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2019年 9月 学習内容

2019年9月1日、新潟シルバーバーチ読書会を開催いたしました。

今月は、私達の想像力を総動員して、一億年先の未来から今の地上人生を振り返ってみました。
自分中心かつ地上人生を基準とした視野では、自分の将来や地球の未来が不確かなものに見えて不安に思うかもしれません。しかし私達は永遠的存在であり、地上人生は霊界生活の準備をする場であることが理解できれば、自分の人生も地球上の動きも永遠の流れの中の一コマとして見ることができます。

また霊訓からは、病気の原因には物的なものと霊的なものの二種類あることを学びました。現代人を苦しめる多くの病気の原因は、人間の物質主義・利己主義的生き方にあります。真理にそって生きることで、霊と心と身体のエネルギーを出来る限り調和させ、自分の人生を人のために役立たせたいと思いました。

学習はニューズレター第29号より「永遠の霊性進化の道と、一瞬の地上人生」と、霊訓『シルバーバーチの教え・下 第19章』よりスピリチュアル・ヒーリングについてです。

霊訓に入る前の学び

●ニューズレター第29号「永遠の霊性進化の道と、一瞬の地上人生」

シルバーバーチの、「人間は永遠的存在である」「地上人生はその永遠の生活の準備をする所である」という言葉は、スピリチュアリストにとっては当たり前の霊的知識です。しかし大切なのは、その言葉の深い意味をどれだけ理解し実感しているかということなのです。なぜなら肉体に閉じ込められている私達は、そうした実感が持てないかぎり、様々な困難に遭遇すると、視野が狭くなり数年のスパンでしか物事を見ることができなくなるからです。

地上人生は永遠から見ればほんの一瞬ですが、人間にとって必要な基礎的な霊的成長をなす大切な場所です。常に霊界人と同じ視野、考え方に立ち、物質世界の物事に惑わされることなく自らの地上人生を大切に生きてまいりましょう。

『シルバーバーチの教え・下』 からの学び

●「第19章 ヒーリングの問題」P73 BL3 ~ P76末

■伝染性の病気の原因は?

伝染性であっても、多くの病気は物的原因ではなく霊から発しています。 シルバーバーチは、「人間の生命を奪うようなウィルスが発生するということは、人類の生き方がどこか間違っていることの証拠です。人類の生き方は、地上の環境のすべてに反映するのです。(最後の啓示83)」と述べています。


■病気の原因とは?

①霊的・精神的要因(全体の90%以上)
・霊的無知から派生する「肉主霊従」と「利己主義」的生き方
・精神的ストレス(恐れ・心配・悩み・悲しみ・怒り・絶望など)
マイナス感情は、霊的エネルギーの中継ポンプである「霊の心」を不調和にし、エネルギーの流れを不順にする。

②物質的要因
本人の霊的・精神的要因とは無関係。
例えば、環境汚染物質や食品汚染物質などの毒物。自分の意思と無関係の長期の飢餓や栄養失調。不慮の自然災害や身内の発病等による不眠不休の看病。


■病気の定義について

病気とは、人間を構成する5つの要素(霊・霊の心・霊体・本能・肉体)が不調和の状態に陥ることです。
人間の本質は「霊」ですが、宇宙に充満する霊的エネルギーが「霊」に取り込まれると、霊的エネルギーが充電されて「霊」が活性化し、下位の構成要素へとステップダウンしていきます。その「霊的エネルギー循環システム」が正常であるなら、肉体にも十分なエネルギーが補充され、生体維持機能(ホメオスタシス・免疫機能・自然治癒力)がスムーズに働きます。
しかし現代人の多くは、利己主義・貪欲・金銭欲に翻弄されており、自ら霊的エネルギーを枯渇させ、身体全体がアンバランス状態・不調和状態に陥っています。そのため、先進国には多くの病気が蔓延しているのです。


 参加者の感想

■日々の生活の中で真理を実践するのはとても難しいといつも感じています。
ここ最近、特に自分の心がマイナス感情に支配されており、知識として真理を知っていても、マイナス感情にのみ込まれる自分がいます。
地上生活の困難は永遠の進化の中のほんの僅かに過ぎないこと、マイナスな思いを選ぶのも選ばないのも自由意志でどちらでも選べること、自分が肉主になるとさらに霊主から遠ざかることを知っていても、どうしてもマイナス感情に支配されてしまう自分がいます。
読書会で自分の方から高級霊の方を向いていなかったことを教えていただき、生活が肉主になり過ぎていたことを気付きました。
霊主になるのは本当に努力がいることですが、日々自分の行動を見直し霊主になる努力を続け、霊界に帰って振り返った時に喜べるようにしたいと思います。


■今回の読書会での感想文がテキストととして使用しているニューズレターのまとめを書いているとの指摘を受けはっとしました。
そういわれてみると最近の自分の感想文がそうではないかと思いました。また自分では気づかないうちに読書会に臨む心構えも疎かになっていたのかもしれません。
また自問自答しながら自分自身の内面を見つめ少しでもいいから前に進む努力をしていきたいと思います。


■「地球に誕生した」という事実は、大した霊性進化のレベルには至ってないと言う事を証明しているという言葉が心に入りました。
今の私は前世から現在までの物欲に囚われた結果この地上に再生したので、全て摂理法則によるものと考えるなら、どのような苦難が有ろうともそれは償いと自業自得の法則によるものと前回学びました。そして永遠に霊的進化の道をたどるグラフ図形を観て十年後そして死後数百年後、私はどうなるのだろうと考えても気の遠くなる話で想像もできません。
しかし、私の今この瞬間の行い・言葉・想いが、明日そして死後の霊界と再生人生を造ると考えるなら、束の間の地上人生を如何に生きるかの答えは出ているのだと思いました。


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