| テレビ番組『ウルトラセブン』を覚えていらっしゃいますか。
 リアルタイムでご覧になった方、再放送でご覧になった方、テレビだけでなく、映画
館でご覧になった方、自分の子供と一緒に楽しんだ方・・・いろいろな方がいらっしゃ
ると思います。特殊撮影とはわかっていながらも、ついつい画面に見入ってしまった
ものです。
『ウルトラセブン』は円谷プロダクションが制作した特撮テレビ番組で、『ウルトマン』
に続き怪獣ブームを巻き起こした傑作です。
地球侵略を企み次々に地球を襲う宇宙侵略者から地球を防衛するウルトラ警備隊。
そのウルトラ警備隊でも対処できない危機に隊員のモロボシダンがウルトラセブン
に変身して地球を救う話です。
Ｍ７８星雲から来たウルトラセブンは、得意技のアイスラッガー、エメリウム光線、カ
プセル怪獣などを駆使して侵略者の宇宙人や怪獣と戦います。
当時の子供たちは投場する怪獣達に驚き、怪獣と戦うウルトラセブンは、ヒーローと
なり、世の中は大怪獣ブームになりました。
『ウルトラセブン』は、１９６７年(昭和４２年)１０月１日から１９６８年(昭和４３年)９月
８日までにＴＢＳ系で毎週日曜日19:00〜19:30に全４９話が放映されました。
今、台本を読み返して見ると、子供時代には理解できなかった大きなテーマが一話
毎に隠されています。世界平和、環境汚染、原子兵器、人種問題など今でも大きな
問題になっていることを４０数年前に危惧していた脚本家や監督の思いが伝わって
きます。
さてその『ウルトラセブン』とマンドリン。何の関係があるのかと言えば直接の関係
はありませんが、『ウルトラセブン』の撮影に全編参加したマンドリンクラブＯＢがい
ました。
その名は"ウルトラセブンティ"。
この"ウルトラセブンティ"さんが当時の記憶をたどりながら、『ウルトラセブン』撮影
時の思い出を著作権に触れない程度にご紹介して行きます。
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 ウルトラセブンティの回想 その２ |
| ウルトラセブンティの回想 その１ |
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