Come Rain Or Come Shine

2001/02 version

2001/02/28  The Pecker Boys

リーダーおぎりん + おぎりんの後輩である浦島君と横浜でミーティング。 浦島君とは初対面。これでようやくペッカーボーイズが揃いました。 ちなみに四月からは晴れて W 大学生、受験から開放されて青春大爆発という 感じの、でも物静かな、今時の高校生では多分珍しいであろう、携帯電話を 持たない青年でありました。我々疲れたサラリーマンとは違いますなあ、 と言ったら「オレは疲れてない。一緒にするな」と冷たいおぎりん。ちぇっ。

お「何食いたいっすか?」
り「なんでもいーよ」
浦「なんでもいーっす」

で、こいつらには良いモン食わすのはもったいないと判断したリーダー、 やりきれなさを背中に漂わせつつ居酒屋へと猛進。

お「飲み物は?」
り「ウーロン茶」
浦「オレンジジュース」
お「…」

いやその、なんと申し上げたらよいのか。おぎりんの脱力具合を見て 笑いをこらえちゃいましたよ。わはは。すまん。彼自身も 日記に 「ファミレス行きゃよかった」と述懐しております。

しばし打ち合わせの後、リーダーが新しく契約した PHS を引き取りに行くとのことで ヨドバシカメラへ。 で、その新品ほやほやの PHS をどーんと浦島君にプレゼント。「芝居終わるまで いろいろ連絡することあるだろーから持ってて。一ヶ月経ったら解約するから」 とのこと。いやはや。さすがリーダー。実行力が違います。 うーむ、これって良くある普通の行動?ワタシの発想からは出てこない攻撃で、 ちと心動かされました。

なんかその、女相手に悪いコトし慣れてる感じがステキ。さすが悪役のリーダー。 あ、いや、誉めてるのよ。ホント。ホントだってば。

PHS って手軽なツールなんだなあ、と改めて感じたりして。

2001/02/25  SFC

PECT の稽古見学に、慶応大学湘南藤沢キャンパスまで行ってきた。 途中クルマのフロントガラスにぱらぱらと何かが落ちてきて、 見ないフリをしたまま運転を続け、辿り着いてクルマを降りてみると、 信じたくないけどやっぱり雪で、 嗚呼、帰りには、俺は夜の闇の中素手でチェーンを取り付け 凍傷で腐った手でハンドルを握ることになるのだと、哀しい思いに包まれながら スネアスタンドとスネアドラムを抱えて指定された校舎へ。

最初、「慶応大学の『かっぱなんとか』っていうところ」という情報があり、 うーむ、合羽橋の仲間であろうか、道具が売ってるのか、鍋とかじゃあるまい、 実験機具だろう、フラスコとか試験管とかがわら半紙に包まれて 10 本 1000 円とか 汚い手書きの文字で書かれて無造作に並べてあるのだ、と想像していたのだが、 なんと「κ館」であった。慶応の建物はそれぞれが「ラムダ館」だの「オミクロン館」 だの、ギリシャ文字のアルファベットが名前になっているのだ。侮れない。

四時間ほど稽古を見学し、短いながらも中嶋さんに打ち合わせ時間も割いて頂き、 自分なりのアプローチがわずかながらに見えてきた気がする。 「各シーンのモチーフが、クライマックスで全部出てくる」っていうのが 思い付いたアイディアなんだけど、どうよ? > おぎりん

まー詳しいコトは明日メールします。って公開私信だ。

20:30 ごろにはバスがなくなってしまうようで、劇団員の方の駅までの輸送を お手伝い。RAUM にはルキノさん、リリーさん、しょうへい君、しょうこさんが 乗り込み、湘南台駅までの短い間「食べ物限定しりとり」で大層盛り上がって おりました。しかし、「りんご」→「ごりらのかたちをしたチョコレート」は どうかと思うぞ。しょうへい。「あるんだよ!知らないの?」って言われても。

雪はやんでいた。

2001/02/24  Mr. Gone

やあ、ジョニー。

昨日、旧大丸 BeMe が「丸井ビィ」となって新装オープンした、 という件、そしてその中に Virgin MegaStore が存在すること、しかし 2/23 の時点でこちらに入った広告では今一つパッションが感じられなかったことは この間報告した通りだ。

ジョニー、君は「世間の CD 屋に対する興味なんてそんなものだ。平均的 Japanese の CD 所有枚数は 10 枚程度という調査報告もある」とクールに 返答していた。

