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2020年 9月 学習内容

9月に入っても猛暑が続く中を新潟各地から同志が集い、読書会を開催しました。
今回は霊界より多くの霊力が下ろされ、凄まじい霊の光の中で真理を学ぶことができました。それにより一人一人がこれまでとは違う心境に至ったようでした。
コロナ禍の中で無事読書会を開催できましたことを、神と霊界の皆さまに心より深く感謝申し上げます。

今回より、神の基本的な概念についての学びに入りました。
霊訓の中で私たちは、高級霊たちが神を崇拝し敬慕する姿にたびたび触れています。同じように私たち地上人が神の姿を生き生きと思い描くことは、肉体を持つがゆえに決して簡単なことではありません。
しかし日々神に祈りを捧げ、一日を神へのご奉仕として過ごすためには、神を机上の定義としてでなく、具体的な生きた神のイメージを持つことがとても重要になります。 シルバーバーチによって示された神観を学ぶことによって、神の生きた姿をできる限り正しく知り、自分達の心を神に近づけてまいりたいと思います。

学習は、ニューズレター第16号「スピリチュアリズムにおける神観」③と、霊訓『シルバーバーチの教え・下 第21章』です。


霊訓に入る前の学び

ニューズレター第16号「スピリチュアリズムにおける神観――スピリチュアリズムは、深くて敬虔な神への信仰なのです」③ P12~P15

【基本的神観】
①創造主としての神
②大霊としての神
③愛なる神・究極の愛としての神
④摂理(法則)としての神
⑤究極の理想としての神
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今月は、①~③までを学びました。

①創造主としての神
・神は「創造主」として霊界・宇宙を造られた。私たち人間は神によって造られた。
・神は人間をご自分に似せて創造された。そのため神と人間・万物は同じ要素を有している。

②大霊としての神
・神は無形の存在で、あらゆる区別・形式・概念を超越し、被造界・被造物に遍在している。

③愛なる神・究極の愛としての神
・神は人間にとって「霊的な親」である。
・神は私たち人間を愛してくれている・私たち人間は神によって愛されている。


『シルバーバーチの教え・下』 からの学び

●「第21章 青年牧師との論争」P105 L5 ~ P109 L4

■地上での最大の罪は何か?

神の存在を知りながら、神の意思に背く生き方をすることです。真理を手にしながら、これまでと生活が全く変わっていないとしたら、それは単なる知識の収集に留まっているのであり、大きな責任が問われることになります。例えば、

・“モノやお金は生活できればそれでよし”とすることろを、お金儲けに走ってしまう、株価が気になってしまう
・利他愛発露のつもりが、良くしてあげたのにお礼を言わないなどと思ってしまう
・地上の出来事には神の摂理が働いていることを知っているのに、自分や家族に地上的な不幸があると“何で自分ばかりこんな目に遭うのか”と思ってしまう

常に心の内容が摂理に沿ったものであるかをチェックし、正していくことが重要になります。



■死後本当の自分が分かる

自分で思っている自分でなく、人にこう見てもらいたいと思う自分でもなく、真実の自分、神の目から見た自分が霊界に行くのです。つまり、神の目は一切ごまかすことはできないということです。
シルバーバーチは別のところで、人を目覚めさせるのは難しいと言う相談者に対し、あなたの心霊が高まることの方がずっと重要であると言っています。 大勢の人に霊訓を渡すことができても、もし自分が神への信仰に至っていないのであれば、それは単なる活動に過ぎません。反対に、真理を普及したいと願い続けながら、たとえ1人も普及できなかったとしても、自分を霊的に変革し、毎日を摂理にのっとって生きようと懸命に努力したならば必ず報われることになるのです。



■死後の後悔とは?

やるべきことをやらずに終わったことです。霊界に行くと再生前に立てた計画を明確に思い出し後悔するのです。なぜなら、真理に出会い読書会に参加し続ける人々は皆、今生何をし、どこまで霊的成長できるかを考え計画を立てているはずですだからです。

・普及のチャンスがいくつもあったのに、勇気を出せなかった
・スピリチュアリズム発展のために犠牲を払うべきだったのに、自分や家族の物的幸せを優先してしまった
・苦しみ・困難を摂理に沿って乗り越えるべきだったのに、逃げてしまった(避けてしまった、嫌々対処した)

地上では肉体を持つがゆえに何をするにしても労力がかかります。しかしその分、意志の力、精神の力が鍛えられるのであり、地上は霊的成長にとって必要なものがすべて揃う有難い場所なのです。


 参加者の感想

■ 今月も神観を学びました。 万物は全て神がイメージしてつくられ、私達人間も神が創られたとのことです。
神観を理解するのは難しいですが、全てのものは神が創られたことを意識して見渡すと、うまく言えませんが、自然等あらゆるものが本当にうまくできているのだと理解できつつあります。
私達が霊的成長するために神の愛をもって全てを創られたということは、深い神の愛があるからこそだと思います。
だから自然や動物に触れると癒されるのは神の愛にのっとっているからだと知り納得しました。
真理をまだ知らない人々が真理に出会え自分の中に内在する神の愛を発露することができたなら、もっと住みよい世の中になると思います。 真理を知らない人々が知るきっかけになれるよう、私自身も日々の生活をもっと改めたいと思います。


■ 大霊という存在から、分霊化として、個別の人間が人間界に創造されてまいりますが、肉体的な欲望に追われる日々の中で、常に人間のことを見守っている大霊の愛を実感することは容易ではありません。利己性と利他性は、常に裏腹の関係にあり、利他性を優位にして生活を送ることが必要になります。
そのことにより、私たちを心配し、見守り、愛を送り続けている守護霊の存在を感じることができ、またそのことを通して、偉大なる大霊の無限の愛に触れることができることを学びました。
大霊としての神の遍在性をイメージすることはなかなかに難しいことですが、そのための具体的な実践方法を知ることができ、貴重な体験となりました。


■ 先日はありがとうございました。
少しでも霊力の補充をしようかなと参加させていただきましたが、神の理解への真理はすごく難しいです。やはり少しずつ学んでその輪郭をつかむようにしたいと思いました。
日常において祈りを捧げているのかな?と疑問符がつきますが霊界について思いをよせ、ポジティブに学ばさせていただこうと思っています。
大霊への祈りでは無くても、霊と向き合い霊的な気持ちを持つ時間も大切かなとも考えています。


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