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2025年4月 学習内容

2025年4月6日、新潟シルバーバーチ読書会を神の愛の下で謹んで開催させていただきました。

さて関東では今週桜が見頃を迎えていますが、四季の中でも特に春は、冬の間に土中で眠っていた生命が目覚め、芽を出し、色鮮やかな花々を咲かせ、多種多様な生命が一斉に活動し始める季節です。
そうした自然界の営みに目を向けるようシルバーバーチが繰り返し述べているのは、地上人が肉体を持ち、五感でしか物事を捉えることができないために、自分の周りに満ちている神の愛を認識・実感することが難しいからです。
自然界を観察すれば、すべての営みが調和を保つよう統制されており、目には見えない自然法則を通して神の愛の普遍性と規則性を見出すようになります。
さらに、すべてのものにはそれらを創造した神の深遠な愛が注がれ、神の愛によって存在しているのだと意識してみることで、自然現象の背後に活発な霊的活動が広がっていることが垣間見えるようになります。

真理を長く学ぶ私たちは、自然界の中に充満する神の愛を見出し、実感できるよう努力することが大切です。神の愛を実感すればするほど、自ら利他愛発露に努めるようになるからです。
神の摂理は自然界のみならず人間にも同じように働くことが理解できれば、自分の周りに存在するものすべてに愛の思いを持つようになり、より多くの霊力が私たちを通して地上界に注がれることになります。

今月は神を始原とする愛の霊力に意識を向けて、神の愛を至る所に感じながら、真理を真摯に学びました。

霊訓に入る前の学び

●プリント「再生観」

今回は霊能者が前世を言い当てる嘘のケース等について学びましたが、前世は摂理の働きによって地上人には分からないようになっています。例えば、前世は兵士でたくさんの人を殺している場合など、その罪の意識が事あるごとに思い出されるとしたら、地上を心安らかに過ごすことは極めて難しくなります。(現に元軍人の中にはPTSDを発症し、その苦しみから精神を病む人もいます)
未熟な私たち地上人にとって前世を思い出せないということは、神の深淵な配慮(愛)なのです。


《前世は分かるのか?》
・前世は神によって地上人には分からないようになっている
・神が必要と見たとき(本人の教化と啓発に役立つとき)は、自然発生的に前世を見せられる
・今の自分を見れば前世はおおよそ推測できる(今よりも霊性が高いということは決してない)


《前世を言い当てる嘘の様々なケース》
①本人の直感による前世の思い出しの嘘
デジャブ・既視感は前世の記憶とは言えない。多くが錯覚・単純な思い込み

②霊能者による前世の指摘の嘘
1.霊能者が意図的に作り上げた嘘
2.霊能者の無知から出た思い込み
3.低級霊のカラカイ
4.低級霊のつくり出したニセ前世像

③退行催眠による前世指摘の嘘
1.催眠術は前世を知るには信頼できる方法ではない
2.催眠下では潜在意識が催眠誘導にそってフィクションをつくり出す
3.催眠下では霊的感性が高まり、通常は知り得るはずのない情報が入手でき、それを前世と間違える
4.催眠下では理性的判断力や意志の力が抑制され、低級霊が働きかけやすい状態になる
5.催眠下では容易に幽体離脱が生じる

④憑依霊の記憶を前世の記憶と混同するケース

⑤異言を地上人の前世の言葉と思うケース



『霊性進化の道しるべ』 からの学び

●「第4章 真理はすべて素晴らしいのです」 P90~P93 L8

■インスピレーションの伝達方法とは?

神から発せられる霊力(愛・インスピレーション)は、霊界の各界層の霊たちを通して地上圏まで届けられ、地上の霊媒を通して地上界に注がれています。それが肉体の奥に宿る霊性に活力を与え、潜在する霊的資質を発現させることになります。つまり、私たちが真理に出会ったり、真理を学びたいと望んだり、霊的成長のために努力したり、人のために自分を役立てようと行動したりするのはすべて、神から注がれる霊力によって、私たちの霊性が活力を得ているからなのです。

ヤコブの梯子は作り話ではなく、私たちの誰もがみなその階段を一段一段上がっていくことができ、誰もがみな神に近づくことができます。どんなに低い段階にいる者も神とつながり、その絆が切れることはありません。各自の霊性レベルに応じた界層の霊たちから誰もが援助を得ることができます。


■真理は地上で最高の宝

真理は地上で最高の宝です。それを心底感じているかどうかが大切です。
自分が永遠の霊であると知り、この世がメインでないことが分かり、生涯にわたって必ず一人の守護霊が付き添い、睡眠中には守護霊に伴われて幽界で様々な体験をしています。姿は見えなくても神の愛が至る所に充満していて、その霊力のおかげで今自分も万物も存在しているのです。
見えるもの見えないものすべての拠り所は物質ではなく、霊にあることが分かったのです。
先行き不透明な暗黒の地上界でも、真理があれば心配し過ぎたり不安に苛まれることなく、希望をもって生きていくことができます。
真理は、神が授けてくださった最高の賜物であることを心から認識することが大切です。


 参加者の感想

■霊的成長出来ないまま地上生活を終える人が大多数だと思いますが霊界生活は思念の世界であり、喜びに満ちるか後悔と無念を味わうかは本人次第であると再確認しました。
霊的意識ですごせなかった人たちも霊界ではそれなりに過ごすことが出来ると思いますが、自分の考え方や感じ方が霊界まで持ち越してしまうことを考えると修正がきかない霊界ではなく今の地上生活で神の摂理に沿った生き方をすることが大切であるとあらためて感じた読書会でした。


■もしも自分の前世を覚えている状態で地上人生を送っていたら、前世での自分の悪行を後悔し自暴自棄になり困難を乗り越えることは不可能ではないかと思いました。 地上に再生している時点で未熟だし、前世で犯した摂理違反の罪も綺麗さっぱり忘れた今の状態ですら、困難の最中には逃げ出したくなるからです。
しかし神からやり直しのチャンスをいただいた以上は少しでもカルマ解消し、霊界人と同じ思いで一人でも多くの方に普及できるよう努力していきたいと思います。


■過去に「前世探しブーム」があり、テレビで霊能者が有名人の前世を言いあてるのを当時は興味深く見ていました。自分の前世が、どうゆう人生を送っていたのかを想像したものでしたが、ブームが過ぎ去り自分の前世より仕事と家庭の忙しさで忘れていったように思います。却ってそのほうが良かったと思います。
地上人生の苦しさや切なさの中でシルバーバーチの霊訓と出会い「前世は、神によって地上では分からないようになっている」本当に素直にそう思います。前世を知るよりも今生きている人生のほうが大切だとつくづく思います。
また「霊的成長できないまま地上人生を終えるとしたら、地上人生のすべてを無駄にしたことになる」このこと知ると尚更、地上人生を無駄にならないよう生き方をし霊的成長できるような地上人生を送りたいと思いました。


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