My Favorite Things

2002/05 version

2002/05/31  無駄を反省する

今日の無駄。首都高バトル(1)の攻略本、古本屋にて購入。100 円。

…いやその。昔けっこー好きでそれなりにやったゲームなんですけどね。 公式ガイドブックなるものが存在してるらしいんだけど、古今東西の本屋/古本屋で ついぞ見かけたことがないという幻の一品でして。多分、ほどなく「首都高バトル 2」 が出て、(1) は店頭から姿を消して、攻略本も一緒に消えて、だからそもそも 出版部数がめっちゃ少なかったのではないかと想像されますが真実や如何に。

さて、小杉の商店街の外れに、小さな古本屋があるんですよ。 中はもう、ワンダーランドです。取り敢えず、文庫と雑誌と一般書がエリア分け してありますが、並び順はもうメチャクチャ。目当ての本を探す場所では ないのです。言うならば、賭場。たまたま見た棚に興味をそそられる本が存在するか どうかという博打を楽しむ場所。

この戦術、結構ヤラれ易いので要注意ですよ皆さん。 ちょっとアタマに引っかかってた、ぐらいの大して必要ない本でも、 「あった! こ、これなんだ! おれが捜し求めていたのはこれなんだーっ!」という キブンになってハイ、アンタの負け。

はぁ。おれの負けです。

今日の無駄その 2。Windows XP のコマンドプロンプト環境で、MS-DOS 時代の エディタを動かすために努力する。以下ソレ系のハナシです。ソレ以外の方 すみません。

昔(10 年ぐらい前か)、MS-DOS 用の emacs モドキを使ったことがあったなぁ。 vi もあったよな。今でも Vector とかに置いてあんのかな。を、あったあった。 vi はサクっと動いたぞ。emacs は…あ、この NG ってヤツだ。懐かしいな。 うわっ。ダメだ。これはえーと、エスケープシーケンスが効いてないのね。 どーすりゃいーんだっけ…(WEB で検索)…あ、ansi.sys ね。こんなの XP にも付いてんのか? あるじゃんあるじゃん。これをどーするんだっけ。 10 年前の記憶を辿る辿る。adddrv コマンドだよな。キャラクタ型のデバイスを 後付するやつ。これで組み込んで…うぉぉー!動いた!

絶対に使いません。

なんつーか、「次に繋がる無駄」と「単独純粋無駄」があるような。 今回のは後者だろうなぁ。ん? そもそも「次に繋がる」ものは「無駄」じゃないのか。

ここの文章は?

2002/05/30  物書きの勇気

今日は昼、志緒のところになおさんとあゆちゃんが遊びに来た。らしい。
いろいろと裏話もしていった。らしい。

その裏話を聞いて、おれもまぁ思うところはいろいろあったんだけれど、 ここには書けない。

考えてみれば、こんなところで日記めいたものを書いているけれど、 書いていないこと、書けないことなんてたくさんある。 裸の自分を叩きつけることは難しい、というか怖い作業だし、得るものと引き換えに 失うものも大きいだろう。

物書きってのは本当に、自分を切り売りするような仕事なのだ。

2002/05/29  突然のエンディング

とある小説を読んでたんですね。電車の中で。
だいたい真ん中辺りのページまで読み進めたところ。

主人公の恋人が異国で失踪する。苦しい日々を送る中、主人公が出会うのは 一人の女。以前恋人が、所有していた土地を売った相手の妾だ。

それで?それで?ここからどんな展開が?と思いつつページをめくったら、

物語がそこで終わってました。え?

長編小説だと思ってたら、中編が二編納められた本でした、ってだけなんですけど、 奇妙な開放感に包まれるおれ。ってヘンですか?

