しいフィーリングを吹き込むことが出来るか、なのだ。

とかなんとかエラそーなコトぶっこいてるオレよ。 数曲でいきなり、指にでっかい水ぶくれ作ってる時点で 地の果てまでも、海より深く、駄目なんじゃないか?

ええ。そうです。反省の意味を込めて、本日私は文章を綴っているのでございます。

夜、一人ドライブ。東名 〜 3 号渋谷線 〜 C1 〜 1 号羽田線 〜11 号台場線 〜 湾岸線。空いてる。楽しい。

2003/11/29  暇つぶし

12 ヶ月点検@Netz。オイル替えたり、ブレーキを調整&クリーニングしたり。 結構変わるもんだ。

点検に要する時間は一時間ほど。あまり天気も良くなくて、 散歩という気分でもなく、ぼーっと店内で過ごすことにした。 椅子に座っていると、店の人がコーヒーを出してくれた。 椅子の脇にはマガジンラックがある。 「2003 年モーターショー公式パンフ」「トヨタ F1」 なんて冊子をつらつらと眺めていたのだがあっさり読み終わってしまう。 他には何があるんだ? 週刊文春? 女性自身? うーん。

しばし悩んだ後、「Saita」 という雑誌を手にとってみた。何故かってそりゃ、 おれから一番遠くに存在していそうな雑誌だったから。 女性向けの情報誌、とでも言うんでしょうか。 「到着してから帰るまで、癒されっぱなし!きれいな露天がご自慢の湯宿62」 「腹筋が苦手な人でも大丈夫!1日3分のタイツエクササイズですっきり凹(ボコ)腹!」 「15分でできて、詰めテクいらず!おかずのっけの毎日お弁当」 とまぁ、そんな感じのノリです。

そんな中に「着やせ度、最高!今年の冬は、これが正解! 脚細ジーンズ&肌見せニット最強89枚」という特集記事が。

いろんなシェイプのジーンズをモデルさんがはいて、 これは短足に見える、だの、これはずん胴に見える、だの、 一つ一つの写真に細かい説明つーか余計なお世話つーかなキャプションが付いてて、 「だからブーツカットでキマり!」 という結論になってます。 流行ってのはこんな風に作られていくモンなんでしょーか。

その昔、スリムだのストレートだのが流行っていた頃は、 どんな記事が書かれていたのでしょう。 「ストレートでキマり!」 なんて書かれた記事を信じてストレート買い込んで、 今でも愛用している方がこれを読んだら、いったいどんな反応を示すのでしょう。 興味深すぎて夜も眠れません。

ニットの方もすごいことになってます。デザインの異なる数種類のニットを、 体形の異なる数人の女性が着て、このデザイン、 こっちの人は肩のラインが協調されるからダメだけど、こっちの人はシャープで OK! とか。

えーと。その、なんですか。女の人って大変ですね。

え、男も気にしなきゃいかんのですか? しかし、ここまできっちりと 「自分に合う服」を追求するのってものすごく大変なコトでは? 少なくともおれにはすごく難しく感じるなぁ。

雑誌を閉じて、そういえばチノパン欲しいなぁ、とか思う。 何故かってーと「裾が擦り切れちゃったから」という、 Saita の編集長にぶっとばされそーな理由だけどね。

2003/11/27  組み合わせ

「ホームページ」という言葉、 当初は、ブラウザ起動時に最初に表示されるページの意味だったが、 転じて Web サイトのトップページのことを意味するようになり、 さらに、Webサイト・Webページの同義語として用いられるようになった

e-Wordsは語っておるのであります。 そしておれの記憶でも、それは正しいと思われるのであります。

で、その元々の意味でのホームページの話。 普通は、所謂ポータルサイト、つまり検索エンジンやリンク集、ニュース等から成る、 WWW への入り口となるようなサイトをホームにしておくのが、 まぁ一般的と言えましょう。

ところが。

イカレた、あ、もとい。間違い。今のなし。イカシたウチの嫁は、 さすがに一味違います。嫁のホームページは ここです。 彼女愛用の Internet Explorer を起動するってーと、 いきなりこのページが現れるのです。おいしそうなので幸せになれるそうです。

いいのかそれで? ホームページというモノの意義を分かっておるのか? というのは置いておいて、ロイズのチョコレートは美味しい。 生チョコレートが有名ですが、 それ以外にもいろんな種類のチョコレートを扱っています。

