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2025年5月 学習内容

2025年5月11日、新潟シルバーバーチ読書会を神様の愛の下で謹んで開催させていただきました。

今月はスピリチュアリズム的生き方について改めて学びました。
私たちは地上人生の目的が霊的成長にあり、そのためには真理を実践して生きることが重要であると繰り返し学んできていますが、その霊的知識についてシルバーバーチは次のように述べています。

「知識は使うためにあるのです。その知識のおかげで視界が広がらなくてはいけません。理解力が増さなくてはいけません。洞察力、同情心、寛容心、善意がいっそう大きくならなくてはいけません。・・・それは人生のあらゆる側面における考えを改めるために使用されるべきものです」と。

私たちは自分が遭遇する出来事について人間心で良いとか悪いとか言うことがあります。でも、そうした様々な体験を通して内部の霊性は本来の力、本来の気高さを発揮していくようになります。
それは日常のどんな時においても、真理が私たちの言動の指標とならなければいけないということであり、そうなって初めて、霊的知識が価値を持つことになるのです。

私たちが困難苦難に遭遇するのは、精神に染み付いた自分自身の考えや人に対する見方、偏見や物的価値観を改めるためであり、また内面の弱さや醜さを克服するために起きています。そうした試練の中であってこそ内在する霊力は開発されるのであり、一つ克服するごとに霊性は強化されていきます。

霊界に戻った時、地上で精一杯スピリチュアリズム的生き方をした、生涯をスピリチュアリズムのために全力疾走できたと心から喜べるよう、神と霊界とのつながりに意識を向けながら真摯に真理を学びました。

霊訓に入る前の学び

●プリント「地上人生の目的と霊的成長の歩み」

スピリチュアリズム的生き方とは、霊的真理を実践する信仰的歩みのことです。スピリチュアリズムの本質はどこまでも「信仰性」にあります。霊的真理は日常生活の中で実践に移されてこそ価値を持つのであり、真理が正しく活用されたことになります。
神と霊界と共に歩んでいるという思いが持てるようになること、そうした努力を今しているのなら、その人はスピリチュアリズム的生き方をしていると言うことができます。


《地上ならではの訓練とは?》
・波動が粗くバイブレーションの低い物質世界では、何か一つ成すにもエネルギーを振り絞らなければなりません。読書会への参加も、飛行機や船、高速バス、新幹線、電車等で通う必要があったり、また晴天のみならず大雨や積雪の日があったりするのですから、より一層強い意志と覚悟が必要です。
でもそれによって精神や意志の力が鍛えられているのであり、地上で強化された精神的資質は、次の進化の段階での大切な要素となっていきます。


《スピリチュアリズム的生き方とは?》
①神の摂理の支配を受け入れる(信仰する)
②霊界の導きを信じる
③自らの内面の弱さや醜さを克服しようと努力する



《地上界を支配してきた“2つのガン”とは?》
・「物質中心主義」と「利己主義」
2つのガンは地上人類の人生を無意味にするだけでなく、地球全土を悲劇の蔓延する地獄さながらの暗黒世界に陥れている。

※地上界ではモノや食糧の量には(お金にも)限度があり、皆で分け合えば十分足りるようになっています。ですが私たち一人一人が“自分だけは”という利己主義を出す時、途端に物質は回らなくなり地球は地獄と化していくのです。物質界のモノに限りがあるのは、皆で分け合い与え合うことを学ぶためであると私は考えます。



『霊性進化の道しるべ』 からの学び

●「第4章 真理はすべて素晴らしいのです」 P93 L9~P96 BL5

■賢明な人とは?

全てを霊的に捉え、どんなことも魂の成長にとって有益なものとして受け止める人のことです。
“与えられたものを不平も言わずに受け入れた者は速やかにゴールに到達し”、“進化に要する時間の長さはゴールへ向けての努力の量によって決まる(霊の書)”ということです。
物的視野で見ると不運や不幸、利己的な人間に思えても、真理によって自分の見方、考え方、価値観が変われば、それらは霊的成長のために自分に与えられたものとして乗り越えるようになります。


■霊的知識には責任が伴う

霊的知識は自分を癒すためだけに取って置いてはなりません。真理は日常で実践してこそ価値を持つのです。
利他愛を本気で実践しようとすると、とてつもない忍耐や寛容心が必要となります。それでも自分が人より半歩でも先を歩んでいる(真理を手にしている)という自覚があるなら、寛容的でなければならない責任があるのです。
しょせん地上界は完璧な世界ではないからであり、自分もまた未熟さを持った存在だということを忘れてはなりません。

 参加者の感想

■試練は自分自身の中にある誤った考えや価値観を改めるために起きていますが、試練の最中は挫けることも多いです。
しかしその醜い思いが地上世界の混乱に繋がり影響を及ぼしていると感じました。
利己主義を克服するためには常に自分の心の中に神をおき、目の前の全ての人の中にも神がいることを自覚して、自分の心を清浄していきたいです。
そして全ての人が真理を知ることができるように普及に努めたいと思います。


■地上における霊的成長のための訓練についての学びですが、自分の考え方に近い部分もありますが、その考え方に思いが到達できていないところもありました。
スピリチュアリストの全ての人が同じ思いをいだくことはないと思っています。
個人の霊的成長レベルによって霊的真理の実践が異なると思いますが、私は学びの中で自分の考えの中に取り入れようと思うことは取り入れ、そこまでは理解できないことは保留して考えておくというスタンスでいきたいと思いました。


■最近、利権がらみの物的集団から理不尽や嫌がらせを受けその集団に嫌悪を抱いて責めていた。
再生目的や因果律法則は十分理解していたはずだが、物的波動が強く振り回され、霊的悪とみなし非難し相手に責任転嫁して自分の内面を見詰めることを怠っていた。
今度の理不尽は実は前世において自分が他人様へ理不尽をしたことの悪果と気付き自業自得法則である。又この苦難はカルマ清算となり魂がキレイになり実に有難いことで、これでまた霊性向上のチャンスを得られるという大切なことを忘れていました。
又また振出しに戻ったが当初の純真さに戻り常に「霊的成長のための訓練」という思いを抱きたい。


■ヨーロッパに向かう難民を一時的留まっている国にEUが、お金を渡し難民を砂漠に捨てる。この話を聞いた時は、ショックと怒りがこみ上げてきました。逃げてきた難民を砂漠に捨てるなどは、まさに鬼畜の所業です。
地球上ではあちらこちらで戦争や紛争が起きていて第三次世界大戦が起こるのではないかといわれていますが、人類が「物質中心主義」と「利己主義」にはしった結果がこの悲劇の結果なんですね。
ただ恐ろしい怖いと言ってるだけでなく、霊的真理が、人類救済の核心になること、霊的無知を克服することを知ったのだから責任もってこの種を蒔かなければならないと思いました。


■“霊的意識”――読書会に参加するたびに思い出させられるのですが、1日も立たずして、物質的思考に戻ってしまいます。
せめて、1日のうち5分だけでも霊界に意識をと「瞑想しよう!」と決めてもただの考え事の時間になってしまったり、出来なかったり。
霊的成長への意欲、向上心はあるつもりなのだけれどその気持ちすら疑いだし、時々全てを諦めそうになることも。
成長を感じれる指標があったら良いのになぁと結局物質的な考えになってしまいます。


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