水戸黄門を見ている時、45 分ぐらいになると「そろそろだな」と感じる、 というのはよく言われることですが、本を読む際にも半ば無意識のうちに 「今中盤、これからどう盛り上がるのか」なんて、 残りの長さを量っているんだなぁというのが今日の発見。

9 月にライブを予定していた The Pulse ですが、12 月に延期されました。 原因は、「二人同時に別のリハに参加できない、というシバリが予想以上に キツかった」ということで、要はおれの見通しが甘かったってハナシなんですけど。 すまぬ。

2002/05/28  小説家

「壊れゆく脳」ネタに反応してくれたヒトが数名 (ありがとうございます)。その中で面白かったのはやはり仙人か。曰く、

「この例(きょうわかいしゃに…)は全然駄目だ」

な、なんでですか。それなりにそれっぽくしてみたツモリなんですけど。

「頭壊れてるヒトがこんなに簡潔に要領よく書きたいことを言い切れるはずがない」
「わざとらしく誤字が入ってるけど、タイピングが正確」
「意味不明にならないような配慮が見える」
「だいたい、ホントに壊れたら律儀に日記を upload するかどうかが怪しい」

くそう。垂れ流し馬鹿駄文に本気で突っ込むとは大人気ない。 って悔しがってるおれもどうかと思うが。

物語にリアリティを持たせるってのは非常に難しいのだと改めて実感。 まずプロットを考えてみよう。

律儀に upload か。そのなんだ、まず PC は点けっ放しのネット常時接続、 流行の ADSL なわけです。エディタは常に立ち上がってるのね。 なんか書いて放っておくと、 ある時刻に自動的に日付情報が書き加えられた上でセーブされて、 自動的に WEB サーバへファイル転送されると。 キータイプは、例えて言うなら自転車に乗るようなもので、一度覚えれば、 取り敢えず頭の中にある文字をタイプすることは可能だということにしよう。 この間の文章がまだ「壊れていない」印象を与えるとすると…あれは 完全に壊れる直前ぐらいの文章ということにして、主人公最後の日記は 「タイピングが不正確」で「意味不明」でなければならないから、

きょはいいいいて
んきなの;ごはn

…何故だ。何故、絶望的なまでに不自然なのだ。リアリティのカケラもないのだ。
そんなわけで、おれはダニエル・キイスにはなれそうもないです。

2002/05/26  私を見ろ

てなわけで、今日は TRIP の面々が我が家へ…の はずだったんだけれど、いーだ氏急病のため欠席。残念。重くないといいんですが。

さて。ベースがいない。しかし見回せばそこに一人。とゆーわけで志緒を 引っ張りこんでセッション開始。当然何かを準備/予習している者は誰もいない。 そういうぐーたら集団にぴったりなお題がジャズなのであった。 Green Dolphin だの Satin Doll だの Mr. P.C. だの、本当に久しぶりの 4 ビート。 インチキジャズだけど、楽しいやね。うん。

セッションの間、琴葉をほっとくわけにもいかんので、琴葉は床で遊ばせておく。 最初は 置いてあったボンゴを叩いたりして機嫌よくしていたが、 そのうち、大人たちが白目をムいて楽器に没頭してゆくと 段々機嫌が悪くなってゆく。そして泣き出す。

「なんであたしを見ないんだーっ!あたしの相手をしろーっ!」

いや、もちろんそうしゃべったワケじゃないんだけど、そういう感じ。 その自己顕示欲旺盛な態度はいったい誰に。誰に似たのですか。と 書きながら思い当たるフシがありすぎて僕は倒れそうです。

で、しょうがないから琴葉を背負ってベースをぶら下げて譜面を読む母。強し。

時々、「夫婦でリズム隊って良いですねえ、息もぴったりでしょう」とか 言われるんですが、実はダメなのです。致命的な欠点がある。それは「走る」 というコトなのです。

調子に乗ってくると、もう凄い。テンポキープという概念が二人の脳内から 消滅したかのようにハシる。誰も止められない。二人とも微かに 「あ、早くなってる」と気付いている。しかし運命に逆らえない。絶望的に、 切ないほどに、テンポは上昇してゆく。果てしない空を目指して。雲を突き抜けて。

なんでだろうな? いろんなベーシストと演った経験があるけれど、 こんなにハシっちゃうことはほとんど無い。志緒は志緒で、いろんなドラマーと 演って、やっぱりこんなにハシっちゃうことはないそうだ。

