在日アジア人留学生への研究補助
RASA−アジアの農村と連帯する会 (Rural
Asia Solidarity Association) は、発展途上国(特にタイ)との国際交流、国際協力に関わっている団体です。その活動の一環として私達は、アジアの出身で日本において学業を修めている留学生が、より一層勉学に精励して知識・技術を身につけ、母国の発展に資することができるよう支援したいと考えました。
本研究補助は慶應義塾大学小松ゼミナールのOB会である三一会からのご寄付によって始まりました。その後、三菱UFJ信託銀行OBで構成されるMTB15を始めとする出資団体、個人の出資者の方々のご協力を得て、2017年7月まで、本事業を続けてまいりました。
RASA研究補助の1人あたりの金額は少額ではありますが、アルバイト等で生活費を稼ぎながら学業に勤しんでいる在日アジアの私費留学生の勉学費・諸経費等の一部に役立てていただけることを願ったものです。
RASA研究補助は、他の奨学金の対象となりにくい留学生の方に、より給付の機会が広がることを願い、応募資格を以下のように定めておりました。
応募資格:日本の大学・大学院またはそれに準ずる教育機関で学んでいるアジア諸国からの留学生(ただし国費留学生を除く)のうち、以下のいずれかに該当する者)
1) 年齢が満30歳以上
2) 研究生、大学日本語別科生
3) 難民
RASAの研究補助財源は、2017年度で全て使い切りました。過去33年間、ご協力くださいました全ての皆様に、深く御礼申し上げます。
過去の受給者の紹介
これまで数多くの留学生の方々に、RASA研究補助を授与しました。2003年から2017年までの受給者の方々を紹介します。