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2025年11月 学習内容

2025年11月2日は3連休のさ中にも関わらず遠近各地から同志が集い、神の愛の下で新潟シルバーバーチ読書会を無事開催することができました。

さて、私たちの周りには、神の一部である意識が無数の形態を通して顕現されています。それが色とりどりの紅葉となり、空高く飛ぶ鳥となり、広い海や川の魚たちとなり、森の中の大小さまざまな動物となって地球全土に広く存在し、私たち人間は無数の生命体に囲まれ、互いに恩恵を受けながら暮らしています。

こうした神の創造活動について知れば知るほど、私たちの心には神に対する畏敬の念が湧いてきますが、忘れてならないのは、私たち一人一人が神の創造活動に参加しているということです。神が人間だけに分霊を授けたのは、人間を通して神の創造のエネルギーが働くことを願っているからです。
私たちが日常生活の中で、物質性を減らして神性を発露しようと努めるならば、それは神の創造活動に貢献することになるのです。

今回は、従来の唯物的進化論と比較しながら、スピリチュアリズムの進化と創造について学びました。

霊訓に入る前の学び

●プリント「摂理と創造について」

現在主流となっている進化論は、ダーウィンの説いた自然選択説・適者生存説ではなく、DNA(遺伝子)が偶然に突然変異を引き起こし、自然選択によって適応的DNAが生き残り、そうでないものは淘汰されると考える「総合進化説(ネオ・ダーウィニズム)」です。
が、1950年以降の「分子生物学・遺伝子工学」の最新科学によって、この説も崩壊の寸前にあります。
突然変異は現在の分子生物学では進化を進めるどころか、反対に進化を妨害・阻害することを立証しています。つまり突然変異による遺伝情報は子孫には伝えられないことを意味します。
このように見ていくと、神による創造論は、科学的根拠を基にした極めて次元の高いものであることが分かります。


《スピリチュアリズムによる生物の進化とは何?》
生物のすべての種は「神によって創造されたもの」であり、種のみならず一つ一つの個体それ自体も「神の意図・イメージによって創造されたもの」とする。


《人間の創造が極めて特殊なのは?》
動植物で唯一「霊的要素」が付与されており、永遠の個的存在として創造されたこと。
※神による生命体(生物種)の創造は、低次元から高次元化していった。
人間は地球上の生物創造計画の中で、特別な存在として最後に創造され誕生した。


《スピリチュアリズムのいう「進化」とは?》
神の中にこれから造る全ての生物のイメージがあり、それに基づき低次元の生物から高次元の生物へと創造を進めていった。
こうした神の生物創造のプロセスを振り返ってみると、一歩一歩進化しているように見える。このプロセスをシルバーバーチは「進化」という言葉で表現している。サルの肉体が連続進化した結果、人間の肉体になったのではないということ。



『霊性進化の道しるべ』 からの学び

●「第5章 あなたが大霊なのです」 P116 BL3 ~P121 L6

■奉仕への参加の呼びかけ

シルバーバーチは、利得損失を忘れ、霊的なものをこの世的な打算に優先させて奉仕に取り組んでほしいと述べています。

私たちは奉仕の大切さを認識しながら、物質界で生活していく中で、自分や家族、物的なことを優先してしまうことが誰にでもあると思います。
でも神の法則は、私たちが“自分を忘れて奉仕だけを心がける時”に働きます。これは誰の場合でも狂うことのない法則であり、奉仕の道はこれ以外にはありません。また、物的に失ったものは、それよりはるかに価値のあるものによって埋め合わせがあるとも述べています。

シルバーバーチは、「原因と結果の関係が瞬時にわかり、他の存在のために自分を役立てることが多い人ほど高級とされる世界」から真理を届けていると述べています。そのシルバーバーチが法則は絶対だと述べているのですから、霊的盲目の自分よりも、シルバーバーチの言葉を信じる方が賢明です。


■霊界通信の受け止め方は?

①脅し文句が使われることはない
シルバーバーチをはじめ高級霊界通信に脅し文句が使われることはありません。それがわずかであっても高級霊からのものであるはずがないのです。なぜなら高級霊たちは、地上人が霊的に向上し、より高度な真理と叡智を身につけるよう願っているからです。(仕打ちが怖くて信じたとしても、決して霊的向上にはつながらないことが分かっているから)

②理性で判断する
シルバーバーチは私たちに、理性を使って判断し、通信内容にもし下品なことや酷いこと、道徳に反するようなことがあれば拒否しても良いと繰り返し述べています。
その一方で、地上人が霊的により気高い生活、より立派な自己犠牲と理想主義に基づく生活をしてほしいとの願望からメッセージを送る以上、それには神による正真正銘の折り紙が付いている(神からの御言葉である)とも述べています。

 参加者の感想

■神が低次のものから高次のものを順番に創り最後に人間を創り、その人間にだけ神自身の分霊(高度な知性)を付与したということは、人間は地球上の生物体の中で大きな責任を担わされていると思いました。
また人間もその他の存在物も元は物質素材界の素材からできているということは、人間を含む全ての大元が神の霊で繋がっており、人種や血縁の違いで歪み合うことや、自分さえ良ければいいという利己主義な考え方は、自分の親である神を否定しているのと同じことだと気づきました。
この仕組みを知ることが自分で自分を救うということで神の愛であるため、一人でも多くの方に普及できるよう私自身も努力していきたいと思います。


■人間の起源についての学びでしたが、大筋で理解できたように思っています。
その理解できた部分について今後どのように進展させていくか、知識として留めておくだけではなく、自分の思考の中での生かし方を考えて感じることが肝要かなと思っています。
そして、感じたことを素直に行動に移すようになりたいと思っています。


■ダーウィンの進化論は、最新科学によって、この説も崩壊の寸前にあるとのことです。そしてスピチュアリズムによる生物の進化は、生物の全ての種は「神によって創造されたもの」であり、種のみならず一つ一つの個体それ自体も「神の意図・イメージによって創造されたもの」とする。
以前テレビでその道の一人者の学者の方が突き詰めて考え研究しても最後は、神か神に近い存在が、全宇宙、全生命を創造したと考えなければ説明も理解できないと言ってたのを思い出しました。
そして何故人間だけが、霊的要素がそなわっているのかという事を知れば、自分の考えや行動に責任を持ち生き方も変わるように思いました。


■この地上の動物の誕生は元々猿は猿であり、人間は人間として最初から創造されて配置されていることを学ぶ。人間の身体は猿とほぼ同じである。
しかし霊性を与えられていることが自然の猿とは異なり、猿程度で地上で生きるか霊性発露の努力をするかを考えさせられた。
大霊からみたら人が猿程度で終わるか霊主の闘いで地上を終えるか学ぶ者の自由意志であると思う。
日頃の動機が肉体本能からなのか霊からなのかを常に意識することにし、死を迎える時、少しは進化した霊となり霊界への永遠の旅路をイメージしながら地上を過ごしたいと考えました。


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