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2019年 3月 学習内容

2019年3月3日、今月も新しい同志をお迎えし、清々しい霊力の満ちる中で新潟シルバーバーチ読書会を開催いたしました。
私達が地上に生まれた目的は霊的成長するためですが、それは神の摂理の支配の下でなされていきます。今回は、摂理の存在を知り摂理に沿って生きる人が一人でも増えることによって、地上界が徐々に調和した美しい世界に変わっていくことをイメージしながら学びました。

学習はニューズレター第28号「人間の霊的成長を支配する神の摂理(法則)」と、霊訓『シルバーバーチの教え・下 第17章』です。

霊訓に入る前の学び

ニューズレター第28号「人間の霊的成長を支配する神の摂理(法則)――神の摂理への信仰が、スピリチュアリズムの基本です①」

スピリチュアリズムは「神」と「神の摂理」への信仰ですが、スピリチュアリズムの神観の最大の特徴は、神の摂理による支配を強調する点です。これまでの宗教では、神に直接願い事をし聞き届けてもらうという直接的な関係を説いてきました。ところがシルバーバーチは、神は自ら造った摂理を通じて間接的に人間と関わるとし、人間がいくら熱心に祈ろうと特別な配慮をするようなことは一切ないことを明かしたのです。

この機械的な摂理による支配システムがあるために、私達は神から「完全公平」「完全平等」に扱われ愛されていることになるのです。

『シルバーバーチの教え・下』 からの学び

●「第17章 霊界でも祝うクリスマスとイースター」P46 L4~P49 BL4

■大審議会に出席するときは地理的に地球を離れるのか?

シルバーバーチが審議会に出席する時、地球の引力やバイブレーションの影響は受けません。霊は引力の影響は受けないため、思念の速さで移動することができます。例えば、私達が親和性のある霊(他界した両親や兄弟、親しい友人等)に意識を向けると、彼らは瞬時に傍にくることができるのです。
また、シルバーバーチは地上で話すときは幽体を用いますが、地球を離れるときは幽体を脱いで霊体だけになります。その霊体がシルバーバーチ自身です。そして脱いだ幽体が分解しないように、次に使用するまで意識の一部を残しておきます。


■シルバーバーチが地上へ降りてくるのは・・

自己犠牲そのものです。なぜなら、言葉にならないほど美しく調和した世界、気の合う仲間達と暮らす世界から、暗くて陰鬱な地上界へと降りてくるからです。それは今の私達が、衣食住に困ることなく自由に旅行や美味しい食事を楽しむことができる日本から、衣食住に事欠き、命の危険が伴う戦闘地へ赴くようなものなのです。
シルバーバーチは、「わずかな人々であっても安らぎと慰めと希望を与えられたら、喜んで自分の持てるものをお分けしたい」と述べていますが、私達も高級霊と同じ思いを持つこと、持てるよう努力することがとても大切です。


■クリスマスとイースターの時期に大審議会を催すのはなぜ?

霊界では、イエスの降誕以前からクリスマスとイースターを祝っていました。ですから、聖書の話とは無関係です。 インディアンはそれらの時期に大霊との最高の交わりが得られることを知っていて、何日にもわたって「交霊会」を催し大霊からのインスピレーションを受けていました。そのため、インディアンは地上時代に大切にしていた時期がくると、霊界で仲間たちと集い祝うのです。
また、生命あるものは全て互いに影響を及ぼし合い、あらゆる物質や天体も互いに影響を及ぼし合っています。この世には何一つ無駄な存在などありません。全ては必要があって存在しているのです。


 参加者の感想

■摂理を知るまでは自分の環境や境遇に不平不満ばかり持っていました。とても不公平だと感じていました。今回の読書会では神の摂理はあらゆる人間に平等にあてはまり、完全公平だと学びました。地上限りの人生だけで終わるのなら、金持ちや恵まれた環境に生まれた人間はとても運が良くそれこそ不公平だと思います。しかし摂理に反し物欲にまみれ利己的な考えや行動ばかり送っていると、いずれは自分に返ってきます。 せっかく摂理に出会えたのだからもっと自分を摂理に合わせ、今よりも霊的成長できるよう心がけます。


■読書会で初めて「神の摂理」を聞いた時は、衝撃的でした。これまでの地上の宗教は「神は愛なり」の真意を間違って解釈していて、苦しむ人間への救いを期待し特別な配慮と奇跡を願っていたこと。苦しい時の神頼みで苦しいときしか神に拝まない姿は、当時の自分自身そのものだったと思います。それが「神は法則なり」つまり「神に特別な救いや配慮を願っても無駄で人間は摂理に合わせて生きることで幸せなれる」この教えは当時は理解できませんでしたが、三年間読書会でシルバーチの教えを学び今でしたら理解できるようになったと思います。


■今回神観を学び、スピリチュアリズムでは「神は法則」と示してきた。神は宇宙万物を造り、その意志により宇宙と地上世界を無数の法則によって支配している事実を知り、その法則を知り実践する事が重要と思われた。日常生活においても神の摂理・法則が働いていると思い、私の過去を振り返ると多くの選択肢があり、間違った選択をしても摂理が作用し学びの苦難だったと考えるようになりました。それにしてもこの世は実に上手く創造されており、改めて死後も永遠に摂理の支配下からは逃れられないと思うと、謙虚にならざる得ないそんな早春の読書会でした。


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