その中に。
「ポテトチップ・チョコレート」なる一品が存在するのであります。

この世があと三時間で終わるとき、突然目の前に神様が現れて、 たった二つだけお菓子を好きなだけ食べてよい、と言われたら、 おれは迷わずチョコレートとポテトチップを選ぶでしょう。 それほど思い入れのあるお菓子なのです!おれにとって! ってビックリマーク付けてまで言うことなのかよと思った画面の前の貴方。 貴方は甘すぎると断言せざるを得ない。だってこの場合のツッコミは、

つーかそれ、お菓子食ってる場合なんすか

でしょ? ね? 貴方の負けです。おれは勝ち負けにこだわるタチなんです。 って自分で何を書いているんだか分からなくなって来ました。 えーと、ポテトチップ・チョコレートですね。いや、二つとも大好きなんですけど、 だからってそれをくっつけちゃうのは如何なものか。チョコは甘く、 ぽてちはしょっぱい。ちょっと想像が付かない。

ロイズのサイトって通販も出来るんですよね。昨今では当たり前なのかもしれません。 そして嫁ときたら、毎日 Web ブラウザを立ち上げるたびに、ロイズ。 「ショッピング」のボタンをぽちっと押してしまうのは最早時間の問題だった。 そして好奇心旺盛な嫁がこのヘンテコリンなお菓子を選んでしまうのは必然だった。

そして今。おれの目の前には。問題の一品が。

でね、いきなり結論なんすけど、これ、メチャクチャ美味いっす。 本当に名前の通り、 ふつーの塩味ポテトチップ(ギザギザカットの、ちょっと厚めのチップ)の片面に チョコレートがコーティングされてるだけ(?)なんだけど。

目からウロコ。この組み合わせを発見した人は偉い。 田中さんに続くノーベル賞候補に、おれ的にはイチオシです。

2003/11/25  Lovely day

今日はとても良い日でした。

悲しいことがあったって、物事が思う様にいかなくたって、 おれが良い日だと言ったら良い日なのです。

で、Bill Withers のこの曲を聴いてみたりするわけです。

2003/11/24  役不足その2

一昨日は表(ん? ハガキってどっちが表でどっちが裏?)を刷りましたが、 今日は裏、つまり宛名を刷りました。 そうです。今日もまた、「フォトプリンタの最高峰」であるトコロの 950i は、 カラープリンタとしての素晴らしいポテンシャルをひた隠しに、 黙々と黒い字を刷り続けるのであります。健気だ。その健気さに思わず涙が出ます。

あ、ところで、友人がプリンタを買いましてね。 その際におれ、ヨドバシカメラまでついて行きまして、「印刷が早い」 「インク詰まりが比較的少ないらしい」などのセリフを耳元で囁いた結果、 サブリミナル効果というんでしょうか(いわない)、 見事、Canon の 860i をお買い上げになったんですが、 こういう場合褒賞金とか出ないっすか、K 君。 いやあえてイニシャルにしてますが分かっているはずだ貴方ですよアナタ。 今度焼肉おごってください。

2003/11/23  協調

おぐちんのトコロへ遊びに行く。 そこで、同席していたベーシスト、おーたけ氏が言うのです。

「オレ、バスドラと合わせよう、とか思わないっすもん」

いやぁ。ほら、やっぱり合わせることも大事なんじゃないすか。 ね。アンサンブルはその、仲良く。和を持って尊しとなす。 だからボクは思いますよ。

ちゃんとオレに合わせろよゴルァ

と…なんか間違ってます? (間違ってます)

色々話してみると、おーたけ氏、音楽の趣味が素敵です。 セッションしたら面白そうだなーと思いました。はい。 そういう意味ではやはり、 セッションして頂けるような協調的な態度って大事ですよね。 ってなんか論点がズレてる気がしますが気にしない。

2003/11/22  役不足

役不足。誤用の多いことで有名な言葉っすよね。 えーと、今回の場合は正しいのかな?

喪中ハガキを作ったんですよ。 インクジェット用ハガキを買い込んできて、 以前送られて来た何枚かの喪中ハガキを参考に文面作って、 Word でレイアウト作って、印刷して。 印刷はもちろん、自慢の Canon PIXUS 950i っすよ。キャッチコピーが「存在感のある写真へ」っすよ! 「究極の美しさへ」っすよ!!「フォトプリンタの最高峰へ」っすよ!!!

