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2024年5月 学習内容

2024年5月12日、初夏のような陽気を感じる中で、新潟シルバーバーチ読書会を霊界の導きと援助の下で開催いたしました。
連休中は多くの人々が、日本各地の名所でみずみずしい若葉や色鮮やかな花々、山々の雄大な姿に触れて、知らず知らずのうちに神の摂理に調和するよろこびを感じたことと思います。

スピリチュアリストならば知っているように、人間が生き、呼吸し、思考し、感動し、利他愛を発揮し、奉仕することができるのは、神が一人一人に生命である霊を吹き込んでくれたおかげです。
その霊力がもし働かなくなったとしたら、種子は芽を出さず、季節は巡らず、山は雄大な姿を見せることなく、人間は生きることも愛を発露することも出来なくなります。

それほど霊力は私たちの生活に不可欠なものであり、神が霊を吹き込んでくれたおかげで私たちは万物とつながりを持ち、人類共通の絆によって世界中の子等が根源において結ばれています。
その霊力をより多く取り入れられるようになることが地上人生の目的であり、ひいては地球全体にはびこる利己主義と貪欲と既得権力への欲望が消滅し、互いが互いのために生きる互助の世界が実現することにつながります。

今月は、人間の身体構造や意識についての図を用いて、霊力取り入れの原理原則を視覚的に学び、自らの意識と行動を霊的に変える一助にしました。

霊訓に入る前の学び

●プリント「思想Ⅰ/人間観・死生観」

・顕在意識の中の霊的意識と本能意識の比率は?

自分の周りを見て分かるように、本能意識の強い人もいれば、反対に奉仕精神あふれる人もいます。その違い(顕在意識の中の霊的意識と本能意識の比率の違い)は、前世までの霊的成長レベルによって生まれつきある程度決まっています。
ただし、霊的意識は状況によって(霊的努力次第で)膨らんだりしぼんだりするのに対して、本能的意識は肉体によって規定されるために流動性はほぼありません。


・本能的意識よりも霊的意識の比率を上げるには?

肉体がある以上、本能的意識すなわち利己心を完全になくすことはできません。しかし、真理に沿う努力によって本能的意識の割合を小さくする(霊的意識を拡大する)ことはできます。
それには自分のことより他者を優先し、利他愛を発揮しようと常に意識することです。日々、先に愛を発揮しようとすることで、少しずつ魂の窓(霊的エネルギーの取り入れ口)が開き、霊力が流入するようになります。

ただし、生まれてから身についたもの、例えば育った家庭や社会環境によって刷り込まれた物的価値観や常識、固定観念等真理に沿わないものやマイナス感情は積極的に取り去ることが必要です。なぜなら、そうしたものがあると魂の窓が閉ざされ、生命力の補給路を失うことになるからです。



『霊性進化の道しるべ』 からの学び

●「第2章 神はときには荒れ狂う嵐のごとく・・・」P48 ~ P51 L8

■背後霊団について

人のためと思って努力している人々はみな、霊界からの愛とエネルギーに取り囲まれています。私たちが想像する以上に、その何倍も霊界から励まされ、勇気づけられ、感動させられ、支援されているのです。
ですから、日々どんな些細なことであっても、霊界の霊たちにお礼を伝えることです。その積み重ねによって、守護霊や背後霊とのつながりが必ず強化されていきます。


■大きな悟りは大きな悲しみから

健康体の人にとって病気の人の苦しみを真に理解するのが難しいように、日向ばかりの人生では内部の神性が開発されることはありません。地上界は比較対照の中で摂理を理解していくようつくられているのです。
苦難に遭遇したときの心や言動の一つ一つが、これからのあなたの未来を形づくることになります。今の自分は、これまでの行為の総決算なのです。
だからこそ、苦難の時には、真理に沿った思いだけを持つようにすることです。それが善因となってより良い結果をもたらします。


 参加者の感想

■「自我の成長は自分で達成するのです。そして、行う行為の総決算があなたの現在の進化の程度を決めるのです。自分以外の誰にもそれはできないのです。」
この一文は、本当にそうだと思いました。
今の自分は、過去の経験や失敗の積み重ねによって現在がある。地上人生も後半になると昔のことを思い返しあの時こうすればよかったとか後悔したりしますが、でもいろんなことがあって、シルバーバーチの霊訓の本に出会い読書会に参加して霊的真理を教えて頂きました。
霊的真理を知り実践することで進化していきたいものです。とても難しいですが、少しずつでも努力したいと思いました。


■過去に経験した課題と似た問題が目の前に浮上しています。
あの頃は食事も喉を通らない程不安と恐怖と無力さに小心翼々としていた。私は人生途上でよくこのような事態にあう傾向があります。
地上はケチ臭い打算の世界であり権力・名声・顕示・利権欲しさの群れとの関わり合いが浮上し、これは私のカルマ清算不足の補充なのか又は霊性レベルを試されるのかどうか分かりません。
人の目や羞恥心を気にして不安でオロオロしていては霊的エネルギーの受け入れの障害ともなることをすでに承知済みなのだから、私がどれだけ霊界を信じきれるかを試す絶好のチャンスでもあるとも考えました。そして程度の異なる相手様にも愛の発露をしながら、霊的精神と楽観的態度で超然と対応してみたい。


■困難や試練からくるストレスや体調不良が今現在ありますが、その悪循環は自分が悪感情を持っているために自動的・機械的に摂理違反で起こっていること、自分の考え方を正さない限りはずっと抜け出せないと知り驚きました。
また摂理にそった生き方ができていなくても、良いことを学んでいるのだから身体の不調和は自分のせいではないとどこかで思い上がっていたこともわかり驚愕しました。
そのことを気づけるよう守護霊が必死に導いてくれていることを実感しています。
口で言うほど摂理にそう努力は簡単ではありませんが、自分の中にある汚さや起こる困難を摂理にしがみつき乗り越える絶好のチャンスなのだと肝に命じ必ず乗り越えたいと思います。


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