| TOP | 自己紹介 | 読書会のご案内 | よくあるご質問 | 学習記録&参加者の感想 | LINK | お問い合わせ |

TOP > 学習記録&参加者の感想 > 2025年6月

2025年6月 学習内容

2025年6月1日、新潟シルバーバーチ読書会を神様の愛の下で謹んで開催させていただきました。

さて私たちは真理を手にして、今、霊性進化の道を歩んでいます。宇宙のありとあらゆる存在物が進化に向かっているという事実は、神の壮大な進化計画の中に私たちも含まれていることを示し、その背後には、神の慈悲深き愛と無限の叡智が控えていることに自然と思いが至ります。
私たちが霊性進化すれば、それは地球全体の進化をわずかでも押し上げているのであり、私たちが神性を発露すれば、それだけ暗黒の地上界に霊の光が差し込むようになります。
それは、私たちが思っている以上に、日々心に宿す思念は重く大切であることになります。なぜなら人間は思念体・意識体だからであり、無意識であろうと意識的であろうと、心に抱く思念は潜在意識の中に蓄積され、日々の私たちの言動を形づくることになるからです。

現在の地上界がどれほど醜い争いや恨み等の不協和音で満ちていようと、今後どのような災禍が訪れようと、不安や心配、恐れの念を抱くことなく、神の計画は必ず実現するとの信念を持ち、常に楽天的でいることが重要です。そうした日々の心のありようが霊界の多くの善霊たちを呼び寄せ、神の道具として使われることになるのです。

周りに充満している神と霊界の愛を感じながら、それぞれが地球全体の進化のために役立てるよう、心霊を高めて真理を学びました。

霊訓に入る前の学び

●プリント「地上人生の目的と霊的成長の歩み」

物質主義・利己主義によって大きな利益を確保してきた人間、国家、宗教は、スピリチュアリズムの普及に脅威を抱き、様々な妨害に出るようになります。
敵対する側について『霊の書』には、「それは教義の真偽を問われるというよりも損得から生じる抵抗」であると書かれてあります。
今後、スピリチュアリズムの普及によって民族間の離反や国家間の戦争、人種・民族差別等が是正されていきますが、その過程で敵対勢力となるのは既得権力を持つ者だけとは限りません。
社会の不公平や不公正が是正されていくときに自分がその抵抗勢力とならないよう、常に「全体の進化にとってどうなのか」という視点で真理を学びました。


《スピリチュアリズムの地上展開に反対する勢力とは?》
①「伝統宗教」と「唯物主義者」
両者は暗黒の地上界に霊的光が射し込むことを抹殺しようと妨害に出る

スピリチュアリズムの霊的勢力は、反対勢力との闘いの中で徐々に拡大してきました。時間の経過とともに世界中に普及していきます。

※人間は利得よりも損失の方に敏感に反応する傾向があり、特権を持った側の人間にとっては社会が平等になることが損失として認識されます。例えば黒人差別について、“差別は解消されたか”との質問に黒人ほど解消されていないと答える割合が多く、一方白人は解消されていると答える割合が多いという調査報告があります。
社会の不平等や格差、差別を是正するための政策が、自分には不利益だと感じたとしたら、それは物的視野で見ているからであり、自分は特権を持った側にいるのかもしれないと一度考えてみることが大切です。

②霊界の低級霊
霊的真理の普及を快く思わない低級霊は、隙あらば妨害しようと画策する


《スピリチュアリズムの勝利宣言とは?》
20世紀初期の時点で闇の地上界に真理のタネを根付かせることに成功し、「霊的真理」が人類を霊的無知から解放する時代を迎えたことを言う


《キリストの再臨とは?》
イエスの霊的影響力が地上に到来することが再臨であり、「霊的真理」こそがキリストの再臨

※イエスが地上にいつ再臨するのか、再臨したのかどうかよりも、真理を手にした一人一人が地上に居ながら霊として生きることの方がよほど重要です。なぜなら人類救済とは、真理が広く普及され、真理に沿って生きる人が増えることで実現するものだからです。



『霊性進化の道しるべ』 からの学び

●「第4章 真理はすべて素晴らしいのです」 P96 BL4~P100終わり

■交霊会に対するシルバーバーチの思いとは?

霊を無理やり交霊会に引っ張り出すようなことはできませんが、シルバーバーチにとっては愛情で結ばれた人々との交流はとても楽しいことであり、常に地上人の役に立つ用意をしていると述べています。
私たちの周りには親和性のある霊たちが常に待機し、地上人の力になることを願っています。そのことを忘れず、霊たちと共に生活しているという意識でいることが大切です。


■心霊現象について

心の中に邪なものがあれば邪な霊の影響を受け、人への愛で一杯ならば善霊の影響を受けるというのが摂理です。スピリチュアリストは、何一つ恐れを抱かない心境を保つ努力が必要です。信念と信頼と希望に満ちた穏やかな心境でいる時に神性は発揮され、多くの霊力が流入するようになるのです。

 参加者の感想

■真理を学ぶ過程でこの地上の理不尽や卑劣さを強く感じるようになった。未だに人類はこの程度かと嘆くことがある。
しかし今回、「霊界の仕事は順調に広がりつつある。そのことを確信をもって断言できる」という。
霊力が確実に全て順調に推移し地上に降り注いでいることは、人類の極僅かな人でもこの真理に共感し学び実践している事実があり、私も同じように学びと実践の日々である。
どの様な不測の事態になろうとも、楽天的な構えと大霊を信じ切る学びと実践の継続が力となることを痛感しました。


■再生観についての学びですが、類魂の分割部分が再生するという類魂の概念の観点からの再生についてですが、大きな意識体に組み込まれた霊的意識が別の大きな意識体の一部になるのかなと解釈しました。
霊という共通意識で繋がっているから大きな意識体から抜け出し別の類魂になるという考え方も自分なりに少しだけ理解できそうだなと感じました。
この感じ方がどのように変容するかわかりませんが、今の私の霊的レベルではこれ以上の理解には到達しないと思いました。


■「地上の再生観はどれもこれも的外れで、類魂の事実が分からなければ、再生を理解することが出来ない。」
私も的外れの再生観しか知らなくて、またそれを信じていました。
類魂を理解すれば再生が理解できる。でも類魂を理解するには霊的成長をし進化すれば理解出来るとのこと。
今の私には難解過ぎて理解できませんが、霊界で自分と同じ意識をもち理解してもらえる類魂がいるとおもえば、いかに地上人生が理不尽で辛くても、霊的真理にそって生き霊的成長につなげれば類魂との共同進化につなげられるのかなと感じました。そしていつか正しい再生観を理解出来ればと思いました。


■真理を学んでいると霊主や利己主義という言葉はお馴染みになっていますが、日常の中のあらゆる場面でなくす努力はしていても瞬時に損得感情が湧いたり、便利な社会で生きられることは特権があり誰かの犠牲の上に成り立っているかもしれないことを深く理解していませんでした。
自分が受けている恩恵は無意識に摂理と切り離して、真理をただ知識として学んでいたからだと思います。
どんな事に対しても真っ先に真理のことが考えられるよう鍛錬し、普及に努めたいと思います。


このページのトップへ▲