誰か究明してください。この炸裂する負のシナジー効果を。

2002/05/25  難しきかな 8 ビート

もう本当にシンプルな、どこにでもある 8 ビートのパターンなのに、 どうしてこんなにハマらないんだっ。 「グルーヴ」って言葉、元の意味は「溝」ですが、憎たらしい程的を射た 表現だよな。ホント、溝にハマらない感じなんだよな。

昔、リズムなんて複雑で音数が多いほどかっちょいいんだ、グルーヴなんて テンポがキープできてタテのセンが合ってればオッケーじゃねーか、と ホザいてた頃が懐かしい。

でもねー。知らないが故の無謀な演奏の中に、はっとさせられる勢いがあったりも するんだよな。昔の自分のテープを聴いたりすると。

身に付いたものは知恵か。贅肉か。

2002/05/23  壊れゆく脳

「体質」という言葉が思い出せなかった。

その他、自宅の電話番号が即座に出ない、「琴」の字を度忘れする等、 結構まじめにヤバいんじゃないかと思っている。

で、不安を吹き飛ばすため、 「アルジャーノン」みたいな日記にしたら、みんなびっくりするかなぁ、 とかネタを考えてみたりする。段々漢字が減っていって、内容も乏しくなって、 最後は、

ろくがつ十5にち
きょうわかいしゃにいってみんなぼくをわらうのでみんなたのしくてよかったです

なんてコトになって、しばらく日記を休む、と。

現時点で既に漢字も少なくて内容も乏しいので、退行していく様が表現できないのでは ないかと思った人は一歩前へ出て歯を食いしばるべし。

2002/05/22  楽しい?悲しい?

今日起こった楽しいこと。

Microsoft Office をアップデートしたら、Palm と Outlook のシンク ロナイズが出来なくなりました。あははは。

ってそれは悲しいことではないかっ!でもなぁ。

う?シンクロに失敗したぞ。Palm ハードリセットして一から やってみるか? あやっ、Outlook 側のディレクトリが見えてないぞ。 こうなったら Intellisync のインストールし直しぢゃ!うひひひ。 どうぢゃ?どうぢゃ?ほれほれ。

どー見ても楽しんでます。

2002/05/21  バンドなんて簡単さ

マスターが言うのだ。

「おれ、最近はジャズ・ヴォーカルなんだよ」

あー、それちょっと前にも言ってたよな。志緒、その時「そりゃいい、 是非セッションしよう、町田に呼ぼう」つって盛り上がってたのよ。 結局誘わずに終わっちゃったけどさ。

「今度志緒さんベース、神田さんピアノでセッションしようぜ」

をを。渡りに船とはこのことだ。やろうやろう。後は神田さんだよなぁ。 どーやって誘えばいーかな。ま、ジャズセッションやろうよ、でいいか。 具体的なことは何も決まってないけど、ま、ジャズだし。

てなことを考えながらの帰り道。駅へ向かって歩いている途中、 向こうから近づいてくる白いポロシャツの男。なんかニコニコ近付いて来るな、 って神田さんじゃん!

「よー、今帰り? いーなぁ、オレまだ仕事だよー」

ついさっき、マスターと神田さんのハナシしてたんだよ!今度ジャズセッション やろうよ。

「ジャズぅ?」

ぱったり会ってイキナリの話題が「ジャズ演ろう」で、キョトンとする神田さん。 そりゃそうか。何でも最近マスター、ジャズヴォーカルらしーよ。

「へー。ジャズ歌わせてみるのも面白いかもねえ」

ちうわけでそのうち誘うから。

「おー。じゃーな」

いやぁ、バンドって簡単に始められるんだなぁ。という感想、間違ってます?

