2021年 10月 学習内容
2021年10月3日、新潟シルバーバーチ読書会を開催しました。
新潟読書会では10月より8年目を迎えます。ここまで継続してこられたのは、霊界の皆さまの導きと援助と励ましがあったからこそです。本当に感謝の思いで一杯です。
また今月は新しい同志をお迎えし、一人一人が霊界の霊力の通路になれるようにと気持ちを新たにしました。
今月は祈りと瞑想を中心に学び、会の最後には瞑想誘導を取り入れ、一人一人が静寂の中で神の無限の顕現をイメージし、沢山の霊力を取り込むことができました。
高級霊たちが日々神に祈り、神を賛美し、神のために奉仕しているように、私たちもそれを見倣い、地上にあっても霊的存在として生きるよう努力することが大切です。すなわち、日々神に祈り、神へのご奉仕として同胞を利他愛で愛し、それによって神に近づく努力をすることです。
日常的に祈りの実践をしている者であればこそ霊界は働きかけやすいのであり、こちらから近づく努力をすればするほど、より多くの霊的恵みを受けるというのが摂理なのです。
真の心の平安は、人間とのつながりの中にあるのではなく、神とのつながりの中で得られるものです。
これからも、同志が心を一つにして集う中で心霊レベルをより神に近づけ、より多くの霊力を賜るよう会を進めてまいりたいと思います。
学習はニューズレター43号「スピリチュアリズムの天使論―1」の朗読と、プリント「間違った祈りと正しい祈り」、霊訓『シルバーバーチの教え・下』から学びました。
霊訓に入る前の学び
●ニューズレター第43号「スピリチュアリズムの天使論―1」P22~26
●プリント「間違った祈りと正しい祈り」
霊的存在である私たち地上人にとって、祈りとは、霊の始原である神とのつながりを求めるための手段です。
また祈ることは、人のために役立つ行為の心の準備となります。祈りによって心霊のレベルを神に近づけることで、霊的エネルギーが多く取り入れられ、利他愛実践が容易になるからです。
・正しい祈り――「自分を道具として使ってほしいと願い出る祈り」
・間違った祈り――「自分の苦しみを取ってほしい等、自分の願いを申し出る祈り」
スピリチュアリズムによる正しい祈りは、祈りの思念がその波長レベルの界層に届きます。利他愛の実践をしたい、道具となって奉仕したい、もっと自分を高めたい、もっと自分を浄化したい等、摂理に適った祈りは高い霊たちに届き、見合った援助を授かります。
『シルバーバーチの教え・下』 からの学び
●「第22章 シルバーバーチ、子供と語る」P148 BL5 ~ P154 L4
■他界後の様子
地上では孤独死や孤立死等を恐れたり嫌がったりしますが、実際は多くの親和性のある霊たちが、死の際には必要に応じて地上人を手伝い、死後の面倒を見ています。
真理を知って良かったことの一つに、天涯孤独な人間は誰一人いないということです。その霊的事実を知り霊界を実感すればするほど、孤独感や寂しさから解放されることになります。
私たちの誰もが誕生から死後に至るまで一人の守護霊が付き添い、人生の様々な場面で励まし、勇気づけ、援助し、必要に応じて苦難を用意する等、常に地上人の霊的成長のために働きかけてくれています。
参加者の感想
■初めて読書会に参加させて頂きまして、心から感謝致します。とても感動しました。コロナ禍でこれまで外出が困難であった為、喜びも一入です。
祈りの学習では、一日の中で朝・昼・夕と霊的意識を高めるために祈ることの大切さを学びました。一日のスタートの時間は忙しく立ち動かなくてはいけないので、そういった意識が抜け落ちてしまっていて、落ち着いてからしようという流れのまま、生活していることが多く、日々を送っていました。
一日の内の時間の多くを霊優位の意識(霊主)に置くことの大切さに、そのことに意識を強め、今後の生活に実践していきたいと思いました。
イエスの言葉、「地上の旅人であれ、地上の住人になるなかれ」を改めて心に感じました。
■祈りの大切さや方法を学びました。神をイメージするのはとても難しいですが、真の利他愛を行うには祈りがないとできないことも理解しました。
真理を読むと以前感じた箇所とは違うところで新たに感動することがあります。
神と繋がるという実感は、その時の感動よりもさらに深いものではないかと期待が高まりました。
日々、自分の方から神に繋がる努力を怠らないようにしたいと思います。
■本日は祈りの重要性についての講義を受けました。
さっそく、就寝前と起床直後に、試してみたところ、スムーズに寝入ることができ、驚いています。祈りの習慣を持たない人は、霊的な自立が難しいということであり、神とつながるためには祈りの時間をもつことが必須であるということになります。
大変に重要な内容の教えで、出席して良かったと心から思いました。
■シルバーバーチは「地上宗教は全て間違っている」と言っています。それは祈りも間違っているということです。では、間違っている祈りと正しい祈りとはどのようなものか勉強しました。
読書会を参加する前の私は苦難に直面した時に神仏に自分の苦しみを取ってほしいなどとお願いし叶わないと神も仏もないと思ったものでしたが、こんな利己的な祈り方(ご利益信仰、願い事信仰)で解決出来るはずがありません。今なら分かります。
この苦難に乗り越えられる力をお与え下さいと真摯に神に祈る。そして地上人より神とのつながり強くし霊的成長につながる邪念のない祈りをしたいと思います。