今回は文字オンリー、それも黒一色だけどな。

今回使ったハガキは「ハート」というメーカのものでした。 で、全部刷り終わった後に、ハガキのパッケージを眺めてみると 「テンプレートダウンロード」なんてシールが張ってあって、 シールには URL が書いてある。

刷る前に気付けよ。

つーのは置いておいて、つかそれを今から嘆いても仕方がないので、 心を前向きに持ってそのサイトを訪れてみることにしました。 なるほど、 喪中ハガキのテンプレートもあります。 ダウンロードすると、十種類の文例が入っています。

まぁ、喪中ハガキの文面なんて面白いもんじゃありませんが、 いや、面白いとマズいというハナシもありますが、 それにしても良く言えば無駄を削ぎ落としたシンプルな味わい、 悪く言えば、これをそのまま使うと、なんだかすっげえやる気なさそうな、 しょうがないから出してますテイストが迸っちゃいそうな文例が 混じってるような気がするんですけど、気のせいですか?

2003/11/18  欲求不満なのか

夜。家へ向かって街を歩いていると、おねーさんが「ホンバン、ドーデスカ?」 と、もー剛速球ド真ん中勝負!みたいな声をかけてきた。 何も聞かなかったことにしてそのままの速度で通り過ぎた。

普通それで諦めるものじゃないですか?そーでもない?

何故か今日は「ホンバン、イチマンエン!」と食い下がられる。 やっぱ不景気ですし、おねえさま方も営業活動に必死なんですよね。 そういうことなんですよね?

その、おれがすっげえモノ欲しそうな顔してるとか、 如何にも女好きなオーラを発してるとか、そういうことではないですよね? とほほほ。

2003/11/17  Synchronicity

数日前、番組名は知らないがとにかく歌番組に、Sting が出ていた。 広いスタジオセットの真ん中にぽつんと置かれた椅子。 そこへただ一人座ってアコースティックギターを抱え、歌うは Roxanne。

年、取ったなぁ。いや、薄くなった髪や、深い皺、 インタビューでの落ち着いた受け答えにもそれは感じるんだけど、 なんと言っても年を痛感させられるのは、

Roxanne を 1 オクターブ下げて歌ってる。

でもね、これが意外に良い感じなのだ。アコギ一本弾き語り、 というアレンジと低い声が、元々この曲が持つメロディの良さを引き出している。

なかなかどうして、すごいことなんじゃないかなーと思うんですが、どうですか。 例えば皆さん、カラオケで歌い慣れた十八番を、オクターブ下げて、 良い感じで歌えます? おれは自信ないです。 つかおれの場合はその前に、カラオケそのものに慣れてないという問題がありますが。

で、今朝。ヘッドホンステレオから流れてくるのは Police のライブ。 弾き語りの Roxanne は渋くて良かった。 けれど、最早 Police というバンドが昔のように活動することはあり得ないのだな、 なんてコトをしみぢみ思ったりもする。

スチュワートにこれでもかと煽られ、 馬鹿野郎オレがてめえに負けるかよこの馬面! とばかりにテンションを上げまくって突っ走り、 ハイトーン・ヴォーカルをを炸裂させる Sting。 One! Two! Three! の掛け声から Synchronicity I で疾走する、 髪の毛をブッ立てた Sting。そんな彼は今、想像できない。 いや、ブッ立てる髪が無いからじゃないぞ。

あの時代、Sting が、あの尖がったスタイルを持ち得た時、 そのスタイルを最大限に活かせるメンツがそばにいて、 実際に出て来た音も完璧だった。 たまたま全てのタイミングがぴたりと合った、あの時代にしか出せなかった音。

思えば、ラストアルバムのタイトル "Synchronicity" つーのも意味深だのぅ。

さて、自分はどうだったか。 ただ音数が多ければ、音量がデカければ、フレーズが複雑ならば、 エラいと思っていたあの頃の、恥ずかしい、青臭いドラムは、

今でもあっさり叩けるような気がして鬱です。どよーん。

2003/11/16  Don't give it up !