音楽ネタ、もう一つ。 こっちの ハナシは「曲になる前の断片みたいなネタを三人でイジってみよう」 「取り敢えずの目標は、録音」てな方向へ進む。録音して、どーすんだ?という 問題が残っている気がしないでもないけど、ま、いいか。

目標がないとまた茶飲み話になっちまうぞ、とは若の弁だが、 敢えて言おう。目標があっても茶は飲むのだ(だからなんだよ)。

フォローアップミルクを買うためにドラッグストアに寄ったら BGM が Led Zeppelin の Achilles Last Stand だった。

薬局。粉ミルク。アキレス。すげえ取り合わせ。

ええ、ヘッドバンキングしながらお金払いました。もちろん。

追伸。「バンキング」じゃなくて「バンギング」では?という指摘が。 曰く、head banging には頭部強打、頭部打撲という意味があるそうだ。 いやだからその、あれだ、その、銀行。銀行をさ、その、頭。頭でだな、 えーと、想像しながらお金を払ったと。そういう意味だ。

…でえーっ!アップロードしてたった数十分の間にアクセスして 間違いを見つけるんじゃないっ!>若

2002/05/19  戦士 VS. 繊維質

EW&Fiber@自由が丘 ACT。 今日はリズム隊のみの練習。ベース、ギター、パーカス、ピアノ、ドラ ムの五人。なんだか普通のバンドみたいだ。

練習が終わり、スタジオを出た直後に青ちゃんが 「隣に(Earth, Wind and)ファイターズいましたね。 今入り口ですれ違ったの、ドラムの佐野さんですよ」

でぇーっ!そゆことは早よ言わんかいっ。

いや、おれもロビーで気になってたんだよな。 どこからか「In the stone が…」なんて会話が聞こえてきてて。 ああ、他にも EW&Fire 好きなヤツがいるんだな、とは思ってたんだけど。

Earth, Wind and Fighters と Earth, Wind and Fiber。 宿命のライバルがニアミス。触発寸前。いつの日か決着をつけねばなるまい。 人生は勝ち負けだ。

って向こうはプロ集団だし、こっちのコトなんざカケラも気にしちゃ いないだろうけど。とほほ。

帰り道、ふらっと寄ったディスクユニオンで Take6 の新譜を発見。 今回はカバー集だそうだ。 ん?プロデュースにマーカス・ミラーが名前を連ねてるぞ?

スティーヴィーの「ある愛の伝説」とかカーティスの「People get ready」。 この辺はまぁソウルってことである意味順当な選択かもしれないが、それ以外は 相当節操がないぞ。ドゥービーの「Takin' it to the street」とか、 ドナルド・フェイゲンの「I.G.Y.」とか、スティングの「Fragile」(!)とか、 ピーター・ガブリエル(!)の「Don't give up」とか。いやぁ、Don't give up が ゴスペルになるとは思いませんでした。

Natural High 関係の皆様には懐かしい曲が一曲入ってまっせ。ビル・ウィザースの 「Lovely Day」。

ああ。Natural High、また演りたいな。

2002/05/18  あと一ヶ月

ココでもちょっとネタにしましたが、 あと一月で一歳なんだなぁ。相変わらずチビだけどね。 ここまで順調に育っていること。ただ感謝の気持ちでいっぱい。

最近文章を書くペースがめっきり落ちたのは、忙しいせい。
ならまだ良いんだが、そもそも「音楽と私」のネタになるような音楽との関わりが なくなっている、だとすると、それは憂慮すべきことだ。

けどね。なるよーにしかならんつーハナシもあるしな。へらへら。

高原書店とブックオフをハシゴ。久しぶりに古本屋で長時間を過ごす。 とあるジャンルの本を四冊ほど入手。まぁでもこれは 「例によってまた新しいことに凝り始める」のとは違うよなぁ。

2002/05/17  Earth, Wind and Fire

EW&Fiber のリハが 19 日にある。予習せねば。って取り掛かりが遅いっつーの。

セットリストの元ネタを一枚の MD にまとめながら、久しぶりにホンモノ、 Earth, Wind and Fire を聴くと、

かっこいいじゃん。

EW&F の曲はポジティヴで、元気で、聴く側にもそれを受け止めるパワーが 必要とされるような気がする。だから、元気が無いときは聴けない。 ここ最近、おれは聴く気が全く起きなかった。そして今回のように、 必要に迫られて音楽を聴くってのはあまり健康な状態とは言えない。 でも聴いてみれば、かっこいい。

