| TOP | 自己紹介 | 読書会のご案内 | よくあるご質問 | 学習記録&参加者の感想 | LINK | お問い合わせ |

TOP > 学習記録&参加者の感想 > 2018年12月

2018年 12月 学習内容

2018年12月2日、新潟は久しぶりの快晴となりました。清浄感あふれる新しい会場で同志の皆さまとともに今年最後の読書会を開催することができました。一年にわたり休むことなく無時開催できましたことは、神と霊界の方々の多大なる援助と導きの賜物であると、参加者一同心より感謝しております。
また今回は、参加者一人一人が一年のまとめとして、これまでの道のりを発表する時間を設けました。それぞれが真理を指針に、自らの困難を乗り越え、日々の生活を霊中心にしようと努力している姿に深い感動を覚えました。来年はさらに同志が一体となって進歩できるよう、努力してまいりたいと思います。

学習は、「スピリチュアリズム運動の本質 地上サイドから見たスピリチュアリズム」と、霊訓『シルバーバーチの教え・下 第15章・16章』です。

スピリチュアリズム普及会「スピリチュアリズムとは」からの学び

「スピリチュアリズム運動の本質 地上サイドから見たスピリチュアリズム▼」

①地球人類史上、初めての地球規模の宗教革命
宗教の最大の使命・テーマである死生観・死後観・霊魂観に明確な答えを与え、「霊的革命」「宗教革命」を起こす

②霊的真理に基づく地球人類の霊性復興運動
地球人類の悲劇の元凶である「霊的無知」を解決するために真理が下ろされ、実践することによって物質主義・利己主義(霊的成長の阻害要因)が取り除かれる

③霊的真理普及による霊的同胞世界確立運動
スピリチュアリズムは、霊的真理に基づく一人一人の「霊的成長の道」であると同時に、地球人類全体にとっても「霊性復興の道」となっている

『シルバーバーチの教え・下』 からの学び

●「第15章 交霊会の舞台裏」P31 BL1 ~ P33

■物理的心霊現象のしくみ

心霊現象とエクトプラズムは切っても切れない関係にあり、「物理的心霊現象」のメカニズムを理解するにはエクトプラズムを理解することが大切です。
地上の霊媒は「幽質素と生体エネルギー」を、霊界の霊は「幽質素と霊体エネルギー」を提供し、これらの材料を霊界の技師が合成してエクトプラズム(幽質中間体)をつくり出します。
そのエクトプラズムを物体に接触させ、霊の意念通りに動かします(霊的活性化)。
しかし、心霊現象を起こすのに最も大切なのは、列席者の内部からのエネルギーです。霊媒の思念や人間性、精神のすべてがエクトプラズムに反映し、霊媒・列席者の霊性が高まれば高まるほど、それだけ現象も高度なものとなるのです。


●「第16章 交霊会についての誤解」P36 ~ P39 BL3

■霊的一体化を求めて過ごす時間の意義

①霊界と地上界の霊的一体化が促進される
②交霊会として着々と進展している
③霊界との絆が強化され、出席者の霊的感受性が鋭くなる

何一つ現象が起きなくても、決して無駄ではありません。現象よりも、サークルメンバーの霊性開発の方が大切だからです。
読書会に参加し、自分の中で真理が腑に落ちる、自分に利己的な考えがあることに気づく、高級霊の思いに深く感動する、霊界をより身近に感じる等、参加することによってその人の内部に霊的な気づきや感動、反応、刺激があることがとても大切なのです。


■交霊会参加で得られること

参加者同士が高度なバイブレーションに波長を合わせる(皆で霊界に思いを寄せる)ことによって、真理の理解がより一層深まることになります。メンバーの魂が開発され、より高度なバイブレーションに反応するようになれば、それだけ高度で強力な霊的エネルギーに触れることになり、より多くの貢献ができるようになります。
ところが人間は自分が霊であることを知らず、物質という影を追い求め、霊を喜ばせることをせずに肉体を喜ばせることばかりしています。