決死の思いで乗り込んだ Virgin で現実って奴を網膜に映した俺は、 残念ながらその情報を信用せざるを得ない。 流行に応える義務を背負った CD 屋がもう一件出来た。それだけのことだった。 予想された裏切りは俺に衝撃など与えやしない。けれどやっぱり寂しいものさ。

謎めいたサウンドがゆっくりと頭の中で鳴り始めた。 何を指し示しているのかは分からない。 名ばかりの小さな Jazz コーナーで Weather Report の Mr. Gone を手に取ってみた。 なんとなくしっくりする気がした。 俺は財布の中から「Virgin」と書かれた、ぼろぼろになったカードを取り出し、 レジの女に差し出してみる。「骨董品ね。懐かしいわ」つぶやくように答えた 彼女の声は、音楽が熱かった時代の匂いが微かにした。次の瞬間、カードは 俺の手の中でさらさらと砂になり、指の間からこぼれ落ちていった。

新しいカードとスタンプ二倍キャンペーンチケットを受け取り店を後にする。 3 月 31 日までにこのチケットが役に立つ日が来るとしたら…なんてことを 想像するのが希望ってヤツなのかもしれないな。ジョニー。

それじゃ、この辺で。

夜は YSL の練習。って私は嫁のアンプと楽器を運ぶための足ですが。

この YSL、バンマス一人が練習を仕切る形でリハを進めます。でまた このバンマスが細かいところをちゃんと聴いている。見学しているだけの私にも、 はーなるほどと思える指示がいろいろ出ます。

こういう「一人が仕切る」パターンって ビッグバンドでは当たり前なんですかね?なんだろうな。 ある程度以上の人数を抱える楽団だと、このやり方が効率的なんだろうなあ… と EW&Fiber を頭に思い浮かべながら、改めて感じたりする。 どうすか? > EW&Fiber の皆様

嫁は特に速い曲が相変わらず駄目なので厳重注意に処する。

2001/02/23  Morning Music

通勤電車で音楽を聴くハナシをどっかに 書いたけど、今週はオーティス・ラッシュ、マジック・サム、B.B.キングと来て、 今日はスティーヴィー・レイ・ヴォーン。

いやー。よく喋るねあんた。とゆー感じです。スティーヴィー。 でも "Stang's Swang" はかっちょいーすね。テーマだけ採ってみよっかな。

2001/02/21  こんな決着

ぽいうさんのページの 「てんさい」という文章。なんというか、感動。

2001/02/20  YOKOHAMA Walker

本日発売 YOKOHAMA Walker、320 円也。
この手の情報誌、買ったのはいつ以来だろうか。

最初に買ったのは浪人の時だったかな。 「ぴあ」で、ライブ情報欄に自分のバンド名が初めて出て嬉しかったので 買ったんだよな。

次は数年前、これも「ぴあ」だったけど、今度は自分のバンドの写真が 初めて出たので押さえで(?)買ったのであった。20 人近い大所帯バンドで、 はるか後方に位置しているドラマーが写るわけもなく、その上写っているのは ドーランを塗りたくりアフロのかつらをかぶった馬鹿どもであるのだが。

で、今回は、例の演劇の記事が小さく載っていたから。

PECT の女優さん、山崎ルキノさんの写真と簡単な説明。しかし、

「白いオブジェと不思議な音をモチーフに、建築家の仕事場、美術館などを 舞台にした話がからみ合って展開。彼女はクジラのお腹に閉じ込められ 戸惑う男女 3 人の話に出演」

ってどんな話じゃそりゃ。とはいえ、じゃあお前 80 文字で説明してみろ、 と言われると困るが。 なんでも「コーラス隊やバンドも競演し、多彩な内容で盛り上げてくれそう」 なんだそうだ。バンド?

てなわけで(どんなわけだ)、 よろしく

2001/02/17  悪役

PECT の見学。二回目。

前回は歩き方、身体の使い方等基礎トレーニングだったが、今回はもう 劇そのものの練習。三分ほどのシーンを一時間くらい掛けてじっくりと仕上げていく。 それをこちらはただひたすらじっと見詰めるのみだが、なんとも興味深い。 セリフ以外のいろんな要素が場を動かしていくということに改めて気付かされる。

我々ペッカー・ボーイズ(というユニット名になった鼓笛隊)が、どういうシーンで どういう役割を担うのか、という説明もあって、端的にいうと、悪役なのであった。 王様を滅ぼす兵隊の行進をはじめ、いろんなシーンでの不安、恐怖、緊張…といった ものの象徴。それを数少ない楽器で表現するってのは非常にチャレンジですな。

