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2022年 7月 学習内容

2022年7月3日、霊界の導きと援助のもとで新潟シルバーバーチ読書会を開催することができました。

今月は、「死は悲劇ではない。喜びである」というシルバーバーチの言葉を自分のものにするために、図を用いて死を立体的に・異次元的に捉える学びをしました。
また読書会の数日前に家族が霊界入りしたことで、私にとってリアルに死を見つめる機会となりました。他界した家族の人生には病気や苦難が多かったことから、死は重苦しい肉体から解放されることであり、まさに霊にとって喜びなのだと感じました。

私たち人間(霊的存在者)は地上で家族を構成し、数十年に渡って家や時間、モノやお金、さまざまな体験を共有しながら生活しています。ある時は成長を促し、ある時はカルマ清算のために用いられ、互いに影響を与え合いながら霊的成長という目的に向かって地上人生を歩んでいます。

進化向上という永遠の視野から見れば、死は本来の自我を見出すことであり、懐かしい愛する霊的家族の元へ帰ることであり、地上で困難苦難を甘受したことへのご褒美なのだと、家族の死から心底思いました。
こうした見方を誰に対してでもできるよう、さらに真理の理解を深めてまいります。

学習は、ニューズレター第40号「死の直後の様子と幽界での生活2」(録音)、「死を立体的に捉える!」イメージ図、霊訓から学びました。


霊訓に入る前の学び

●イメージ図「死を立体的に捉える!」より

大半の人は愛する人を亡くした時、もう存在しないかのように嘆き悲しみますが、亡き人は今も霊界で生き生きと暮らしています。
もし、死をわずかでも嫌だと思うのなら、それはまだシルバーバーチの言葉が自分のものになっていない証拠です。死を心から喜びと思えるようになるまで、自分を変革していくことが大切です。

人間は誰もが皆、霊の大海から取り出され、物質(肉体)と合体して初めて個別霊として永遠進化の道を歩み始めます。
地上では肉体の家族とともに生活しますが、死後はそれぞれの霊的家族(類魂)の元へと帰ります。 再生した際は、別の地域(国)・別の家族とともに地上生活を送り、死後は再び霊的家族の元に帰ります。
このように、私たちは再生を繰り返しながら進化向上していきます。

多くの人は地上の家族を何よりも大切に思いますが、永遠から見れば地上生活はほんの一瞬です。再生という観点で見ると、家族一人ひとりの前世や類魂に思いが至るようになり、家族への見方が変わってきます。

誰もが地上での訓練(本来の住処である霊界生活への備え)が終われば、死後は霊的家族(考えも好みも一緒。感情を共有することができ、自分よりもはるかに親和性のある家族)の元へと帰ります。この理解が深まるほど、死は喜びであるということが実感できるようになるのです。



『シルバーバーチの教え・下』 からの学び

●「第23章 さまざまな質問に答える」P171 BL4 ~ P177

■動機について(産児制限、動物虐待)

大切なのは動機です。その人が抱いた動機のすべてが霊界人からは丸見えなのです。その事実をどれだけ実感しているかが大切です。
ただし、人類のためという動機で動物実験をしている場合など、動機は間違っていなくても、動物に苦痛を与えるという事実(摂理違反)は変えられません。

 参加者の感想

■一人ひとりに類魂がおり霊的成長のために地上にきているのを詳しく学び、真理を知ったものが先に寛容心(利他愛の発露)をもって接することの大切さが改めて身にしみました。
身近な人間関係の中で起こる様々な出来事に利己的な感情を持ってしまい反省することも多々あります。
自分を変えるのは難しいことですが、地上を利他愛に満ちた世界にするには私達スピリチュアリストが率先して利他愛を発露しないと実現しないため頑張りたいと思います。


■はたして身近な者の死を喜びをもって迎え入れられるだろうか。霊的摂理を学んでいるとは言え、死後の生活への確信に至るには、物的感覚を超越しなければいけない。
霊界は素晴らしいと高級霊は言う。しかし文書で霊界の様子を知るだけでは空想と化してしまう。死の恐怖を超越する霊的視野を持つには、生活すべてを霊中心となるよう実践を重ねていく事も必要となる。
他方、実践によって霊的感覚が増すと、地上の汚点への嫌悪感が増し、生きづらさを感じるようにもなってしまう。しかしそうした苦しみの時こそ、霊界への羨望を抱き、死後の世界への実感性が増す。
摂理に沿った正しい判断ができるよう、学びと実践を重ねていきたい。


■「死は喜び」シルハーバーチの霊訓を読んだ時は、衝撃でした。
死は悲劇ではない、むしろ地上に生きている方が地獄である。死は肉体という牢獄から解放され自由になること。地上人と霊界人の死の考え方の違いが真逆であること。
読書会やそれに関する書籍を読み勉強して理解したつもりでしたが、身近に肉親の死を目の当たりすると嘆き悲しみました。心では、分かっていなかったのです。きっと霊界行った時に本当に理解できるのかもしれません。
悲しみや苦難は必要なことで学びであり、それを携えて霊界へ行くと思うと霊的真理に添って地上人生を送りたいと思います。


■一人一人の魂においての霊的家族としての類魂を想定することで、私たち人間の生活や人生そのものをより立体的に見ることができるということを学ぶことができました。
通常は人間が遠ざけようとする死というものを直視し、死後の世界である霊界の真実を正しく知ることにより、これまでまったく理解不可能であった深遠なる神の法則の一端を垣間見ることができたという喜びがあります。


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