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2020年 11月 学習内容

11月1日、そよぐ風が心地よい季節となり、山々の紅葉も見ごろを迎える中、同志の皆さまと共に新潟シルバーバーチ読書会を開催することができました。
先月まで神観を4回にわたって学んでまいりました。
色とりどりの紅葉も、夏の後に秋が巡ってくるのも全て神の完璧な摂理の働きですが、そうした自然界の中に現れる神の属性を、今月は絵本(関東シルバーバーチの会で製作)を使って学ぶことで、神のイメージをさらに膨らませることができました。

学習は、「スピリチュアリズムにおける神観」のまとめと、霊訓『シルバーバーチの教え・下 第21章』です。


霊訓に入る前の学び

●「スピリチュアリズムにおける神観」まとめ 

今回は、関東シルバーバーチの会で製作した霊的絵本『コトとシンのうちゅういちたいせつなおはなし かみさまっているの?かなぁ~』を使って、神観のまとめをしました。

絵本(“おたより”も含む)には神が創造した様々なものが描かれており、すべての被造界・被造物に神が遍在していること、また人間には神の聖なる属性(やさしさ、親切、大好き等々)が付与されているがゆえに、他者の愛や優しさ、慈悲心等を感じることができること、そして神は愛から摂理を創造し、人間や動物が安心して暮らせるように全宇宙を支配・統制していること、人間が神の神性を発露することによって神に近づいていくこと等々が、子共にも大人にも分かりやすい表現で描かれています。

地上人にとって理解しにくい神観ですが、絵本を使ってイメージを膨らませ、自然界の中に神の属性を見出すと共に、シルバーバーチの言葉から神観を繰り返し学び神への理解を深めていくことが大切です。

絵本の販売サイトはこちらです。↓
「あいのしんこと舎」


『シルバーバーチの教え・下』 からの学び

●「第21章 青年牧師との論争」P116 L4 ~ P117終わり

■この世に多くの苦しみがあるのはなぜか?

大霊の摂理は、苦しみを通してしか悟れないからです。苦しみは摂理の中に組み込まれているのであり、苦しみという厳しい試練を通して初めて人間は摂理を理解することができるのです。

【苦しみの種類】
1.無益な苦しみ(霊的成長に結びつかない)
人間の霊的無知がつくり出す悲劇(NL35・36号参照)

2.有益な苦しみ(霊的成長に結びつく)
①霊肉の闘いによる苦しみ
②利己愛克服の苦しみ
③カルマ清算のための苦しみ



 参加者の感想

■苦しみの種類について、人間の利己的な行い・物質中心主義から発生する苦しみがなぜ無用の苦しみなのかについては今までよくわからなかったのですが、神観を学び神の造られた法則・摂理に沿っていないから、人間が作り出した悲劇なため無益な苦しみとなっていることが理解できました。
6つの悲劇をひとつひとつ考えてみると、程度の差はあれ、普段の私たちの生活の中にも当たり前に悲劇が存在し、私自身の中にもまだたくさん利己主義が存在していることを改めて感じました。大多数の人間は真理を知らないために無用に苦しんでいるとわかり、高級霊が真理を降ろした意味をようやく納得しました。
霊主になる努力はとても厳しいものですが、高級霊の必死の思いを無駄にしないよう道具としてもらえるように頑張りたいと思います。


■私利私欲だらけの私達にとって利他愛が大切だということを再認識させていただきました読書会でした。
その利他愛の実践には霊的な成長に結びつく苦しみがあり無私無欲への努力を少しずつでもしていかなければいけないのかなと思いました。
霊主になりたい気持ちは霊界に向けてへの祈りから始めたいと思います。
多くのことを聞くとその時はわかったような気になりますが、すぐ忘れてしまうので日々の反復をおこないながら学んでいこうと思っています。
ちょっとだけの霊力の蓄えをありがとうございました。


■前世とこの世の長い旅路の果てに魂が辿り着いたこの霊的真理を感じながらの読書会でした。
幾度かの苦難・困難という試練を頂き、ようやく霊的真理に出会って芽を出すことが出来ました。後はその芽をこの地上人生で如何に成長させるかは、与えられた自由意志により霊主肉従と利他愛の実践であると改めて学び、その実践をするのは己の意志力であ、その意志力が霊界に行って通用するものを知りました。
又日常の些細なことの繰り返しが当たり前と思っていましたが、全て神=摂理により支配され、人智では計り知れない途轍もない大きな存在によるものである事を考えると謙虚で素直にならざるを得ません。そんな事を改めて学びました。


■地上の苦しみについて勉強しました。
苦しみには無益な苦しみと有益な苦しみがある。無益な苦しみは、人類の無知が作り出す悲劇(戦争・争い、貧困・飢餓、宗教の霊的弊害、精神の堕落・心の危機、動物虐待・環境破壊、未熟者の他界)であり、これらをなくしても有益な苦しみ(霊中心主義・利他主義の努力)は地上人がどれほど成長してもなくならない。霊的成長に不可欠な苦しみであること。人間は霊的に成長することを目的として地上に生まれてくること。そして苦難は魂を目覚めさせ苦難によって磨かれ霊性を高くする。そしてまた克服できない苦難はないということ教えて頂きました。


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