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口腔外科専門外来

当院では、一般の歯科医院では難しい抜歯や親しらずの難症例、顎関節症、口内炎等粘膜疾患、外傷などを、歯学博士 越智康(前 広島三菱病院 歯科口腔外科部長)主任歯科医師が中心になって行います。

一般歯科診療に加えて、長年、大学病院の口腔外科にて難易度の高い抜歯や顎関節症の治療、粘膜疾患から高度な外科処置が必要な癌の患者様を含め、数多くの患者様の診療にあたってまいりました。この経験を活かし、一般診療所では敬遠されがちな、難しい親知らずの抜歯や埋伏歯の抜歯、顎関節症や粘膜疾患の治療などの口腔外科診療にも積極的に取り組んでおります。

【略 歴】
1989年 広島大学歯学部 卒業
広島大学歯学部・歯学部附属病院 口腔外科 勤務
広島大学病院  医科麻酔科 歯科麻酔科 口腔外科助教
広島赤十字・原爆病院 、広島三菱病院 歯科口腔外科部長 
ドイツのフリードリッヒ・アレクサンダー大学 顎顔面口腔外科 留学

口腔外科担当 主任歯科医師 越智康(広島大学卒 歯学博士)

 

 

親知らず外来

親知らずとは、前から数えて8番目の奥歯で、智歯と呼ばれ第三大臼歯のことを示します。 この歯は、20歳前後に生えることが多く、親が歯の生え始めを知ることなく生えてくることから、「親知らず」という名がついた、と言われています。現在、食文化の発達にともない、顎の縮小が進み、智歯がすべて生えそろう割合は減りつつあり、日本人の智歯が生えそろう割合3~4割程度と言われています。顎の縮小にともない、智歯がうまく生えるスペースを失い、様々な問題がおきているのも事実です。

 

親知らずを抜歯した方が良い場合

  • 腫れや痛みを繰り返している
  • 親知らずの存在により、隣の歯が虫歯になるリスクが高い
  • 虫歯になっている
  • 矯正している、歯並びを悪くする原因になっている
  • 抜いたほうがいいけど難しい抜歯で、抜けないと言われた

こんな時は頑張って抜歯をしたほうがいいでしょう。できる限り痛くない様、腫れない様に心がけ丁寧に治療致します。当歯科医院には最新の歯科用CTがありますので抜歯前にしっかりした検査・診断ができますのでご安心ください。親知らず以外の難しい抜歯や埋伏過剰歯の抜歯などもおこなっています。別の歯科医院に通院中の方の抜歯のみの診療も受け付けております。

 

顎関節症外来

○顎関節症の症状

顎関節症は耳の前にある顎関節とそれを構成する骨,筋肉,靭帯といった構造のバランスがくずれることによって発症します。顎関節症の症状には以下のようなものがあります。

口を開けようとすると痛い
痛む場所としては耳の前の顎関節や片側の顔から頭までが痛いように感じることもあります。耳、頬やこめかみに痛みが出ることもあり、頭痛と感じる人もいます。
あごを動かすと音がする
カクカク、コキコキ、ゴリゴリと様々ですがこのような音が口を開けようとした時にするようであれば痛みにつながる予備軍です。検査を受けることをお勧めします。
口が大きく開かない
痛みで口が大きく開けられない、痛みがなくても顎関節自体の動きが悪くなり、口が開かなくなることもあります。
頭痛,耳の痛み,耳鳴り、首や肩のこり
これらの症状が顎関節症に関係する事もあります。これらの症状が顎関節症によるものか、他の病気によるものかを慎重に判断する必要があります。

これらの症状がある場合には、ご相談ください。 また、顎が外れてしまった方も治すことができます。

○顎関節症の検査、治療法

口腔内模型・噛み合わせ検査
歯の状態とかみ合わせの状態を調べます。

レントゲン検査
顎関節部分の骨の状態を調べます。 必要に応じて顎のCT撮影も行います。
顎関節部分の骨や筋肉などをCTで撮影し、頭と下顎の関係や筋肉の肥大などを調べます。

治療法
スプリント(マウスピ-ス)療法、投薬療法、マイオモニター(経皮的電気神経刺激装置)、開口訓練、悪習慣の改善指導など症状に合わせて治療を組み合わせて行います。

 

 

口内炎等粘膜疾患外来

○口内炎とは?

口の中や周辺の粘膜に生じる炎症の総称で、種々の原因で生じ、多くの疾患を含みます。 歯茎にできたり、舌にできたり、唇にできたりします。

○口内炎の原因

  1. 疲労や免疫抵抗力の低下、ストレスなどが原因の口内炎:アフタ性口内炎
    ストレスや、環境の変化、寝不足などが原因で、免疫抵抗力の低下により出現します。
  2. ウィルスが原因の口内炎:ウィルス性口内炎
    ウィルスが原因でおこる口内炎で、主に小児に現れる、ヘルペス性口内炎や、ヘルパンギーナ、手足口病。成人では口唇ヘルペスや帯状疱疹などがおきます。抗ウイルス剤で治療します。
  3. 真菌が原因の口内炎:カンジタ性口内炎
    真菌の 1 つである、 Candida albicans による感染症で抵抗力が低下したときに発症する、日和見感染症です。抗真菌剤で治療します。
  4. 物理的刺激が原因の口内炎:カタル性口内炎
    入れ歯などがあたってできる傷に細菌が感染しておこる口内炎です。口の粘膜が赤く腫れたり、水泡ができたりします。
  5. その他、当歯科医院で治療できる疾患

粘液のう胞○粘液のう胞

胞唇や下の下にできる水ぶくれのようなおできです。切除手術を行うことができます。

 

○上唇小帯付着異常、舌下小帯付着異常

歯並びに影響がある上唇小帯の位置異常や発音が悪くなる舌下小帯の切除術を行うことができます。

 

これら以外にも様々な疾患に対応しております。

●金属アレルギー

●舌痛症  
最近多い疾患で、女性に多いです。舌がヒリヒリする、ピリピリする、ジンジンする、やけどをしたような感じなどと表現されて舌の痛みが訴えられます。

●口腔乾燥症
口が乾き、ピリピリ、チリチリ痛みが出ます。うがい薬や飲み薬で治療できます。

●味覚異常

●唾石症

●骨隆起

●無呼吸症候群
いびき予防、無呼吸症候群の症状を緩和するマウスピース治療のスリープスプリントを製作できます。

スポーツガードも製作できます。

 

 

 

6. 口腔癌のリスクがある口内炎

白板症や、扁平苔癬
いわゆる前癌病変という癌になりやすい状態の一つとされています。
悪性化の頻度は、0.1~17.5%といわれています。部位別では舌が多く、紅斑と白斑の混在型や潰瘍型で多くみられます。 また、5年以上病変が存在するものや1センチ以上の大きさのもので、癌化傾向が高いといわれています。

通常の口内炎は数日から2週間程度で治ると言われています。長期間治らない場合や少しでも気になる方は早めの受診をお勧めします。

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当院では最新の歯科用デジタルCT(3D)スキャナーを導入しています

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