昨日の続き。こう↓の方が、
T ----|-------------------------|----------------------
  ----|-------------------------|----------------------
A ----|---------------3-7-5-3---|-3---3----------------
  ----|---5-9-7-5---3---------5-|-------5-3---3-----5--
B --3-|-5---------5-------------|-----------5----------
  ----|-------------------------|----------------------

ラクかな? 左手のストレッチさえちゃんと出来れば。
よっしゃ。ラリーの背中が見えてきたぜ(きてねーよ)。

保土ヶ谷バイパス経由で二俣川へ行き、サンハートへ辿り着くと、 In a Sentimental Mood を演っていた。そして MC。 「最後の曲です、Take the A Train!」 ライブの後、機材を持って帰るために アンコールを含め二曲半だけ、取り敢えず観ることが出来た。 YSL コンサート。

ランニングベースを弾きちぎる志緒を観て、いつの間にか上手くなっちゃったねぇ、 としみぢみ。

そんなわけで、行き帰り共、一人ドライブ。結構楽しいのはライダーの血か?

2003/11/15  Don't give it up ?

ぼんやりと "Larry Carlton" を聴いている。 むか〜しからの愛聴盤だけど、 そういえばギターをコピーしたことってあまりないよなぁ、 Room 335 のテーマぐらいか、てなコトをふと思い、 たまたまその時かかっていた Don't give it up のテーマを採ってみた。

難しいでやんの。

人差し指と小指(!)のジョイントを駆使した、弦跳びの塊のようなフレーズ …だと思うんだけど、違います?ギター弾きの方、突っ込みプリーズ。 ちなみにテーマ冒頭、こんな感じではないかと…もっと上手いポジショニング、 あるんかなぁ。

T ----|-------------------------|----------------------
  ----|-----------------3-------|----------------------
A ----|-----4-2-------3---5-3---|-3---3----------------
  ----|---5-----5---3---------5-|-------5-3---3-----5--
B --3-|-5---------5-------------|-----------5----------
  ----|-------------------------|----------------------

…ちきしょう。とてもじゃないが、いきなりあのテンポじゃ弾けねえよ。とほほほ。 と、悲しい心持ちで、改めて曲名を眺めてみるってーと、

なんか馬鹿にされてるよーな気分になるんすけど。

2003/11/13  The Battle of Evermore

批判は、問題点を浮き彫りにしてくれる。 だからとてもありがたいし、それはきっとプラスに転化できる。

なんだけどさ。それは分かってるんだけどさ。

もうアタマっから批判的な、 アレもダメコレもダメ的意見を投げつける人と闘うのは、 ホントに疲れるんですよ。

ここがダメ、ならばどうすればカバー出来るか、 その結果現状がどれだけ改善出来るか… そういう「前へ踏み出す」作業は自分と関係がないと、何故思ってるの?

2003/11/12  フィールド・ノート

【県 名】神奈川県
【場 所】多摩川
【環 境】河川
【年月日】2003.11.12
【時 刻】12:00
【天 候】晴れ
【観察者】りお
【観察種】カワウ, ダイサギ, コサギ, アオサギ, ヒドリガモ, ハクセキレイ, ユリカモメ, スズメ, ハシブトガラス、ラジコン飛行機
【備 考】ラジコン飛行機って、 プロポからどのくらい離れることが出来るんですかね? 川幅は相当広いんだけど、 川の中ほど、いやもっとか、ぐらい、 それもかなりの高度を保ってくるくると曲芸飛行を繰り返す飛行機。 電波が届かなくなってコントロールを失って墜落したりしないんだろーか、 とハラハラしながら見物。

これが意外に落ちないモンなんですな。大したもんだ。 十分ほど後、岸へ近付き、徐々に高度を下げ、着陸態勢。 やー無事に戻ったねぇすごいすごい、と思って見てたら、最後の最後、着陸の瞬間、 着地に失敗して一回転してました。慌ててすっ飛んで来て、 機体の歪みをチェックするパイロット(っていうのか?)。

ははは。って笑っちゃいかんか。でも、心のどこかで「コケちゃったりしないかな」 と、期待…とは言わないまでも、そんなことを想像していたりする自分。 そんな、意地の悪い一面に気付かされる、のどかな昼下がり。

帰りの電車は、疲れたサラリーマンのため息に満たされて、 それはまったりとした空間なのです。そこへ突如登場した女子中学生二人組。

「もうさー、ちょームカつくんだよウチの親!ケータイ駄目とかゆーんだよー」
「えー」
「中二だよ中二、当たり前じゃんケータイなんて!」
「だよねーみんな持ってるよー」
「そうそう!なのにさーウチの親『お前の言うみんなは信じられん』とかゆーの! 信じられないのはそっちじゃん」
「うちも言うよ、みんなって誰だ、どうせ二〜三人だろとか。むかつくよねー。 みんなっつったらみんなだよ、カヨちゃんでしょ、フーコでしょ、ユウユウでしょ」
「むかつくよねー」

