２０１９年 １１月 学習内容
２０１９年１１月３日、連休中の開催にも関わらず、志を同じくする参加者の皆さまとともに静かで精妙な時間の中で新潟シルバーバーチ読書会を開催しました。
「真理を手にしたということは日本にいながらシルバーバーチの交霊会に参加しているのと同じこと」とのニューズレターの言葉から、私達は現在の地球上で最も恵まれた立場に立っていることをしみじみと感じながら学ぶことができました。
また今月は、ニューズレターの他にも資料“肉食と気候変動について”も見ていきました。ステーキを食べるというたった一つの行動がどれほど地球上の人々や動植物、環境に影響を及ぼしているのかを改めて学び、地球も人類も本来一つの調和体として存在していることを改めて感じました。私達の意識や行動の一つ一つに大きな責任を感じています。人間の利己主義・物質主義から派生する地上の悲劇・苦しみを自分のこととして捉え、自分の中にもある利己主義・物質主義を一つ一つ取り除いていきたいと思います。
学習はニューズレター第１９号より「交霊会と霊能者への過度の関心は邪道です（前半）」についてと、霊訓『シルバーバーチの教え・下 第１９章・２０章』です。
霊訓に入る前の学び
●ニューズレター第１９章「交霊会や霊能者への過度の関心は邪道です（前半）」
・私達が今『シルバーバーチの霊訓』を手にしたということは、交霊会に直接参加しているのと同じことです。
「霊的真理」には地上世界のあらゆる問題解決のための答えが用意されています。日常生活で問題が生じたときには、自分で真理を読み、その中から答えを探し出す努力が必要です。
・霊能力は伝道の手助けとなってこそ意味を持つのであり、それ以外に特別な価値はありません。霊能力をつけようと思うのではなく、人のために役立ちたい・もっと奉仕したいと思うことの方が重要です。
霊界の応援を引き寄せられる人こそが、「最も力を持った霊媒」です。私達は自分の心を高め、純粋な霊界の道具として霊界の助力を得られるよう努力することが大切なのです。
『シルバーバーチの教え・下』 からの学び
●「第１９章 ヒーリングの問題」P８０ L５ ～ P８３末
■人の役に立つために必要なことは？
ヒーラーにとっても私達にとっても、“自分を役立てたいという熱誠、霊の資質を顕現させたいという願望”が必要です。
ヒーラーになれるかどうかは生まれつきの能力によりますが、私達は誰もが意識一つで霊媒（霊界の道具・霊力の通路）になることができます。
霊主になり、霊界から注がれる霊的エネルギーを目の前の人に注ぐ（愛や慈悲心、寛容心、奉仕精神、犠牲精神等を発露する）ことで、相手の魂に何らかの感動を引き起こすことになるのです。さらに、自分は霊界の道具であるとの意識（道具意識）があれば、傲慢になることはなく謙虚でいられるのです。
●「第２０章 スピリチュアリズムの第一線で働く人々への励ましのメッセージ」P８６ ～ P８７末
■進むべき方向が分からなくなったときは？
いったん休止して、心の平静を取り戻すことです。そして霊界の指導と援助を求めて祈ることです。援助・霊力・インスピレーションに限界はありません。その流入を妨げているのは、私達の受容能力なのです。
自分の中に物的なもの（物質的価値観、地上的概念、偏見等）が残っていればいるほど、それらが障害となり援助を受けられなくなります。常に心を平静に保ち霊主の努力をすること、真理の理解を深める努力をすることです。
参加者の感想
■日々仕事や生活に追われ霊主の努力が難しい時もが多々ありました。
しかし読書会へ参加するとほんの少しでも魂の窓が開き、人生で一番大切なことは真理を学び、まず自分の利己主義を霊主にしないといけないと心の底から感じます。
肉食の習慣が温暖化を招いていることも学び、台風の大型化等の無用な災害が起きていることも知りました。
今は肉食をしていませんが、もしかしたら自分の気づかない生活の中の利己的な行動が環境破壊に繋がっているかもしれないとも感じたので、生活を見直したいと思います。
■今回は、何故肉食がいけないのかということを勉強しました。
牛肉生産をすることによって牛の温室効果ガスの排出、大量の飼料と大量の水が消費されていること。そして今地球上で問題になっている気候変動、食料危機、水不足を引き起こしている原因であること。いつまでも「知らなかった」ではすまされない事態にきている事に身につまされました。
ただニュースを聞いてるだけではなく、何故どうしてと疑問に思い自分の事として考えなければならないんだと思いました。そして無用の悲劇を少しでも減らすためには、人の為に役立つ生き方、そのためには霊主になり霊力を流入し霊力を高める努力をしたいと思います。
■シルバーバーチと言う名の通信霊から人類にメッセージが送られてから約100年が経過し、その霊訓は今でも色褪せることなく人類史上最高の真理を読書会で触れることが出来る事は、当時の交霊界の再現をしている事であり、シルバーバーチを一番身近に感じる事の出来る高次元の場所でもあると思いました。
その読書会参加に当たり、私心を無くし純真無垢な想いで参加し、シルバーバーチが微笑みながら褒めて頂けるような人間になることが私の人生目標であり、常に霊的視点から己を監視する日々を送らなければと考えました。
そして私の過去と未来に発生する苦難は霊的真理の中に全て回答済みである事を知り、これからの学びの姿勢が真剣勝負となる読書会であった。