■人間の魂はいつ開発されるのか

静寂と調和と愛の中で一時も休むことなく開発されていきます。霊的存在である人間には、一人静かに霊界に意識を向ける時間がどうしても必要です。


■何も役立っていないと思えたときは

もし何も役立っていないと思えたときは、シルバーバーチの、“人類に対する奉仕の思いを抱いて集うとき、皆さんは霊的神殿を築くための大きな力になっている”という言葉を思い出すことです。一人一人が大霊に近づきたいとの思いで心を一つにし、調和と愛の心で集うとき、霊界から多くの霊力が流入し、霊界と地上界を結ぶ大いなる架け橋を築くことになるのです。
地上界は相変わらず地獄のような悲惨さであり、無力感に苛まれるかもしれませんが、私達にできることは一つしかありません。それは「自分の中から利己主義・物質主義を取り除き、少しでも摂理に一致した生き方をすること」です。一人一人の霊的変化が、世界を着実に変える力になるのです。

 参加者の感想

■読書会で解説を聞きながら読むと、自分では気づけなかったことがたくさんあり理解しやすくなりました。真理を学んでも具体的に何も出来ていないと感じることもありましたが、私たちが奉仕の気持ちを持ち読書会に参加することで、霊界からの霊力がおりやすくなるため何も無駄にはなっていないとわかり心強く思いました。
自分なりに出来る奉仕を行い、自分自身の利己主義が少しでも減っていくように努力したいと思います。


■1848年、アメリカのフォックス事件より始まったスピリチュアリズム運動に関する具体的な内容をうかがうことができました。高級霊たちの研究と実践の積み重ねの結果として、今日、私たちが霊界の真実に関する情報を手にすることができていることに対し、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。その時代時代に応じた高級霊たちの地上へのアプローチは的確であり、多くの障害をものともせずに、霊界の真理伝達に邁進されてきたことを感謝いたします。
本年も学習会で多くのことがらを学ぶことができました。ありがとうございました。


■今年最後の読書会でした。前回の読書会に一年間のまとめという形で宿題があり、あらためて自分にとってシルバーバーチは、何なのかを考えるきっかけをいただきました。
生きているといろんな人と出会い人間関係に悩み、社会は理不尽、不条理の事ばかり、そして会社は利己主義の塊で自分の欲しか考えない人ばかりです。そんなこんなでストレスが溜まり鬱憤した思いや、肉親、親しい人との別れなどいろんな思いがあり、そんな時にシルバーバーチの霊訓に出会い、真理を学び救われたような気がしました。そして世話人が遠路はるばる新潟まで足を運んで下さるのは、頭の下がる思いです。本当にありがとうございます。これからも読書会の価値ある時間を大切にしたいと思います。


■霊的成長に向けての進化プロセスを学び、霊的知識を学ぶ事は利己的行為を戒める事になると考えられる。日々を振り返り、実に利己的な事が多く反省の毎日となっています。霊的知識を記憶しその領域を増やせば本能意識の割合が低くなると当初は考えていた。しかし、今だに利己愛を根底とした行いや言葉があり恥ずかしい次第であります。
利己的行為を戒めるのは霊的知識であり、以前はその気付きが無く、恥を恥じとも思わない自分がありました。 真理を知り一年目となり、己の行動とこの世俗界を霊的視野から観察できるようになれた事は僅かな成長であると思われる。
今知識を学び教訓と反省の繰り返しながら実践へ移行するが、大切な事は行動の動機が利己愛か利他愛なのかを自問自答と反省を繰り返し実践する残す地上界の日々となる。


■私のそばにいてくださる霊の存在を感じ取れたらどれだけ進歩することでしょう。
霊的進化の道を進もうとしている同志の皆さんに会うことはとても良いことです。
霊的真理の吸収と実践、調べと反省とさらなる利他愛の実践へと日々努力して行こうと思います。

このページのトップへ▲