ラクサを作る (2/2)


ラクサについて

hojoさん の情報


ラクサ 私が特に大好きなホッカーフードはLAKSAと呼ばれる麺です。この食品は、ニシンソバのように、じっくり煮込んだ魚が入っております。

魚(鰺系)を煮込んで出汁を取り、味付けをした後にLAKSA FLOWER、ミント、エシャロット、アッサム、生唐辛子等をトッピングして出来上がりです。

人によっては、ヘコと呼ばれる、海老から作られた黒いソースをかけますが、臭いがきついことから敬遠する人もおります。

ラクサ この料理名の名称にもなっているLAKSA FLOWERはショウガ科の植物の花で英名をTorch Gingerと言う、ミョウガの近い親戚だそうです。

ピンク色をしており、一見不思議な植物です。マレーシアだけでなく、東南アジアでは多くの料理に使われます。

LAKSA FLOWERはショウガの親戚だけあって、非常に特殊な臭いを発しております。LAKSAが嫌いな人は石鹸みたいな臭いだと言って敬遠します。

ラクサ 中に入っている麺ですが、太さはソフトメン程度ですが、店により2種類有ります。米の粉から作られた麺とタピオカデンプンから作られた麺です。

私は米から作られた麺の歯切れが良く好きですが、タピオカデンプン麺の方が好きな人もおります。

LAKSAという食べ物は、タイにもあるし、マレーシアの各都市に存在します。しかしながら、それぞれ全く似て非なる食べ物で、共通点はLAKSA FLOWERが入っていることだけです。

タイ、サラワクやクアラルンプールのLAKSAはどちらかというとカレーミーのような味付けです。本当に全く異なります。

ペナンのASAM LAKSAはマレーシア全土にファンがいるほど有名で、私の大好物です。ASAMとはマレーシア語で「酸っぱい」の意味です。 つまり、ASAM LAKSAにはAsam Gelugorと言う果実系のスパイスで味付けされた酸味があり、この微妙な酸味と魚のだし+海老ソースをLAKSA FLOWERの香りが最高なのです。

ただ、初めて食べていきなり美味しいと言う人はまずおりません。余りの癖の強さに、微妙な感想を持つはずです。多分数回食べている内に、中毒化します。 酸味があることから妊婦には大変好評な食べ物でもあります。概して女性が好む食べ物です。日本のラーメンと同じく、有名店が幾つかあり、人によって“自分のお気に入り”があります。

皆、友人を自分の好きなLAKSA屋に招待するのが大好きです。私も日々新しい店を開拓し続けております。

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