しかし悪役にしてはユニット名、可愛すぎないか。そのギャップがいいのか。

練習のあと、中嶋さん + うすださん + みかさん + さとさん + おぎりんで ちょいと飲み。

演劇の人は、ミュージシャンのことを「女にだらしがない悪者」と思っていて、 ミュージシャンは演劇の人のことを「うそつき」と思っていることが 判明しました。今後はこの誤解を解くよう、より一層のコミュニケーションに尽力し、 その結果やっぱりそーだったってな結末もあったりしてあはははは。 笑いが乾いてます。

いやはや。それにしても皆さん本当に魅力的。楽しい時間でした。

2001/02/16  鮫洲ブルーズ

免許の更新に行ってきました。鮫洲まで。

2001/02/14  後味の悪い展開

2 月 12 日の日記で書いた件、 http://www.geocities.co.jp/Hollywood/7772/memo.htmlが存在するサイト、 トップページから消えてました。

昨日、ぽいうさんと Keith さんのお二方にメールを差し上げたのですが、 そこから連絡が行って、ヤバいと思って消した、というのが真相だろうか? いやはや。

件の人、自分のサイト上で、ネットオークションで複数人物になりすまして 不当に価格を釣り上げる人を糾弾したり、MIDI の著作権に関して意見を 述べたりしていたのですが、

自分が例えば盗作という行為をしていたら、なりすましだの著作だの、 盗作に関わる議題からは離れる気がする。

腹が立つ前に(いや腹も立つけど)、その裏と表のギャップに、自分の本能が 納得しないような、そんな気持ち悪さがあります。

2001/02/12  今日の疑惑

「ぽいうぺーじ」の「フランクザッパ」「AC/DC」と、
「それ聞か」の「やっぱりな」「百羽目のペンギン」と、
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/7772/memo.htmlの 「Zappa」「それ行け、AC/DC号」「やっぱりな」「百羽目のペンギン」。

ちなみに「ぽいうぺーじ」と「それ聞か」は私の好きな雑文ページで、 お二人とも私の知り合いではありません。残る一つは私の友人の WEB サイト上で 紹介されていたところ。

うーむ。どっちが先?あまり良くない結論が頭をよぎるが…

雪の中を走った後、泥だらけのままだったクルマを取り敢えず水洗い。 切るように冷たい水に対して、手の感覚がだんだん鈍っていく。 ああ、凍死する時ってこんな感じなんだろうか、と物騒なことを思ったりする。

新装開店のタハラへ。うーむ。確かに利潤を追求すれば、売れるものをどーんと置き、 売れないものは抱えない、というのは正しいんでしょうけれど。つまんねーなー。 悔しいのでセロニアス・モンクを二枚。って向こうの思う壺ではないか。

2001/02/11  肉を食う

ご近所とバーベキュー。もう食えません。勘弁して。というぐらい食う。 二月にしては奇跡的に暖かい気候にも恵まれる。我が家からは先日の高山旅行で 仕入れた日本酒「久寿玉」を差し入れ。気に入ってもらえたようでなにより。

音楽仲間とも、昔仲間とも、会社の同僚とも違う、のどかなひととき。

2001/02/10  お披露目のカタチ

えーっ! そうなの? そういうことなの?

今日はとあるバンドのウチアゲ。この間演ったライブのビデオでも見ながら 飲みましょう、という企画。敢えて名を秘すバンドメンバー X 氏宅にお邪魔すると、 別のバンドで御一緒しているこれまた敢えて名を秘す Y 嬢がなぜかご同席。 あれ? なんで貴女がここにいるですか? こっちのバンドにも入ったすか? ダンサーとして?

ってそんなことないよねえ。しかしその「りおさんカルピス好きだから 買っといたよ」「ごみ箱はここ開けると中にあってペダル踏むと蓋が開くから」 って自分の家のようなふるまいはそのもしかしてもしかして。

てなことをもんもんと思いつつも楽しい時間はあっという間に過ぎ去り十一時。 集まった六人はコートを羽織り、じゃあね、と X 君、Y 嬢に挨拶。 マンションのドアを閉め、エレベータに乗り、エレベータを降り、エントランスから マンションの外へ。そこで、申し合わせたようにぴたりと六人の歩みが止まる。

「ちょっとちょっとどーゆーこと?」 「オレは聞いてないぞ!」 「いつからなんだ?」

押し殺した疑惑が噴出した。爆笑。なんだみんな気になってたんじゃねーか。 六人のうち、事情を知っていたのは一人だけ。半年ぐらい前からだそうで、 バンドの絡みもあるし言うタイミングがアレだったんじゃないか…

