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2023年 8月 学習内容

2023年8月6日、新潟はまるで温風で包み込んだような暑さでしたが、それにも関わらず神の崇高な真理を学ぼうと同志が集い合いました。 神と霊界の援助を受けながら、高級霊界に思いを寄せて新潟シルバーバーチ読書会を開催することができました。

8月に入ると、唯一の被爆国に生きる私たちは広島への原爆投下、長崎、そして終戦日へと向けて、戦争及び原爆の実相とその悲惨さを伝える報道を目にする機会が増えていきます。今もロシアによる核の脅威が続く中で、核なき世界を願う声の高まりを感じています。
その一方で、地上には未だ真理が普及されていないがために、核廃絶に向けた動きは鈍く、現実の行動には結びついていません。

真理を学ぶ私たちは、8月にだけ戦争を思い出すのではなく、常に世界のどこかで起きている無用の戦争・悲劇に思いを寄せていることが大切です。シルバーバーチは、「醜い卑劣な環境に不満を覚え、自分の置かれた環境を美しくしたいと思い始めたら、それが進化と成長の最初の兆し」だと述べています。
つまり、魂が成長すればするほど、人間の努力は自分の置かれた環境、地球を美しくするために向けられるようになるのであり、他者の苦しみを自分事として捉えるようになるということです。

平和な世界の招来は、最後は必ず私たち一人一人の問題なのであり、各自の霊的成長度に帰着します。だからこそ、真理は正しく・広く普及しなければならないのです。真理によって霊的変革した一人が、内在する神の崇高な資質を発揮するようになるに従って、世界平和は実現するようになるのです。

今月もチェックシートを活用しながら、自分が今どのくらい霊的変革しているのかを一人一人が確認し、神の摂理に沿って生きる意欲が高まるよう学びを深めました。

霊訓に入る前の学び

●神の実感について

大切なのは、心霊現象による一時的な神の実感ではなく、神の存在を心底確信し、毎日神を自分の魂で感じながら(神の愛と摂理を信じて)生きること、何があってもどんな時も、神の摂理に沿った生き方をしようと努力することの方が重要です。
なぜならスピリチュアリズムは、心霊現象ではなく摂理に沿った実生活そのものだからです。

●プリント「霊的存在としての意識が確立」

引き続きチェックシートを使いながら、今の自分の状態を見つめました。



『霊性進化の道しるべ』 からの学び

●「第1章 死ぬことは悲劇ではありません」P22 BL5 ~ P24 BL2

■睡眠中の体験の目的

1.幽界下層へ降りて霊媒の役をする
地上人のバイブレーションは幽界下層の霊と近いため、睡眠中に霊媒の役をすることがある。
2.多くの場合、死後への準備
死後、次元の異なる幽界生活に順応できるようにするため。
地上時代に霊的知識をつけておくことで、死後の世界への適応が早くなる。
また、死後に行う仕事の学びとして、幽界のあちらこちらに連れていかれる。


■良い心がけと霊界の援助の関係

人のためという純粋な思いが霊界から無視されることは絶対にありません。それはスピリチュアリストであろうとなかろうと、真理を知っていようといまいと、何を信じていようといまいと、同じです。神の摂理がそのようにつくられているからです。未来永劫、神の摂理に変更はありません。


 参加者の感想

■今回も霊的存在としての意識確立するため具体的に内容を学びました。自分の利己性を取り除く努力、毎日地道な内省を続けていく過程の中で自然と神を実感できるのだと思いました。
肉体に宿っているため目に見えない神を理解するのは本当に難しいことですが、逆に言えば、目で見える心霊現象は疑問に思わないといけないと思います。
自分から神の創造活動に参加させていただくという気持ちで今後も実践に励みたいと思います。


■『永遠に生きる霊的存在としての意識』の日常の意識についての中で、地上の家族よりも霊的家族(類魂)に思いを馳せる時間が多いとの項目がありましたが、なかなか霊的家族(類魂)というものが想像できず地上の家族の方に思い馳せています。
自分が霊的意識が低いから霊的家族(類魂)を想像できないと思っていました。
最近は、もしかしたら地上人生で霊的家族に出会っているかもしれないと思うと、地上人生を霊的真理に沿ってしっかりと恥じない生き方をしなければならないと思いました。そして自分が、霊界(幽界)へ行った時に喜んで迎えに来てもらえたらと思います。


■今回「霊界から援助を得られる」を考えてみました。確かに援助は得られます。
しかし前提条件があり、真理の教えにたどり着き、日々の生活の中で付きまとう自己愛と闘いをする実践の過程で、霊的条件に相応しい者のみが援助を得ることが出来る。
自力で苦難に厳然と立ち向かい霊力を得るか、甘い蜜に誘われて安易な他力の援助に走るかは自由意志である。
又、真理は単に知識の記憶だけで理解できるのでは無く、やはり実生活で実践し体験して、初めて霊力の存在を知ることが出来る。
この体験が援助を得るまでの自力努力が必須条件となり、知識は習得するのみでなくやはり実践をすることの大切さを感じました。


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