| TOP | 自己紹介 | 読書会のご案内 | よくあるご質問 | 学習記録&参加者の感想 | LINK | お問い合わせ |

TOP > 学習記録&参加者の感想 > 2025年3月

2025年3月 学習内容

2025年3月2日、新潟シルバーバーチ読書会を神の愛の下で謹んで開催させていただきました。
暦は3月に入り、梅や早咲きの桜が咲き始めました。春へと向かう日差しの暖かさが続いたかと思えば、雪やみぞれの降る真冬の寒さに逆戻りするなど、寒暖を繰り返しながら自然界は神の法則に従って移り変わっていきます。
同じように地上界も後退したかのように見えていながら、背後ではこれまでの価値観の取り崩しが起きているのであり、真理を基盤とする世界を構築するための必要な変化だと言うことができます。

シルバーバーチは、「自分たちが支配しているつもりでいた者が独裁と圧制の時代は終わったと気が付くのも、そう遠い先のことではない」と述べると同時に「独裁者は大霊が用意なさったのではなく、あなた方がその出現を許した」とも述べています。
私たち全人類が霊的無知から物質主義・利己主義に生きてきた結果が、力のある者は好き勝手にふるまい力のない者はそれに従う無秩序な世界なのですから、誰もが決して無関係ではないことを心に留めておかなければなりません。

霊的存在である私たちは全員が霊で一つにつながっており、良くも悪くも互いに影響を与え合いながら霊的成長の道を歩んでいます。それは、地上で起こる隆盛や衰退が全人類に波紋のように広がるのと同じように、たった一人のスピリチュアリストの生き方が摂理に沿っているとき、それも必ず全人類の霊的成長に少なからぬ影響を与えるということです。

今月も再生観から自らの再生の目的を自覚し、意識を自分のみならず全人類に広げることで地上人生をより価値あるものにできるよう、また自らの責務を少しでも果たすことができるよう、真摯に学びました。

霊訓に入る前の学び

●プリント「思想Ⅰ 再生観」

私たちの多くは苦しみを不当のように思っていますが、大半の地上人が遭遇する苦しみは“自業自得”であり、正当な罰であり、同時に有難いものです。なぜなら、自らつくった悪いカルマ(過去の摂理違反)を苦しむことで清算することができるからです。
前世は分からなくても、今の苦しみが自分の霊的成長にとって必要なものであると認めて謙虚に苦しみを甘受し、勇気をもって困難に立ち向かうことが大切です。



《再生人生とカルマの関係とは?》
・カルマを清算するために適していることが再生の条件となる(性別・民族・国家・親)
・「誰を親として生まれるのか?」はカルマ清算にとってとても重要な条件
・ある国の国民になることで「国家のカルマ」による苦しみが自分に降りかかることになるが、その苦しみが自分の前世のカルマを償う道


《再生人生に守護霊が付き添う理由とは?》
・地上に生まれると、霊界では明晰だった霊的意識が失われ、霊界における記憶が一切なくなるから
・誕生後は、インディビジュアリティーから滲み出てくる直感・霊的感性によって無意識のうちに心を形成していくことになるが、「霊的意識」を失った再生霊にとって地上界はまさに荒波の世界・未知の世界だから
・類魂の一人が守護霊となって再生霊の人生を守り導く。守護霊は類魂のリーダーから指示され任に就く(多くの場合、守護霊との間に血縁関係はない)


《再生回数は?》
・数回から多くて10回前後



『霊性進化の道しるべ』 からの学び

●「第4章 真理はすべて素晴らしいのです」 P86 L8~P89終わり

■魂の受け入れ準備とは?

霊的成長といった真に価値あるものほど簡単に手に入れることはできません。長年にわたる地道な霊的努力があってこそのものです。 それは真理の理解も同様で、実際に真理に沿って生きようと奮闘努力するから物的意識が取り払われ、摂理への理解が深まっていくのです。
また、私たちが真理に出会うまでには人生のかなりの時間を要したように、真理の受容には相手の魂に受け入れ準備が整わなければなりません。だからこそ、真理のタネを蒔き続けることが大切なのです。極悪人であろうと、いつか必ず真理を受け入れる日が来ます。


■真理普及はあの手この手

真理普及は一瞬の閃光の中で達成されることは決してありません。あの手この手と試みていく他ないのです。
私たちの仕事は次元が違います。アメリカ大統領や国連等のように地上的・物質次元のものではなく、永遠の生命に関わる霊的次元のものです。(私たちを含め)世界中の誰もが持っている「利己主義・物質主義・私利私欲・偏見・迷信・間違い・嫉妬・貪欲・強欲等」と闘っているのです。

自分の利己主義を取り去るもの一筋縄ではいかないことを考えれば、一瞬の閃光で変心するなどあり得ないことが分かります。
魂の真の救いは、自分自身で成すものです。霊的努力を続け真理に沿って生きられるようになるから、摂理に調和し魂が救われるのです。


 参加者の感想

■再生を詳しく学び、人間は神の摂理の中でしか生きられず、成長するも下がるも自分だけでは成し得ず地上人類が一緒に霊的成長していかないといけないことを理解しました。霊で繋がっているからです。
今ある苦しみは自分が作り出したカルマの解消のため自業自得という耳の痛い話もありました。
真理を知っても摂理違反をしてカルマを作り続けていますが、真理を知らなければ地上人生を無駄に過ごし、ただカルマを増やしただけになってしまうため、地上人全員で一歩でも霊的成長が進むよう、一人でも多くの地上人に真理を知ってもらえるよう普及に努めたいと思います。


■カルマの清算と再生人生について学びました。
国家レベルの大きなカルマは仕方がないがインディビジュアリティ(霊的意識の総合体)としての再生は類魂の守護霊の保護下で行われるのかなと理解しました。
小さいカルマは地上人生において清算を済ませ、再生人生に持ち越さないようにしたいと思いました。
地上生活で小さいカルマを作らないためには、頭の中だけで考えていないで実際に行動すること 霊的意識を持ち摂理に沿っている行動がとれるように日々すごしていけたらと思っています。


■カルマと聞くと以前は、自分は前世でどんな罪深き事をしてこの地上人生に誕生しているのだろう考えていました。そんな事を考えると恐怖を感じていました。
でもカルマは前世の償いだけでなく、その償いの経験を通しての霊的成長のため準備と知り、その為には「カルマの法則」の「原因と結果の法則」「罪と罰の法則」「償いの法則」を正しく理解し体験して次の再生人生に持ち越せないように霊的真理、摂理に従った生き方を努力したいと思います。


■地上は物的生活に執着する人、私利私欲で貪欲な人、理不尽で邪悪な人などが混在している。 このような人達を私は差別し嫌悪感を抱いていた。
今回、一蓮托生より「神は共同進化を願う」を学んだ。
真理は霊的家族、類魂、縁ある人々そして人類の共同進化を願う愛の偉大さを知る。 又「我が子がいかなる罪を犯そうとも、その償いの機会を与え進化した帰りを待つ」という。
知識は動植物、自然界の物質そして人類の共有のもので、個人的な所有物ではないと思い知る。 うっかり「蜘蛛の糸」の男を演じるところでありました。
今回、利他愛を深く考える機会となり更に継続し追求していきたい。


このページのトップへ▲