えーと。三人じゃないっすか。とおれは思いましたつーのは置いておいて、 車内の空気は盛り上がる二人とは相対的に、加速度を増して、 まったりと、重たく沈んで行くのです。

それも、妙な一体感を伴って。

2003/11/11  Naked

やぁみんな(←フランクに始めてみた)。今日は「ポッキーの日」だよ。 "1" が並んでるとポッキーに見えるから、っていう無茶な理由で、 平成 11 年に江崎グリコが制定したんだ。"1" なんて煙突にだって見えるじゃないか、 と思って調べてみたら驚愕の事実、 今日は「煙突の日」でもあるんだ! と、本日のトリビアはこのくらいにして、 元気に Let it be naked は聴いてるかな? ボクは聴いてないよ。

聴いてないわけじゃないか、 The long and winding road のサワリだけ、TV のニュースで耳にしました。 シンプルなサウンドが、逆にしみじみとした雰囲気を醸し出して味わい深い仕上がり、 という言い方も出来るかもしれませんが、 うーん、やっぱりあの大袈裟な、 一歩間違えるとこっぱずかしいストリングスが無いのは、 そのなんていうか、 フレディからもっこりタイツも王様コスチュームも取り去っちゃったよーなモノでは? 本質はあの素晴らしいヴォーカルだけれど、もっこりも含めてフレディ。

あ、いや、まぁどっちでも良いんですけど。こだわり、ないです。

という自分の反応を通して改めて分かったのは、 おれはビートルズファンじゃないってことです。

でもさ、どうなんだろ。ファンは買うんですか? 当然のように買うのがファンってモンなんですか? だって、メンバーの演奏そのものは変わってないんでしょ? 所謂リミックスとかリマスターとか、そーゆーモノに毛が生えたよーなもんでしょ。 だったら別な、もっと楽しいことにお金使いなさいって。 例えば、ジェフ・ベックのブロウ・バイ・ブロウ。 この名盤から、 ビートルズとの仕事で有名なジョージ・マーティンがアレンジしたオーケストラを、 ざっくり削った "Blow by blow naked" が出たとしたら。

一週間昼飯抜いても買います。

2003/11/10  手段と目的

普段、家で手元に置いて使ってるのが こんな マシン。そいつに Linux 突っ込んだりしてるワケですが、 いかんせん五年も前に発売された、中古のボロマシン。パワー不足は否めません。 で、この間買った日経 Linux をポテチ食いながらほよーんと読んでいたら、 Dilloというソフトが紹介されている。 「軽量ブラウザ」だそうだ。 ありがたいことに、日本語化パッチ や、そのパッチを rpm 化 したものまで存在する。早速ダウンロードして rpmbuild --rebuild して rpm -Uvh。

ほほー良い感じじゃないすか。よかったよかった。 このマシン、最近結構安定しちゃってたからなぁ。やっぱこう、 例えばなんかインストールして、上手く動くのかっ? と手に汗握ったりしたいっすよねぇ。 いやー楽しい楽しい。じゃ寝るか。

ところで、コンピュータってーのは、何のために在るものなんでしょうか。

ちなみに、上記日経 Linux 12 月号、特集記事は 「低スペック PC 活用ガイド〜チューンアップして使い倒そう」です。 この手のビンボ臭い記事にめっちゃ弱いオレ。とほほほ。

2003/11/07  貴方を癒したい

今日散歩してて突然思いついたつーかこれはもう神の啓示?って感じなんすけど、

私、今後は和み系、癒し系というキャラでいきたい、と。

この「癒し系」という、程良く死にかけた語感が良いでしょ? もう、これで行こうと。そういう決意なわけです。 癒しちゃうんですよ。会う人会う人を、ばったばったと。 ちぎっては投げちぎっては投げ。

そういう固い決意ですから、今後私に会うようなことがあったら、 こりゃもう癒えなきゃいけないんです。強制的に。 会って顔を見て、目と目があった瞬間に貴方はホッとせねばならない。 身も心も疲れた寒い夜、可愛い彼女に、あるいは素敵な彼氏に、 暖かいココアをすっと差し出してもらった時のように。 肩の力がすっと抜けなければならない。 思わず柔らかい微笑が浮かばなければならない。 その時、サンバ踊り出したいぐらいハッピーな心持ちだったとしても、 そんなことにはおかまいなく 「そうだよな、つらい日もあるさ、でも明日はやってくる、明けない夜はないんだ」 とかそういうことをしみじみ思って遠くを見詰めねばならない。 もう一度言いましょう。貴方は、私に、癒されなければならないのです。 絶対に。Must。

