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2021年 8月 学習内容

2021年8月1日、連日猛暑日が続く中、新潟シルバーバーチ読書会を開催しました。
先月より東京ではオリンピックが開催されており、時を同じくしてコロナ感染者数が急拡大をしています。落ち着かない状況の中で、真剣に真理を学ぶ同志が新潟の地に集いました。今回無事に開催できましたこと、神と霊界に深く感謝申し上げます。

今月は、神のつくられた万物の進化の観点から、私たちの地上人生と物質界(地球)との関係を学びました。
私たちは真理を手にして初めて、地上に生まれる意味を知ることになります。人間の霊的進化と地球との関係を理解し、実践するにはどうあるべきかを自覚するのです。
地上界は、誰もが内部に宿している神性を自覚し、開発させるための訓練場として神が用意されました。人間の霊的進化に伴い、動物界や生命界、物質界も進化の道をたどっていくことになります。
つまり、神の分霊である私たち人間が、愛・神性を発露することが自分自身の霊的進化を促し、同時に全体の進化を促すことにもなるのです。
日々愛だけを発露するよう努力し、人間としての責務を精一杯果たしてまいりたいと思います。

学習はニューズレター43号「スピリチュアリズムの天使論―1」と、プリント「神のつくった万物の進化について」、霊訓『シルバーバーチの教え・下』から学びました。

霊訓に入る前の学び

ニューズレター第43号「スピリチュアリズムの天使論―1」P16~20


●プリント「神のつくった万物の進化について」

万物(人間界、動物界、生命界、物質界)は進化する存在として創造されています。

・なぜ神は地球(物質界)をつくったのか?
(1)霊の大海から霊を個別化するため
(2)霊的進化の出発点として
(3)霊界生活の準備の場として

人間は、地上での様々な体験を通して自らの霊性を自覚し、霊的成長していきます。
霊界では霊性レベルの同じ者同士が暮らしますが、地上では霊性レベルの異なる者同士が同一平面上に暮らしています。そのため困難苦難や内面葛藤が多く、霊界よりもはるかに霊的進化を促すことができます。それが死後に訪れる霊界生活の準備となるのです。



『シルバーバーチの教え・下』 からの学び

●「第22章 シルバーバーチ、子供と語る」P146 ~ P148 BL6

■霊界ではどのように話すのか?

霊界は思念の世界であり言語は必要ありません。そのため、外国語が話せなくても意思疎通できます。
一方地上では、愛や思いやり等の思念は、言葉や行動で示さないと相手に認識されません。
霊界では思念に実体がありますが、地上においてはそれを物質に置き換えないと(あるいは物質でくるまないと)、その存在が認識されないからです。

 参加者の感想

■神のつくられた動植物・自然に対してどうあるべきか理解しました。
人間が愛情を持って接すれば動物も死後存続できるということ、愛というものはそれだけの力があるということは本当にすごいことなんだと改めて感じました。
数年前ペットを亡くしましたが死後再会できることを楽しみにし、それまでは摂理に沿った生き方に励みたいと思います。


■今回の学びで「神のつくった万物の進化について」から、宇宙の万物は全て常に進化している事を学びました。
その中で人間界の進化スピードは最も速い事を知り、全ての万物に於いて人間だけが唯一霊性を有した存在である事を再確認しました。そして波動の低い地球と言う物質界の中に再生したのは、カルマ清算や自己愛による苦しさを体験して霊性に目覚め、そして進化して貰いたいと言う神の願いを感じます。
日頃霊的真理を学びながらも気付いてみれば、波動の低い物的次元に囚われる日々ですが、今回神のつくった万物の進化という宇宙スケールの視点から見る事で、実にちっぽけな私の人間の姿を見る事になりました。


■ 今地上界の問題(温暖化、集中豪雨、ゲリラ豪雨、コロナ蔓延、原子エネルギーによる使用済み処理等)は、人間が利己愛に因って原因を作り出しもがき苦しんでいる。そんな地球に生まれ日本で生きることを選択したのは、自分で望んできたからであること。そして地上は霊性を磨くための道場であり修行の場であることを知りました。
未熟な自分でも役に立て事があるのかと思っていましたが、摂理に添った生き方をすることで「自分が幸せになるだけでなく、世界平和に貢献できる。」このこと教えて頂き大変難しいとは思いますが、摂理の添った生き方して少しでも地球の浄化につながればと思いました。


■生活における自己コントロールという事柄について、霊主肉従という霊的な摂理にもとづき、霊的成長としての最低条件として、必要以上の物欲を抑える、という課題をクリアする必要があります。その意味で、その場かぎりのはかない喜びを得ようと、ネット通販に走るのではなく、浪費を抑えることが必要です。そして今、食欲という課題が出て来ましたが、これもやはり、つかのまの快楽であるに過ぎず、行き過ぎに注意してゆく必要があります。


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