さて、自分の気持ちを、ポジティヴな方向に変えていけるか。

僕らの務めは
人々に美しいメロディを贈ること
高らかに響く声で
甘いハーモニーを歌うこと
きみの日々をもっと明るくするような
楽しい歌を歌おう
いつか訪れる悲しみの日々のために
ずっと貯えておけるような歌を歌おう

(Devotion / EW&F)

少なくとも、この人たちはポジティヴだ。まったく。

2002/05/16  とかげのしっぽ

昨日行われた緊急幹部会議での決定を発表する、とかなんとか言われて 急遽部会。まぁ緊急幹部会議って時点でもうクサいんですが。

本体の社員じゃなくなるってのは、やっぱり良い気分じゃない。 こういうことこそをきっかけにして、ガンッと加速するべきだとは思うんだけど、 とりあえず今日はさっさと帰って休みます。ええ。ショックですよ。 ため息ついちゃいますよ。はぁ。

とかなんとか言いながら定時でひょいとあがることにちゃっかり成功。
今日は志緒の誕生日。ケーキ買って帰ろ。いや、ケーキはおれが食いたいって だけですが。

明日の新聞にはそれなりに出るんかなぁ。

2002/05/13  選ぶ理由

おれは随分長いこと「AL-Mail」というメーラを愛用してきました。 シンプルで安定した動作。直感的な操作。いいメーラです。

しかし、残念なことに、バージョンアップがぱったりと止んでしまったのですね。 ユーザ ML にも加入しているのですが、「せめて今後の予定だけでも」 「開発凍結ならその旨発表して」「コードを公開してほしい」などの声が細々と 聞こえるだけ、開発者は全く登場しないという寂しい状況。 対応すべき新しい技術もそれなりにあるはずなのに、前回のバージョンアップから 既に一年以上が経過。シェアウェアとして健康な状態とはいえないと思う。

本日、ついにメーラの乗換えを決意。

使い慣れた筆記具のように馴染んだソフトを乗り換えるのはおっくうですが、 無理をして新しいものを使うという作業は脳にも良いような気がする。 いや、しょっちゅうじゃたまったモンじゃないけどさ。ま、この間 95 から XP っていう大きな乗り換えがあったし。今こっそり 98 いじったりしてるし。 ハズミが付いてるっつーのもあるかも。

数あるメールソフトの中で、今回おれが選んだのは「Becky!」。 高機能であること、開発状況に活気があること、多くの人に使われていること、 AL-Mail で使っていた機能がほぼ同様に実現できそうなこと、 乗換えが比較的容易そうであること等、理由はいろいろあるのですが、 なんといっても最後の決め手は、

名前に決まってんじゃん。ねぇ。

2002/05/12  泣かないで

5 月末にぱんきーが来日、じゃなかった、ちょっと日本に帰ってくるらしい。 で、TRIP で会おうかというハナシになったんだけれど、生憎その日は 志緒 YSL につき子守の予定。

と返事したら「じゃ、りおんチ集まって子守唄でも演奏しよう」という ヘンな方向にハナシが進んだ。 いや、面白そうではあるんですが…

今日も子守だったんですが、もう一時間以上狂ったように泣き通し。 居間のドアを叩いてここから出せと泣く。開けてもお母さんいないよ?と 開けてやると、やっぱりいないのでまた泣く。

この調子だと、演奏どころじゃないかもなぁ。 おれ一人琴葉を抱っこしながら、残りの皆さんは茶でも飲んでヨタ話、という状況に なるかもしれませんが、ま、それはそれということで楽しんでください。 ってのも無理か。

