英語が苦手な理由
日本人が他国に比べてなぜ英語の苦手意識が強いのか。
@ 文法や単語を覚える英語を中心に勉強をしてきた(いる)だから。
A テストで点を取るための英語を教わっているので、間違ってはいけないと思う気持ちが強いから。
B 間違った英語を話すのは、恥ずかしい。失礼。といった日本人の奥ゆかしさ。
C 話す機会があまりないから。
私の経験から、以上の原因が大きいと思います。
これをゴルフに例えて説明しましょう。
中高などで教わる日本人の単語量は、アジアの他国に比べ、特に少ない訳ではありません。
文法も十分教わっています。これは、ゴルフの打ちっぱなしに何度も行って練習を重ねているイメージです。
ですが、せっかくの本コースに出た途端、他のプレイヤーに迷惑になってはいけないとか、右に曲がったらどうしようとか、打つのをためらったり、楽しめなかったりしている、そんな感じに見えます。
他国の人はどうでしょう。
せっかく高いお金を払って、グリーンに出たんだから、楽しんで打って打って、ハイスコアを狙うぞー!と、いった感じです。
外国人から見ると、不思議で仕方がありません。
もし貴方が、外国人と出会って、その人が下手な日本語でも親しげに一生懸命話をしてくれたら、
嬉しくありませんか。
私は凄くうれしいです。ああ、英語(我々の文化)に興味を持ってくれてるんだなと、とても嬉しい気持ちになります。
ここで、一つ注意しなければならない事があります。
ネイティブ講師の話を聞いているだけで、しばしば自分は英語が話せる気分になってしまう事です。
タイガーウッズと同じクラブを持っているだけでタイガーウッズになった気分になるような感じです。
ですので、授業中、わからない事があれば、必ず聞いて下さい。日本人アシスタントが日本語で説明します。そして理解をした上で、私に英語を打って打って打ちまくってもらうように、授業を展開して行きます。
せっかくグリーンにでたら、どうぞ広々とした緑を楽しんで下さい。
文化の違いや、表現の違い、カルチャーショックを是非、楽しんでほしいと願っています。