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2023年 7月 学習内容

2023年7月2日の日曜日は梅雨の晴れ間となりました。神聖で精妙なバイブレーションの中で神と霊界に思いを馳せながら、新潟シルバーバーチ読書会を開催させていただきました。

私は夏至と聞くと、今年も半分が過ぎるのだなと思うのですが、そう考えると地上人生の一年はなんと短いのかと思わずにはいられません。それに比べ、自分の霊的成長度となると、半年、一年と経ったところで、果たしてどれだけ成長しているのかと不満に思うことも多々あります。
でも、3年前、5年前といった長い目で見るなら、わずかであっても意識が霊的に変わってきていること、心の中心に真理が置かれるようになってきていることを皆さんも感じているのではないでしょうか。

真理により私たちは、肉体が自分なのではなく、永遠に生き続ける霊的存在であるという事実を認識しましたが、次はその事実を自覚し、さらに確信に至るまで真理の理解を深めていくことが重要です。
「自分は永遠に生きる霊(霊的存在)である」と確信すればこそ、この短い地上人生を精一杯、神の摂理に沿って生きよう、地上で遭遇する出来事から学び、内在する神性を発露しようと一日一日を大切に生きるようになるからです。
シルバーバーチが述べているように、真理はそれを手にした人間みずからが生活を正しく規制し、神の摂理と調和することによって、内部から湧き出る幸福感を味わえるようにと下ろされたものです。

意識変革に伴う努力は、決して苦しいばかりでなく、摂理に調和すればするほど大霊からの霊力が流入し、少しずつ霊的な幸福感を味わうようになります。
日々それを目標に、参加者自らが今の自分の状態を見極め、シルバーバーチの言う理想に向かって少しでも霊としての意識が確立するよう真理を深く学びました。

霊訓に入る前の学び

●プリント「永遠に生きる霊的存在としての意識が確立(芽生える)」

先月に引き続きチェックシートを使いながら、今の自分の状態を見つめました。また、意識変革(霊的存在としての意識が確立)へのプロセスについて確認しました。

◆基本――人間は肉体ではなく「霊的存在」である

◆霊的存在であることを認識―→自覚・確信へ
永遠に生きることが実感を伴って分かるようになると、霊的存在としての意識が確立。(これが霊主への努力)

【霊的存在としての意識(一部のみ抜粋)】
・地上界は一時的逗留の場であることを確信する
・死、病気、苦の捉え方が変わる
・必要最低限の生活必需品で満足する
・肉体の家族、血縁者に対する思いが変わる
・自分の霊的成長に関心が向く 等々



『霊性進化の道しるべ』 からの学び

●「第1章 死ぬことは悲劇ではありません」P18~P22 L7

■死は悲劇ではない

日本人にとって死は最大の悲劇であり忌み嫌うものですが、シルバーバーチは「死は悲劇ではない。利己主義・貪欲・強欲の雑草で足の踏み場もない大霊の庭に生きることの方が悲劇だ」と述べています。
真理によって、愛する人は死後も霊界で生き続けていることが確信できた私たちは、本当に幸せです。
しかしスピリチュアリストと言えども、愛する人の死が“喜び”に変わるには、真理への深い理解と、霊界への実感が必要です。決して簡単なことではないのです。
真理によって「死の捉え方」がどれくらい変わったのか、まだ変わっていないのかを見極め、その上でシルバーバーチの言う理想に向かって努力することが大切なのです。


■睡眠中の体験

睡眠中に訪れた場所や体験は、死後、その全てを思い出します。読書会で長年真理を学ぶ皆さんとは、睡眠中に幽界できっとお会いしています。さらに、読書会で共に学んだ体験は、崇高な輝きとなり最高の宝であったことが死後に明確に分かるようになります。


 参加者の感想

■以前に比べると心の中心に真理を置けるようになってきましたが自分の悪い思念が真っ先に出ることがまだまだ多く、特に精神面で霊主になるのは難しいと感じています。
しかし読書会で具体的に学び数年かけてわずかですが成長も感じています。
霊的意識を確立することは簡単ではないですが普及につながる重要な意識変革だと思うので、高い次元でも霊主が継続できるよう頑張りたいと思います。


■真理の教えは、この物的波動の強い地上で苦しい霊主肉従の闘いをし、内在する霊性を少しでも向上させて、やがて素晴らしい霊界へ戻ると説く教えである。このことは理解していたつもりでした。
しかし意識の在り方を自問自答してみれば、知識だけを貪り、自己満足するのみの自分があり、又最強の教えを知っているという自惚れが見え隠れする心も少しありました。
このままでは霊性向上も無く死を迎えてしまうと考えると、再度仕切り直しです。
まだ課題は多く有りますが、一番の問題は自分が真理に沿って少しでも信仰の日々の歩みをしているか?です。真理は知識だけでなく信仰と実践の教えであり、霊的成長の道であることを、もう一度霊的視点から観て軌道修正せねばと反省です。


■『死ぬことは悲劇ではありません。今日のような地上世界に生き続けねばならないことこそ悲劇です。利己主義と貪欲と強欲の雑草で足の踏み場もなくなっている大霊の庭に生き続けることこそ悲劇というべきです。』
死ぬことは悲劇ではないということは、まだ実感できませんが、地上世界で生き続けることの大変さは身に沁みて分かります。本当にその通りだと思います。
でも艱難辛苦の地上人生を選んだもの自分なんだと思いながら踏ん張って頑張ってみても、やはり苦難に直面し挫けそうになるときはシルバーバーチの霊訓を読み、霊的真理という灯りで地上人生を照らして歩んでいけたらと思います。


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