KREUZ


    個人的には あんまりUKソウルは聴かない私。別にたいした理由はないも、やっぱ当時のビルボード・チャートに反映されていなかったからかな〜・・・っと思っていたら、こんな凄いグループがいましたね(^^)。

 カテゴリー的にはヴォーカル&インストグループになる(のかな?)「クルーズ」、メンバーはベース&ドラムプログラミングを担当する「ウェイン・ロウズ」 キーボードの「リカード・リード」 & ヴォーカルの「ショーン・カミングス」の3人組で、同級生だった「ウェイン」と「ショーン」が各地でアマチュア音楽イベントの舞台で活動していたときに「リカード」が参加し、20代前半でロンドンの大きな舞台でも活躍するようになっていたみたいであります。後にボーイズ II メンのUKでのライブで前座を務めた彼ら・・・ここらへんの経緯から、めでたくUKモータウン・レーベル設立後の最初の契約アーティストに抜擢されましたです。

 さて左の作品は彼らのデビュー盤"NEW GENERATION [MOTOWN '93]"で、75分間・いろいろなサウンドが楽しめる作品に仕上がっています。

 ↑でも書きましたが ど〜やらボーカルグループではなく ヴォーカルの「ショーン」がメインで歌い・コーラス&ハーモニーは機械的に「ショーン」の声をオーヴァーダブで処理しているとのことですが 私的には これがいい味を出しているし(・・・正確には解らなかった(^^))、「ショーン」の歌声もトゥループの「スティーブ・ラッセル」を熱くした感じもグー(^-^good!。

 それとともに楽曲の跳ね度が凄い!。イケイケのジャック・スウィング・ビートなのですが、合間合間では重たいベースのうねりまくり & それでいて乾いたクールなUKっぽい演出をもされている・・・USのNJSをメインに接してきた私には かなり新鮮に感じたノリでしたですね!。っと言うか、グループの中心人物「ウェイン」はデビュー前に「テシャーン」や「ルース・エンズ」「ミシャ・パリス」等のセッションマンっとして活躍していたとの事、これが理由か? 単に踊らせるビート&メロディだけではなく セッションマンとしての奥の深さを感じさせる楽曲になっているって感じですね!。

 ちなみに この後・2作品をリリースしていますが、2000年に入ってから あまり彼らの噂を聞かなくなった私・・・でも まだ今現在は40歳前半だし、私が知らないだけで UKではバリバリに現役でステージ活動をしているのかもしれませんね(^-^)。

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