お絵かきのうまい下手は二の次でよいのではないかと思います。初めからうまい人(天才)はそう滅多にいるものではないでしょう。
多少なりともパソコンで描くお絵かきに興味がおありならば、めげずにやってみることです。そのうち何とかなるものです。
「Aarterage2」は有料版と無料のフリーソフト版とがありますが、お試しいただくにはフリーソフト版でよいのではないかと思います。
もちろん若干機能が制約されておりますがその特色はおわかりただけると思います。「Artrage2」の良さは、絵を描く時に下書き
機能を使って絵を描くことができることでしょう。
左上の図から作図したものが上の図です
例えば、上の左の図にある美しい花を描きたいと思ったときに、普通ならばまず、デッサンを始めることになります。ところが「Artrage2]
の場合に、読み込んだ絵や写真そのものを下書きにして絵を描くことができるのです。少し見にくくて恐縮ですが、上の図をよく見て
見ますと薄ぼんやりと花が見えるでしょう。つまりこの写真なり絵画なりを下敷きにして絵を描いていくことができるのです。
しかも拡大することすらできます。この上から、トレースして描いて行けばよいのです。トレース画面は色が薄いですから「参考画面」
(写真なり絵画なり)を画面上にでしておけば、色彩もはっきりわかります。また画面上から同じ色を拾うこともできます。
このようにして下敷きの写真なり絵なりを見ながら、トレースしてデッサン画を作ります。おおよそ描けたら、いったん原画
(下書き参考写真)を外してみますと、おおよそどのように描けているかがわかります。線の足りないところ、色味の不十分なところなどが
あればそれを補正していくのです。色彩が必ずしも原画とは同じ色合いになっていないことがあります。そのようなときに画面の右下にある
色彩選択のパレットで道具を使って修正していきます。修正して陰影を加えたりして仕上げていきます。いったん描きあげてから、意に
沿わない部分があるようなときには、別のソフト(例えばPhotoShop elementなど)を使って補うこともできます。それは使うソフトに
一長一短がありますから、うまく使い分けるのも一つの方法です。