赤ちゃんの泣き声って、他人はうるさいんだろうなぁ。

2002/05/11  ユニットという形

とある用事で、若が訪ねてきた。
で、バンドでもやるか、と持ちかけてみる。

まぁこの手のハナシ、最近は社交辞令化していることが多くて、 実際今回も特に具体的なアイディアがあるわけでもなく。

若とはもう何年も前に結成したギター・デュオがあって、いや、あると言っても 人前で演奏したことはなく、数回会って何曲かのコードをさらってみたぐらいで、 そもそも「結成」したかどうかさえ怪しく、結成してないんだから解散もないわけで、 昔つけた「町田玩具(ギャング)」という立派なユニット名だけが亡霊のように 残っている、という状態だ。

一発モノのセッションも楽しいけど、その場で終わっちゃうじゃん。 具体的なコトはノーアイディアだけど、もう少しこう何か残ってもいいかな、と。

「メンツはどーするんだ。ギターデュオか。も少し増やすか」

必要になった時点で考えればいーんじゃないかなぁ。とりあえずおれは ギターかドラムか出来るし、ベースは手近に一人いるわけだし。 メンツ増やしちゃうと、メンツに演ること縛られそーだし。

「Steely Dan みたいなモンか」

ぅわぉ!

ここまで漠然としてると結局何の計画もないのと一緒だ、というレベルの低い 思い付きが「Steely Dan みたいなもん」の一言でいきなり箔が付きますな。 「どんなバンドやってるんすか?」「いやぁ、バンドっつーかただのユニット なんすけどね。ま、Steely Dan みたいな」…くぅ。カッチョ良い。決定。 って何がだよ。

あ、そうか。Steely Dan を演るってのは?

2002/05/09  リアレンジ

最近、朝会社の売店に行くと、オフコースの曲がかかっている。 小田和正自身が選び、リアレンジしたベスト盤らしい。 今日は Yes/No がかかってる。君を抱いていいの、好きになってもいいの、っていう ヤツだ。

で、リズムがシャッフルになってるんだけど、どうよ。こーゆーの。

演奏する側としては、この気持ち、すーっげー分かるんですよ。 同じ曲をずっと演ってると当然飽きてくる。手垢を落とすのに手っ取り早いのは アレンジを変えちゃうこと。中でも、リズムを変えるってのは手間のワリに インパクトが大きい。演奏する側にとってみれば、すごく新鮮で楽しい。

んだけどね。リスナーの立場から言うと、これやって成功する例って 少ないと思うんだよな。やっぱりオリジナルの Yes/No の方がいい。

とはいえ、もう一つ「結局オリジナルが一番」という、良く言われるハナシ。 信憑性があるようでいて、実は疑わしい。結局「オリジナルが一番」なんじゃなくて、 「自分が聴き慣れた/最初に刷り込まれたバージョンが一番」だというだけ なんじゃないか。

で、

原曲がイーヴンで、後にシャッフルアレンジされて、リアレンジ版が良い曲、 で今ふと思いつく曲は Weather Report の Birdland なんですが、 これだって単純におれが 8:30 先に聴いたってだけかもしれず。

でもなぁ。やっぱりシャッフルの Yes/No に納得のいかないおれ。

明日は席替え。その前に少し身辺整理をしておこう。 というわけで、机の中の書類を捨てる捨てる。今までなんとなく捨てられなかった、 昔のプロジェクトに関係する書類も情け容赦なく捨てる捨てる捨てる捨てる。

多分、四月の出来事と無関係ではなく。
きっとそんな気分なのだ。

2002/05/08  そのとき君はどうするのか

駅の構内放送ってのはどうしてこう聞こえ難いんだ。
「電線」「火災」「八王子」「振替輸送」なんて単語が切れ切れに聞こえてくる。

朝から頭痛がひどかった。歩くと額にじゅーっと血が集まって、鼓動の早さで ミシッ、ミシッ、と痛む感じ。その上鼻が詰まる。風邪なんかな、と思って 鼻をかんだら鼻血が出る。どーなってんだまったく、幸い今日は定時間日だ、 さっさと帰るぜ、という日に限ってヤケに忙しい。大きく定時を過ぎてから やっと電車に乗ったところがこのザマだ。

