自己紹介
私は子供の頃から、人はどこから来てどこへ行くのか、人の幸・不幸はどうやって決まるのか、障害をもって生まれるのはなぜか、なぜ困難や病気があるのか等、様々な疑問を持っていました。
特に障害に関しては、近所に知的障害者の方々の施設があったことや、結婚後に重度の知的障害のある義兄と家族になったことでますます、一人一人の地上人生にはどんな意味があり、私たち人間はどう生きるべきなのかと考えてきたのです。
精神世界や宗教関係の本を読み漁り、宗教者の話を聞くなどしましたが、どれも心から納得できるものではありませんでした。
なぜなら、そこに書かれた内容はいつも、すべての人に当てはめることができなかったからです。
私は、どの国・どの民族にも当てはまる真理、特定の宗教を信じた者だけが幸せになるような教えではなく、誰にでも平等に当てはめることのできる本物の真理を探していました。
そんなとき、ある一冊の本『シルバーバーチの霊訓』に出会いました。
読み進めるうちに、長年の疑問のすべてがきれいに解消されたのです。理性で考えて心から納得できる内容に驚き、これこそ本物に違いないと確信したのです。
私たちは誰でも人生の中で困難苦難に遭遇します。そのとき、なぜそれが自分に回ってきたのかと自問することがあります。あるいは、他人の人生に起きた出来事を見聞きし、なぜそんな酷いことが起こるのかと心を痛めたこともあるでしょう。自分にも同じことが起こるかもしれないと不安に思ったことはないでしょうか。私にとっていくら考えても分からないことが沢山あったのです。
でも、真理に出会い霊的知識を得たことで私は、それまで常に心の中にあった心配や不安、恐れから解放されました。
忌み嫌っていた苦難や困難を恐れなくなりました。
霊的知識を得たことで困難苦難の意味が分かり、私の霊的成長にとっていかに必要であるかが心の底から理解できたからです。
地上でどう生きればよいかが明確になり、人生の目的がとてもシンプルになったのです。
シルバーバーチの霊訓は、現時点において地上人生の最高の指針であり、全世界の人に当てはまる真理です。
私たちは誰でも真理に沿って生きることで自分で自分を救い、利他愛を実践することで他の人々に救いの手(希望の光)を差し伸べることができます。地上界に真理が行き渡れば、世界中の不幸や悲劇は消滅し、霊界からの明るい光が地上界に差し込みます。
そのためにはまず、真理を手にした者が自ら実践し、さらには真理を普及していく必要があるのです。
私は残りの人生を真理の実践と普及に捧げ、同じ志を持つ方々とともに力強く歩んでいきたいと願っています。ともに道具として最高に価値ある人生を送ってまいりましょう。
加藤裕子