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2023年 5月 学習内容

2023年5月7日、新潟シルバーバーチ読書会を開催いたしました。
久しぶりの行動制限のない大型連休も最終日となり、多くの観光地ではコロナ以前の賑わいが戻ったようです。
そうした中、世間の喧騒から離れて神と霊界に意識を寄せて、自らの内面深化のために同志が集ってまいりました。一人一人の真理に対する真摯な姿勢に対して、霊界からはより多くの霊力が注がれ、神聖で精妙な時間を過ごすことができました。

私たちの霊性進化は、地上生活を通して自ら達成していきますが、それには人間に内在する神性を発揮し、あらゆる問題を愛と奉仕と無私無欲の精神で臨むことが重要です。
自分の成長に必要なものを自由意志で選び取り、その理想に従って生きれば良いのであり、大霊と私たちとの間に仲介者を立てる必要は全くありません。
なぜならシルバーバーチは、人間が摂理に沿って生きるようになればなるほど、誰もが直接的に大霊に近づくことができると述べているからです。心の中を「人のため」という思いで満たしているかぎり、霊力は常に私たちと共にあるのであり、そうした一人一人を通して霊力は地上界に流れ込むようになっているのです。

でももし、神の絶対不変の摂理を書き直すかのような話が出たときは、私たちは自らの理性と良識でもって判断しなければなりません。理性とは内在する神性の一部であり、地上人生を正しく歩むために神が一人一人に授けてくださったものだからです。
自らの理性で善なるもの(霊的成長を促すもの)を選び取り、理性で納得のいかないものは拒否することによって、私たち人間は霊的成長するよう摂理は創られているのです。

今月は、神から授かった理性を使って判断することの大切さについて学びました。

霊訓に入る前の学び

●「理性を使って判断する」

これまでに明かされた神の摂理及びシルバーバーチの言葉から、普及会インフォメーションNo.48の内容を検証し、理性を使って自ら判断できるよう学びました。

シルバーバーチが何度も注意喚起しているように、高級霊からの言葉であろうと高い地位の人からの言葉であろうと鵜呑みにせずに、自らの理性で判断し、納得のいかないものは拒否することが重要です。それによって魂が傷ついたり、霊界からの援助が得られなくなることはあり得ません。

スピリチュアリストにとって真に大切なのは、イエス再臨を信じると表明することではなく、“日常生活”そのものです。
すなわち、一人一人が神と霊界に意識を向け、神の崇高な真理を深く学び、実践していく中で自分が霊であること、そして神と自分、他者と自分とのつながりについて理解を深めることです。
人類救済と地球の平和は、真理を手にした一人一人が神の摂理に従って生きるようになった時、実現するのです。



『シルバーバーチの教え・下』 からの学び

●「第23章 さまざまな質問に答える」P208 BL3~P212 L7

■憑依の原因

憑依現象の原因は、霊側にあるのではなく、必ず憑依される人間側にあります。人間が、憑依される条件(利己心や物欲、金銭欲、権勢欲、名誉欲、功名心、自己顕示欲等々)を用意しているからです。
だからこそスピリチュアリストには「真理による内省」が必要なのであり、自分の中からあらゆる利己心・物的欲望を取り除く努力をしなければなりません。
“自分を忘れて人のために”という思いで常に心を満たしている人に、憑依現象が起こることはありません。


 参加者の感想

■イエスの再臨を、霊訓で学んだことから理性で判断し考えたところ、人類救済のために再臨を信じる必要はないと第一に感じました。
シルバーバーチより偉大なイエスが、既存の宗教の勧誘のように形式にこだわり、特定の者だけを可愛がるというようなことを言うはずがないからです。それこそ利他愛に反すると思います。
信じる、信じないは全く問題ではなく、神の摂理にそって自分の利己性をとる努力をする生き方こそが一番大切であり、人類救済に繋がっていくのです。
神の真理は組織拡大のために利用するためではなく、地球浄化のために一人ひとりが利己性を取り除くためにおろされたものだということを改めて認識しました。
今後も日々の生活の中で内省を怠らないようにしたいと思います。


■真理の正しい理解について学びました。
正しく理解するには霊的意識を高めることだと思います。
では、霊主になるためには霊としての自分を意識して考えるなら今はどうなんだろうと自問自答してもわからない自分がいます。
理性を使って正しく判断できるようになりたいと思っています。


■今回の「真理の正しい理解」の学びで感じた事です。
シルバーバーチの教えは他の宗教とは異なり教会や儀式、偶像や教祖などを必要とせず、大霊の子であるイエスやシルバーバーチに対してすら個的存在として崇め祀ってはいけないと教えられています。
そしてスピリチュアリスト各自が大霊の子として自覚し、直接大霊に目を向け、今までの教えで理解した範囲に於いて、良心・理性で判断することが大切であり、教祖や代表者などの言葉に眼を向け妄信し崇拝する信仰とは一線を画する教えであります。
今回の読書会に於いて真のスピリチュアリズムとは何かを考えると、私が常に大霊と繋がりを持ち、霊的自立がなされているかを試される出来事として捉え、これからの学びの姿勢を正す事となる良い機会の読書会でありました。


■シルバーバチが「もう、イエスのような人物が出現する必要ありません」といっています。そして必要な真理はすべて下されたともいっているのに、何故今更地上世界ではなく幽界に再臨しなければいけないのかと思いました。
自分が、もがき苦しんでいてもそれは自分で乗り越える努力をし、真理に沿った生き方をするしかないのだと思います。
高級霊は、苦しんでいる地上人に手を差し伸べたくとも見守るしかないといっているのに、突然登場してきて得心させる。そんな簡単ではないと思います。
やはり日々内省し悔やんだり苦しんでも少しでも真理に沿った生き方を努力して前に進むことだと思います。
きっと高級霊は、それを暖かく見守っていてくれていると思います。そう信じたいと思っています。


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