「半年間黙っていたというのが許せん」
「そーだ。お父さんはそんな子に育てた覚えはない!」
「そーだ。許せん。今から戻ってどういうことか問い質そう」
「インタホン押して『交際はいつから』『一言コメントを』とかみんなで 言うのはどうだ」
「芸能レポータ攻撃」
「しかしダマかよー。リーダーやるなあ。オレの時なんてちゃんと『結婚を 前提としたお付き合いをしています!』って宣言までしたのになあ」
「今日、一っ言もそういうハナシ出なかったよなあ」
「だからさ、察してくれってことなんじゃないの」
「お披露目だったわけね」
「無言の」
「しかしあの二人が」
「そーくるかって感じだよなあ」
「だからこないだのライブも来てたわけね」
「その時に気付くべきだったな」
「別のバンドで一緒にいて友達だし、時間が空いてたから来ただけだと思ったよ」
「かーっ」
「くぅーっ」

もう言いたい放題である。しかしこの冬の夜中に屋外でみのもんた六人組になっている 我々も相当馬鹿である。

いやはや。この日、自分たちのライブビデオの他にもいろんな音楽ビデオを見たり、 ギター奏法について語ったり、ジャコ・パストリアスのワード・オヴ・マウスの 是非について論じたり、焼肉やキムチに舌鼓を打ったり、そりゃいろいろ あったんだけど、吹っ飛びましたね。全部。 外に出てぴたっと足を止めた瞬間、六人ともそうだったと信じる。そう、 熱い一体感があった。ってその一体感、演奏に生かしたらどーなんぢゃい。 しっかし、すっかりしてやられたのぅ。幸せになれよー!

くぅ。実名書きてえ。

2001/02/09  ミュージシャンの打ち合わせ

夜、おぎりんが打ち合わせため我が家へ来る。

2 月の夜だというのに、多分彼が取り得る交通手段の中で最も寒さに弱い、バイクで。 まったくバイク乗りというのは馬鹿である。夏は暑いしメットで髪はぺしゃんこに なるし、逆に冬は寒くてズボンの下にタイツ穿かなきゃやってられないし、 信号待ちではライダーどもが揃ってエンジンで手を温めてたりするし、 道路走ってれば服は汚れるし、事故った時のダメージは大きいし、 デメリットばかりではないか。顔が見たいぜ。ってオレも昔乗ってたけど。 じっと鏡を見る。

議題はもちろん、今度の演劇。私は彼に騙されて、じゃなかった誘われて 鼓笛隊に入ったのであった。さて、劇中でどんな役割を演じるべきか、どんな アプローチで楽器を鳴らすのか、そんな話…

…だったはずなんだけど、メシを食いつつ話題はバイクの話クルマの話、 今一緒にやっている別のバンドの話、ドラムの話、仕事の話… とまぁ飛びまくり。

結局本題に関する結論は「どういう芝居なのか見なきゃイメージ湧かない。 また稽古見に行こう」って当たり前じゃねーかっ。

まあ、ミュージシャン、馬鹿ですから。その上バイク乗りとくれば馬鹿の二乗。 仕事のような実利のある打ち合わせには往々にしてなりませんな。わはは。

ってこういう与太話が意外と侮れなかったりするのよ。ヒントはそんなところに あったりする。後で気付いたりする。

2001/02/07  ココア勝負

先月末下呂〜高山に行った時、とにかく寒くて時折雪がちらついたりして、 寒さに弱いワタシは(暑さにも弱いけど)、茶店に入ってばっかりいたのですね。 時系列に並べると、下呂駅前の「バーデン」、高山の「ばれん」「バグパイプ」、 下呂市街の「スィート・スポット」、新横浜駅構内にあるなんとかいうところ。

特に最後の新横浜は、帰り道、電車の事故でダイヤが乱れ、 めちゃくちゃ混んじゃって、やむを得ず時間をつぶしただけなので、 特に「今度機会があったら行ってみよう」「会社を休んででも行こう」 「ローマを諦めてもここだけは」などと考えて頂く必要はありません。

で、これらの店で、ワタシは何故かココアばっかり飲んでました。食べ物飲み物 なんでもそうだけど、ココアもやっぱり美味いまずいに結構開きがあるのです。 ちょっとココアけちり過ぎてません、みたいなヤツとか。上記だと、新横浜は まず失格、バーデンもちと水っぽい。スィート・スポットも若干薄いけど 生クリームは嬉しい。ばれん、バグパイプはまあまあ。

