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2020年 2月 学習内容

2020年2月2日、今年最初の新潟シルバーバーチ読書会を開催し、同志の皆さまとともに霊界に思いを馳せながら霊的真理を学ぶことができました。

今回は、ニューズレター第21号より高級霊たちの“道具になってほしい”という切実な願いを朗読で聞き、その神の道具になるためにまず何から始めたらよいのかを第30号から学びました。
真理に出会いその素晴らしさに感動すると、人に伝えたいと思うことは自然なことです。ですが人に真理を普及する前に、スピリチュアリストとしての基本的な準備(霊的新生させるための準備)はもちろんのこと、一人で神と霊界に向き合い関係を深める期間がどうしても必要です。なぜなら、真理の普及は霊界主導、私達はあくまでも神・霊界の道具だからであり、普及に伴う困難苦難も霊界への信頼なしに乗り越えることは難しいからです。
真理の普及を自己内省することの代用にしていないか、見返りを求めない純粋な奉仕精神であるか等、学びを通して一人一人が心の中を見つめ、何よりもまず自らを霊的新生させようと決意することができました。

学習は、ニューズレター第21号「高級霊の切実な願いに応えて、神の兵士に志願しましょう」・第30号「良きスピリチュアリストになるためには、まず何から始めたらよいのか」と、霊訓『シルバーバーチの教え・下 第20章』です。

霊訓に入る前の学び

ニューズレター第21章「高級霊の切実な願いに応えて、神の兵士に志願しましょう」

ニューズレター第30章「良きスピリチュアリストになるためには、まず何から始めたらよいのか」

スピリチュアリスト人生を送るための大原則は、まず自分自身を「霊的新生」させることです。伝道実践に入る前に、自分の心や考えを根本から徹底的に入れ替えることが重要です。

【霊的新生のための準備・伝道の前の準備】
①祈り
②徹底した真理の学習と実践
③スピリチュアリストとしての基本的心構えの確立
そして何よりも日常生活を霊中心にする「霊主肉従の努力」が大切です。
ここまでのプロセスを「すべて自分自身でする」ということを忘れないことです。読書会はあくまで補助手段と考えるべきなのです。


『シルバーバーチの教え・下』 からの学び

●「第20章 スピリチュアリズムの第一線で働く人々への励ましのメッセージ」P90 BL1 ~ P94 BL4

■すべての人間は霊において一つ

全ての人間は霊において一つであり、境界線をつくっているのは私達人間です。大霊は全人類を一つの調和のとれた絵柄に編み上げたいと望んでいるのです。 ジグソーパズルでいうと全人類は一つ一つのピースであり、どの一つが欠けてもパズルは完成しません。
私達は神から分霊を授かった神の大切な子供であり、霊においては一つです。それを実感するためには、自分の中にある境界線に気付き、一つ一つ取り除く努力が必要です。


■先駆者の仕事とは

奉仕人生を送る人が、地上にいる間に人から真価が認められることを期待してはなりません。先駆者の仕事はそういうものです。しかし、人のためになされた仕事は必ず生き続けます。
真理普及についても、読書会を開くことが偉いのではなく、どのような仕事も喜びをもって見返りを期待せずにすることが大切です。自分を忘れて、神のため、神へのご奉仕として自分のできることをすることです。人間に奉仕するのは、神に奉仕することの具体化に過ぎないのです。


■奉仕の連鎖

ウィックランド博士たちの助けによって霊的進化の正道に戻れた霊たちは皆、霊界から奉仕の仕事を援助する霊団に加わっています。
これは、ボランティアによって助けられた人々が、今度は自分が他の誰かの役に立ちたいと被災地に駆けつけることと同じです。人の愛によって救われた人は、今度は自分が恩恵を施す側になりたいと思っているのです。
私達もあと30~50年経てば霊界に帰りますが、自分が真理によって救われたように、今度は霊界から真理普及に携わる人々を援助しようと思うはずです。


 参加者の感想

■私もシルバーバーチに出会って間も無くの頃、燃えるような情熱と普及への焦りに駆られていたのを思い出しました。今思えば、自分の手柄を求めていた事と、自分の力ずくでの普及しようという独善的な思いがあったのを恥ずかしく思います。
あくまで霊界が主体で進められ、自分は道具磨きに徹する事が大切なのです。
霊的意識を高める事が即ち道具磨きになる訳ですが、祈りと真理学習を具体化した目標に定め、毎日の生活習慣としていく所存です。
今この瞬間も霊の世界に生き、霊界人の支援が絶えず注がれています。私からも更に一歩近づく努力をして参ります。


■新しい年になってからしばらくは、『今年はもっと真理を深く学び、今まで以上に生活も可能な限り霊主に変えていこう』と考えていましたが、ほんの些細な煩悩がきっかけで坂を転がり落ちるように肉主になってしまいました。ひとたび肉主になると真理がただの知識としか感じず、全く感動も感じませんでした。また読書会に参加しているということで、油断したのかもしれません。
今回の読書会では良きスピリチュアリストになるためにはどのようにしたらよいかや読書会の意味合いを学びました。一瞬、入門的な内容だなと思いましたが、今の自分が一番できていないことで一番必要な内容でした。
結局のところ霊的成長するためには、自分自身で霊主に変えていく努力をしなければなりません。行きつ戻りつになることもあるかもしれませんが、精一杯の努力をしたいと思います。


■霊的真理を学んだ最初の頃は、何時かは真理をお伝えしたいと意気込んでいました。
しかしそれは自分がこの地上での存在意義を得る為の自己愛でしかない事が判り、伝道は時期尚早であると判断しました。
まだ多くの課題があるが、一番大切な重要なスピリチュアリストとしての心構えの確立の点でつまずいているのが現状です。
ここまで導かれた感謝と守護霊へ導きに対する信頼感はあると思われますが、矢張りスピリチュアルリズム人生を覚悟をするまで、純真な心での祈りと真理の本を少しの時間でも毎日読むことが、高級霊界へ視点を向ける事が出来、己の霊的意識レベルを上げる事で次の導きを待ちたいと考えました。


■ バーチの存在を知り、また、読書会でバーチの教えを学ぶにつれて、1人でも多くの人に伝えたいと意気込んでいた時期が自分にもあるように思います。
しかし、よく考えると、それは、自分を本質的に変えようとすることの代償行為ではなかったか、ということなのだと思います。
まず初めに必要とされる前提が、自己変革であり、そのためには、独りの状態で大霊や霊界と向き合う中で、結びつきを深めて行く以外にないのだという点は、重要なポイントではないかと感じました。


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