そして私は癒し王、和みキングの名を欲しいままにするのです。
和まなかった日にゃタダじゃすまんぞ覚悟せえよコラ。

2003/11/05  童心

昼休み。散歩の途中、道沿いにある小さな公園に入ってみる。

誰もいないのを良いことに、鉄棒で逆上がりを試してみる。 以外にあっさり成功する。成功に気を良くして、今度はブランコを試してみる。 思い切り漕いでみると、これがなかなか爽快である。調子に乗って続けていたら、 昼食直後だったことが災いし、酔って気分が悪くなる。どんより。

絶叫マシンフリークのおれとしては屈辱である。 つーか、ブランコって侮れないのでは?

と、ブランコに座りながら眉間にシワを寄せ深く思索に耽っていたら、 いつの間にかそばに小さな女の子がちょこんと立って順番を待っていた。

ごめんごめん。

例えば、丸々一ヶ月間ドラムに触らなくたって、 8 ビートの叩き方を忘れることはないだろうけど、 タッチは悪くなるだろう。人はどんな順番で、ものを忘れていくのだろう。

2003/11/04  漠然と

「ビジネスマンとしての性能」なんてことを考えてみたり。

Weather Report (1982)/Weather Report とか、
アンテナ/田口ランディ とか。

「芸術の秋」「読書の秋」をお手軽に。ビバ中古。

2003/11/03  Freeway Jam

そしてクルマはとてもキレイになって戻って来ました。
嬉しさ半分、寂しさ(懐が)半分。

とあるスーパーに寄ったら、Freeway Jam が流れていた。 と言っても、スーパーの BGM でアリガチな、どこかの誰かが打ち込んだ 演奏だけど。

でも、これがなかなか一生懸命コピーしてて。 ベックのギターパートもキーボードなんだけど、 アームのぐにょぐにょしたフレーズも頑張って再現している。 このヒト、相当なベック好きか、あるいは相当な負けず嫌いとお見受けした。 その熱意に打たれた。

つーか、笑った。

やっぱりベックは偉大だよ。これだけ一生懸命コピーしても、 いや一生懸命になればなるほど、コピーはギャグにしかならん。 その瞬間のヒラメキが、直接指から放出されているような演奏が、 そりゃ再現できるワケもなく。

なんて思いながら、醤油のビンを持ったまま天井のスピーカを睨みつつ立ち尽くし、 ニヤニヤしていたので、 周りのオバサマ達にはヘンなヒトだと思われてしまった可能性がある。 しばらく あの三徳には行けん。

2003/11/02  Play with me

琴葉と二人で公園へ。

追いかけっこをしたり、どんぐりを拾ったり、小川の水に触ったり、 肩車をせがんだり。全てに一生懸命で、体中で笑う。 とても可愛い。

と思うでしょ。ところがこれがそーでもないんだ。
さぁ琴、そろそろ帰ろう。

「やだ」

やだじゃないよ。おれもう疲れたもん。

「やぁあ〜だ! まだ遊ぶ」

なんじゃその「やだ」のパワーアップバージョンは。つか逃げるんじゃないっ。 あ、そう。じゃおとーさん帰ってウェハース食べよ。動物ビスケットも食べよ。 あーこっちゃんはいらないのかなーもうオヤツの時間なのになー。

「…こっちゃんもたべる」

今のところ、こんな単純な手に (相変わらず) 引っかかってますが、ま、そう長くも使えないんだろうな。

公園からの帰り道。

「たかいたかいするの」

えー、さっきもしたじゃん。おとーさん腰痛くなっちゃうもん。だめ。 ちゃんと自分で歩いて下さい。

「おとーさん腰痛いの? (おれの腰をなでながら) 痛いの痛いの、とんでけー!」

をー、ありがと。やさしいね。

「たかいたかいするの」

…痛いのは治ったので肩車 OK、と。そういう論理ですか?

てなわけで、おやつの時間。たくさん運動したから水分が必要じゃ。 お茶飲め。今すぐ飲め。

「きゅっきゅっきゅーのXXX、今すぐコール!」

コマーシャルのマネをするのはやめなさい。で、飲みなさい。

「うめーっしゅ!」

やめろというに。


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