こういう時にどう行動するか、ってのは性格出るんだろうなぁ。

今おれが足止めを食ってるのは中山。町田に帰るには、えーと、中山から どこ行きのバスが出てるかなんて知らないなぁ。放送では「青葉台行きのバス…」 なんて言ってる。青葉台ね。そこまで行って、田園都市線で長津田に出て… ってそれじゃ横浜線に逆戻りじゃねーか。するってーと青葉台からまたバスか。 めんどくせえなぁ

とかなんとかウダウダ考えてる間にさっさと行動する人間の方が なんとなく魅力的な気も。

てなことを車内に座りながらウダウダ考えるおれ。

2002/05/06  去り行く休暇

嗚呼。休みが終わってしまう。

なんとなく不完全燃焼って感じなんだよな。今回は。計画らしい計画を 立てなかったので達成感がない。例えば「しっかり寝倒す」とかさ。 ってそれは計画なのか。

ま、じーさまばーさま達に琴葉を見せることは出来たし、よしとするか。

2002/05/04  敵の術中に

西葛西へ。

最近の琴葉の得意技はご存知ちょちちょち。 ひょこっと立ち上がって得意満面の笑顔でぱちぱちと手を叩くと、 こりゃもーばーさん(= おれのおふくろ)なんてメロメロなわけっすよ。 あらー!なんて言いながらつい一緒に手叩いちゃったりなんかして。 まったく敵の思うツボです。相手の術中にハマってはいかんわけです。 まったくだらしがない。ちょっと考え…

…を、どした?琴葉。

をー、立てましたね!ちょちちょちですね。おとーさんも一緒にぱちぱち。 えらいえらい。

…はっ。し、しまったっ。

2002/05/03  枕

この間おぐちんに聞いた話。「町田の小田急に枕屋がある。そこでは首の高さ等を 測定の上サイズや材質を吟味し、自分に最適の枕を選んでもらえる」だそうだ。

鍼 & 整体の先生は「寝方が悪いと(骨が)歪むこともある」とおっしゃっていた。 良い睡眠は良い枕からだ。というわけで早速冷やかしに行って来ました。 この世の中で信用できないもののベスト10に入ると思われる「りおの冷やかし」。 てなわけで帰りには枕を抱えてました。

中に詰めてあるものの素材が羽だのそばがらだの毛だのパイプだの何種類もあって、 それがまた高さ1〜2cm、2〜3cm、3〜4cm…と分けられていて、 その中から選ぶってー按配だ。 まず最初に店員さんが首を計ってくれる。その数字と、今まで使っていた枕や 現状、希望等のアンケートに基づいていくつか選んでくれる。それを実際に試す、 というステップで枕が決まっていく。

その名も「ロフテー快眠枕」。立っている時の自然な姿勢を寝ている時にも保つ 5 ユニット構造だ! 綴りが Lofty なのにカナ表記が「ロフテー」な辺りが けっこートホホ感爆発だ!

…こんなものに金出してる余裕あるんすか。おれ。
つか霊感商法だったらどーしよう。

いや、良い寝心地なんですけどね。

2002/05/02  環境を整えろ

志緒が生協に電話をしている。通常はマークシート用紙に記入して、その用紙を 配達する人に持っていってもらうのだが、今回は旅行中だったため電話での注文と あいなった。

電話番号をぴっぴっと入力していたので、時々かけるところなら電話帳に 入力しておけばよいではないか、と思い早速入力したところ、

「既にその番号は登録されております」

きっとおれが昔入れたんだろうな。同じこと思って。

誰にも使われない環境を設定するっていうのは、こんなにも物悲しいものなのですね。 つか使ってくれよ。頼む。

2002/05/01  My Favorite Things

いやなことがあったときは、
自分の気に入ったもの達を思い出せばいいのだ、と
ジュリー・アンドリュースだったかジョン・コルトレーンだったかが
言っていたような記憶があるので
そうしてみることにしましょう。

…と、ここで音楽が浮かんでほしいと思うのです。


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