昔、ちょっと凝ったことがあるのですよ。凝ると言っても別にココアの実を 栽培したりはしません。ココア用の鍋を合羽橋に買いに行ったぐらいで。 丸底(の方がココアを練りやすい)の、銅のやつ。

久しぶりに作ってみました。 ココアを焦がさないようにするのがミソなんだよな。 絶対オレの方が上手いぜと思って作り始めたけれど、出来上がってみると、うーん。 こんなもんだったかなあ?分量のカンを忘れてるかなあ。まずくはないと 思うけど…嫁は文句を言わず飲んでいたので、良いことにする。

しかし、「オレの方が上手いぜ」と思ってて、フタを開けてみると…という ケースは…笑えん。

2001/02/05  メール嫌い

一週間の休みが明け、会社へ。溜まったメールが 700 通。 なぜかオレの周りにはそっちの業界人(?)が多い。そういうヤツから見れば 「少ないじゃん」と言われる数なんだろう。自分の予想は、ウィークディが 150 〜 200 通 / day、五日間で 750 〜 1000 通、という感じだったが、 それより少ない。ちなみにファンレターはゼロだ。当たり前か。とほほ。

確かに少ないけどさ、絶対値としてはやっぱり多いよ。700 通。 コンピュータ監視ログみたいなメールをはぶいたとしても、数百通のメールを 一気に読むのはゲンナリだーっ!しかし「ゲンナリ」と「だーっ!」は合わないなあ。 さておき、休みの後にこーなっちゃうってーと、休みもありがたいやら哀しいやら。

溜まったメールを時系列に読んでいると、「問題発生!」という メールが登場し、くぅ、これはどーやって解決するのだ、と思いながら 読み進めていると上司が強引に解決していたりする。かと思うと、 嗚呼これは面倒だ、誰か解決しといてくれたのかな、一週間って結構長いし、 きっと解決済みだ、というのに限ってほったらかしだったりとか。涙。

これ、バンド仲間が言ってたなあ。「みんなは会社で読めちゃったり するけど、オレは夜家に帰ってからしか読めないじゃん。で、まとめて読むわけよ。 例えばこんどのライブ、曲順はこうしましょう、なんて話題。をを、盛り上がってる じゃん、いやまて、オレはこう思うんだけどな、しかしバカネタばっかりだ、 おいちょっとまて完結してるじゃねーか!なんてしょっちゅうだ」なんて。

会社に来たメールを自宅等から読むことは可能だけれど、この休み中、 結局それはやらなかった。ついでに、プライベートなメールさえ読まなかった。 読んだとしても、上述のような感じで話にノリ切れず、見ているだけだったかも。

ひょっとしてオレ、メール嫌いなんじゃないか。いや、コンピュータに触ることが 嫌だったのか?

うーん。でも、今の知り合いってメールが縁のヤツ、すごく多いしなあ。 文章書くの嫌いじゃないと思うし。オレにとって、メールってなんだろう。 ひょっとして仕事から逃避する手段なのか?という恐ろしい結論に辿り着く前に 筆を置く。

2001/02/02  Ville Nouvelle 2001

今度参加することになった演劇のタイトルが Ville Nouvell 2001。 これ、以前上演した「Ville Nouvelle」という演劇のリメイク版だそうです。 このオリジナル版(?)を収めたビデオテープをようやく観る。

さて、どうしたものか。

「ほほーんと見て、一度全部忘れてもらって、  ニュートラルなところからいろいろ考えていただけるといい感じだと思います」

というのが劇団の方からのアドバイス。

バンドで曲を仕上げるとき、デモテープ等をひょいと聞いて、骨組み以外は 一旦忘れて勝手に(?)に作っていくこともあれば、「コピー」に近い手法を取る こともある。前者の手法でオリジナル曲を仕上げていくのは本当に楽しい。 だから、頂いたアドバイスの言わんとすることは分かるつもり。 演劇はまったくと言って良いほど知らないので、「らしい」ものを提供できる自信は ないけれど。

ちなみに観終わった後、Sketches of Spain / Miles Davis に収録されている "SAETA" という曲を猛烈に聴きたくなった。

夜、若が来る。バンドだの楽器だの、そんな話を気兼ねなく出来ることは、 とても楽しい。

2001/02/01  本

文庫本四冊、ハードカバー一冊。この間の一冊でハズミがついたっつーか。 無気力とか社会不適合とか、そんな感じの人間の物語が読みたい今日この頃。


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