■ あみの新三都物語

ロンドン編 パリ編 ブリュッセル編 再ロンドン編

あみの新三都物語 パリ編



パリの13日の夜の宿泊先は、12日に Piccadilly Circus にあるジャパンセンターに行って、予約を入れました。 翌日宿泊ですので、即決できるホテルは多くはなく、13区の住宅街にあるホテル Residence Richemont にしました。 地下鉄14号線の終点 Bibliotheque Francois Mitterrand にあります。迷いました。プリントアウトした地図があるわけではなく、夫の方向感覚だけが頼り。 夜では、商店は営業していなく、あっちこっちのカフェの客に尋ねながら、ようやくホテルに到着です。書き取ってあった通りの名前を見せても、大きな通りではなく、 あっちだろうとかこっちだろうとかいう話しになったようです。答えはフランス語。指し示された方向に歩くだけ。1時間近く歩きまわりました。 最後に目的の通りを知っている人に出会い、ようやく着きました。でも、こんな玄関があるだけで、外観もホテルらしくはありません。よく着いたものだと思いました。

夫は変な人で、こういうことを楽しむところがあります。歩くのが苦手な私は、うんざり。我が子も疲れ果てていました。時差ぼけが我が子に出ていて、後で非常に危険な目に遭うことになります。 夫は、一息ついた後で周辺を歩き回り、地理を理解して帰ってきました。駅から距離はありましたが、ほぼ真っ直ぐに来られる場所でした。大回りしたようです。 夫の言い訳です。「地図オタクでも、地図がないことにはね、、、」




でも、部屋はビックリです。パリのホテルにはない広さ。部屋のデザインも素敵。バスタブがないことを除けば、ここはお勧めです。パリ市内に出るにもそれほどの時間はかかりません。 夜は、住宅街ですから静か。またパリに来ることがあれば、泊まりたいところです。夫の返事。「この部屋がよかっただけかも知れないよ。」 いつもの、冷静な分析。もっと感激して欲しいな。

パリは素敵ね、と言えば、中世のパリには下水道の設備がなく、、、なんて話しを始めるし、フランス人は物腰が優雅ね、と言えば、手掴みで物を食べていたヨーロッパの田舎者だった、 という話しを始めるし、本の読みすぎ! ロマンのなさ過ぎ! 





遅い夕食は、ホテルの部屋で、パリの気分を出して、ご覧の感じで。私は、赤ワインのあの渋みが苦手。だから、白ワイン。 「(夫)私は、赤ワインのあの渋さがいいんだなぁ。」「(私)あ、そう。」



ここの朝食は、パンが3種、シリアルが4種、シロップ漬けの果物が3種、チーズが3種、固茹での卵、ヨーグルト、すりおろしたりんご、コーヒー、紅茶、ジュースが2種です。







パリ2泊目から5泊目までのホテル Best Western Opera Saint Lazare です。ここは、アクセスがいい。地下鉄3号線 EUROPE 駅の近くです。



ベッドは、いいものではありませんが、部屋はそれなりの広さがあり、温水を使ったセントラルヒーティングの柔らかい温かさが気に入りました。 ただ、バスタブのある部屋は低層階にしかなく、部屋では通りを走る車の騒音は聞こえます。交通煩瑣な通りでないのが救いです。





ここの朝食は、パンが3種、シリアルが3種、ラスク、チーズが2種、固茹での卵、ヨーグルト5種、すりおろしたりんご、 コーヒー(エスプレッソ、カプチーノ、カフェ・ラテ、カフェ・オレ)、紅茶、ジュースが2種、ジャム、蜂蜜です。 夫の感想は、「野菜が欲しい、果物が欲しい、すべてが甘〜い、これが毎日続いたら、確実に病気になるね。」  野菜は、ホテルの近くにあるパン屋でサラダを買って摂っていました。ヨーロッパで、日本での食習慣を守ろうとするのは、コストがかかり、けっこう難しい。 アジアのホテルの方が、栄養学的に健康な食生活がそれほどコストをかけずにできますね。





15日土曜日に、Troyes(トロワ)の町に行って、中世の街の雰囲気を味わってきました。



トロワに向かう列車の中で出会った学生さんには、とてもお世話になりました。週末に地元トロワに帰ってくるようです。お母さんが迎えに出ていました。かわいらしいお嬢さんでした。 きれいな英語を話し、スペイン語も勉強中だとか。マルチリンガルであることが必要なヨーロッパ、私もフランス語を勉強しようかな。鼻母音とやらがフランス語の柔らかさを作っている、 というのが夫の解説。第二外語にフランス語を取ったはずの夫は、「すでに忘れた!」ということで、フランス語は一言も発せず。イギリスで、「思い出さなきゃ!」と言って、買った本は読んだの。 まあ、付け刃では外国語は話せないけどね。アドリーヌさん、どうもありがとう。Thank you very much for your kindness, Adoline. Merci beaucoup, Adoline.



トロワの街で見かけたかわいい人形たち。パステルカラーの明るい色使い。子供服が石造りの街の色に合うように色をくすませているのと好対照です。 明るい太陽に憧れるヨーロッパの人たちの気持ちが表れているのでしょうか。とにかく素敵で、上品で、かわいらしい。こんな人形たちに囲まれて生活したいものですね。 心が和んできます。




16日日曜日、私はデパートで子供服を見て回りました。パリでは、通常日曜日はお店の休業日です。でも、この時期は営業しています。 デパートで知り合った、ロンドンに住んでいるという日本人の方ともお話しをさせてもらいました。子供服についての有益な情報をかなりお聞きできました。




パリで、地元の人に子供服のブランドの名前を挙げてもらうと、プチ・バトー(PETIT BATEAU)とディーパム(DU PAREIL AU MEME)が必ず出てきます。 大きなデパートにもこの2つは置いてあります。DPAM(ディーパム)は、パリの多くの街角にお店を出しています。数十店はあるようです。 画像は、シャンゼリゼ通りの George X 駅の近くにある PETIT BATEAU とサン・デニ通りの CHATELET 駅の近くにある DPAM です。




パリで有名なデパートは、やはりギャルリー・ラファイエット(GALERIES LAFAYETTE)でしょう。実に広い。大きな建物を3つ使っています。そして、庶民派デパートのサマリテーヌ(SAMARITAINE)です。 それぞれ地下鉄の駅に直結しており、ギャルリー・ラファイエットは、7号、9号線の CHAUSSEE D'ANTIN LAFAYETTE という駅で、サマリテーヌは、7号線のPONT NEUF という駅です。




パリの地下鉄は、縦横に張り巡らされており、実に使い勝手がいい。でも、目的地へ行く地下鉄の号線と終着駅名、乗換えが必要ならば、その駅名を前もって理解しておく必要があります。 また、地下鉄の通路は、迷路に近く、しっかりと右に行くか左に行くかを選択しなければなりません。けっこう通路を歩く必要がある場合も多い。 そして、目的の建物がどの通りに面しているかも覚えておく必要があります。これを怠らなければ、意外と簡単に目的の場所に着くことができます。



パリでは、多くの日本人の方にお会いできました。この方は、ご主人が Restaurant Isse のシェフです。このお店は、45 Rue de Richelieu にあります。



このページには、パリの子供服情報が追加されます。お楽しみに。


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