2022年 10月 学習内容
2022年月10月2日、霊界の導きと援助のもと新潟シルバーバーチ読書会を開催することができました。
今月より当読書会も9年目を迎えますが、こうして長く開催することができているのも、神と霊界の皆さまの援助と導きがあったからです。参加者一同、心より厚く御礼申し上げます。さらなる霊的成長と地上平和の実現を目指して、これからも神の御心を真剣に学んでまいります。
さて今月も先月に引き続き、私たちが今住んでいる地上界と比較しながら、死後に赴く幽界・霊界について学びました。
幽界・霊界では愛がすべてであり、霊的世界の美しさと崇高さ、純粋さを知れば知るほど私たちは霊界に強い憧れを持つようになります。その一方で、地上で自我を滅却すること、見返りを求めず他者に与え続けることの難しさも痛感しています。
今の私たちにとって、目の前の相手に「愛だけを渡す」という実践は決して簡単ではありませんが、霊主の比率が高まり、霊的成長とともに魂の喜びとして感じられるようになることも理解しました。
地上界を、“愛がすべての世界”である霊界に少しでも近づけるために、私たちスピリチュアリストが霊界を信頼・実感し、霊界人を見倣って愛を発露して生きることが大切です。
今月も霊界とつながるよう、また霊界を実感できるよう学びました。
学習は、ニューズレター第40号「死の直後の様子と幽界での生活2」(録音)、プリント「それぞれの界層の模様」「それぞれの界層の仕事に思いを巡らす」と霊訓からです。
霊訓に入る前の学び
●プリント「それぞれの界層の模様」「それぞれの界層の仕事に思いを巡らす」より
先月に続き、地上界・幽界・霊界の各界層について学びました。
またそれぞれの界層の仕事に思いを巡らし、他界後にはどんな仕事に就きたいかを想像して霊界に意識を寄せました。
『シルバーバーチの教え・下』 からの学び
●「第23章 さまざまな質問に答える」P183 L2 ~ P186末
■霊的感受性を高める方法
物質的なものへの関心を持たないようにすること、すなわち、物欲・金銭欲・物的価値観をできる限り取り除き、霊主に比重を置くよう努力することです。それが霊界からの援助を引き寄せるための必須条件です。
■霊媒と魂の窓について
霊媒とは霊力の通路のことであり、通路になるためには悲しみや苦しみの体験を通して魂が浄化されていることが重要です。困難苦難を摂理に沿って乗り越える、苦しみの中で神の愛を実感する、真剣に真理を探求するといった経験もなく、他者に真理を説くことは難しいものです。
また、魂の窓の開閉状態は霊性レベルとカルマによっておおよそ決まっています。従って瞑想や祈りによって霊的エネルギーを取り入れるのは、大半の人間にとって難しいことなのです。しかし、長年にわたる地道な霊的努力によって魂の窓は少しずつ開いていきます。諦めないことが肝心です。
参加者の感想
■祈りをしても霊的エネルギーを受け取れたと実感できないのは『魂の窓』が開いていないからだと学び、そのためには顕在意識だけでなくもっと深い部分の意識でも霊界を信頼できないとこの壁は乗り越えられないと痛感しました。
しかし未熟な私でも何度か祈りによる霊的エネルギーをうっすらと感じとれた時は、なんともいえない幸福感を味わったことはあります。
今の自分は高級霊と繋がることは不可能に近いですが、高級霊と同じ想いは常に持ち続けられるよう祈りを継続していきたいと思います。
■幽界は、地上界に良く似ているとのこと。でも地上界と大きく違うのは、お金、食べ物、住宅等は、自分がほしいだけ手に入り思った事が叶い、戦争も飢餓もない素晴らしい世界。ただし自分の邪念は、どんなに隠そうとしても相手に分かってしまう世界。
そう考えると尚更地上界での経験と思念(愛)と利他愛の実践が、大切だと感じました。
また『人間は苦しみを通して魂が浄化されることになる』という大霊の摂理を知り地上人生の苦難を甘受し少しでも魂を浄化させる努力をしたいと思います。
■本日の読書会では、地上では太陽が光線源になっているのに対し、霊界では神が光線源であることを知りました。これは素晴らしいことではないでしょうか。
霊的な存在を神が太陽のようにして照らしているという風景が浮かびます。
そこは肉体における感覚によって把握される物質的な世界ではなく、霊と思念による世界なのですね。
■会の指導霊や同志との繋がりが以前より調和的となり、霊的エネルギーの拡大を喜ばしく感じます。こうして高き世界との繋がりを維持し、霊力の通路となる事が求められています。
物質世界の住人である私たちも、高級霊と同じ仕事に携われるのは素晴らしい事です。それを実感していくと、地上での仕事も然るべき形を選択するようになり、また、生活においても霊に比重をおいて判断をするようになるでしょう。
霊主肉従の努力ができているか、霊的視野で判断しているかを、漠然とではなく客観的に評価できる取組みをしていきます。歩みを止めない、と強く神に誓います。