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2018年 9月 学習内容

2018年9月2日、新潟シルバーバーチ読書会を開催いたしました。 今月は新しい同志をお迎えし、霊界の援助の下で親様の愛に見守られながら、同志の皆さまとともに真理を学びました。
地上界に広がる無用の悲劇をなくすためには、スピリチュアリズムによる真理普及がどうしても必要であることを再確認し、先ずは自らが摂理に沿って生き、一人でも多くの人に真理を普及したいとの思いを強くしました。

学習は、ニューズレター第36号「地球人類の悲劇・不幸を、自分の問題として考えましょう⑤」と、霊訓『シルバーバーチの教え・下 第14章』です。

ニューズレター・思想からの学び

ニューズレター第36号「地球人類の悲劇・不幸を、自分の問題として考えましょう――「霊的無知」から発生した2つのガンと6つの悲劇▼」⑤ P14~P20

【地球人類の6つの悲劇・不幸】※今月は⑤を学習
①争い・戦争
②貧困・飢餓
③間違った宗教による霊的弊害
④精神の堕落・心の危機
⑤動物虐待・環境破壊
⑥霊的未熟者による霊界の悲劇

私達人間は誰でも「幸福になりたい」という願望を持っています。そして大半の人は、幸福は物質的な豊かさの中にあると思っています。世界中に起きている悲劇を見ていくと、必ずその根底には、“贅沢な生活への憧れ”と“もっと豊かになりたい”という人間の欲望があることが分かります。地上から悲劇や不幸をなくすためには、住人である私たち一人一人が生活を改め、意識を変えていかなければなりません。
人間の幸福は物質的な豊かさにあるのではなく、「霊的成長」にあります。それを心から納得させる思想が必要であり、地球人類の物欲追求に歯止めをかけるための思想・哲学が不可欠です。そしてそれこそがスピリチュアリズムによってもたらされた「霊的真理」なのです。

『シルバーバーチの教え・下』 からの学び

●「第14章 霊界通信の難しさ」P12 BL1 ~ P18 L3

■人間の潜在意識について

人間の潜在意識には、それまでの長年の生活によって決まったパターンが形成され、考え方や表現方法、用いる概念に一定の傾向ができ上っています(例えば「白」という言葉を聞いた時、ある人は“雪”を連想し、ある人は“白い花”を連想するというように人によって違うこと)。
シルバーバーチが霊界で用意した思想を伝えようとするとき、バーバネルの潜在意識の流れをいったん止めて、新しい回路を作ります。もし同じような考えがあるときは、その回路に切り替えるだけで済みます。

このことから言えるのは、真理によって苦しみは有難いものであると知ったとしても、長年の間、苦しみは不幸だと思ってきた人にとっては、苦難に遭遇すると直ぐに“嫌だな”という思いが湧いてしまいがちだということです。ですから、真理によって自分の意識を根底から変革する必要があるのです。真理を正しく深く理解し、日々の生活の中で真理が自分のものになるよう努力することが大切です。


■実体があるものの違い

①地上界で実体があるもの=物質
②霊界で実体があるもの=精神・思念

霊界は精神・思念の世界です。霊界では思うだけで具現化し、思うだけで瞬時に移動することができます。また部屋の壁は障害にはなりません。一方地上界では、バイブレーションが粗く鈍重であるため、思念の具現化や移動には時間と労力とお金が必要です。また、肉体を持つ地上人にとって部屋の壁は障害になります。


■霊言現象における発声器官は?

①霊媒の発声器官を使う(シルバーバーチとバーバネル)
②エクトプラズムで発声器官をつくる(エクトプラズムでメガホン等をつくり、それを通して霊が語る)
シルバーバーチがバーバネルの発声器官を使うのは、バーバネルの潜在意識を完全に支配し、肉体器官のすべてをコントロールできるためです。スピリチュアリズムの初期には、②の物理現象的要素の強い「直接談話」が多く用いられました。

◇引用につきましては、スピリチュアリズム普及会からの許可を得ています◇

 参加者の感想

■利他性の実践に関しては、霊的覚醒があることで霊主肉従となり、利他愛を実践できるということになります。肉主の段階では利他愛を発揮することはできません。バーチの教えを理解し実践することで、少しずつ進歩していくしかないと考えました。


■今回初めて読書会に参加させていただきました。
真理を読んだだけでは何も変わらないこと、霊主肉従になるのはとても難しいことを思い知りました。読書会参加の後、日常の中で利他的に接することや常に真理を意識することを心がけましたが、油断するとすぐに忘れてしまっていました。
肉食のことについても学びました。今までは積極的に肉を食べはしませんでしたが、たまに食べていました。
今後は摂理に沿った生き方をし、地上の悲劇が少しでもなくなるように、自分なりに出来ることを実践していきたいと思います。


■動物虐待、環境破壊の勉強は自分にとっては小学校の給食の時間、肉が食べれなくて昼休みが無かったを思い出します。当時は、生きていたときの姿を想像するととても可哀想で食べれませんでした。あの頃の純粋さを忘れて肉を何故嫌いになったか忘れていました。あの頃誰かが少しでも、霊的真理、摂理を知っていれば今みたいに「肉食」中心の食生活でなく「自然崩壊」が今みたいに進んでいなかったかもしれない。そう思うと、まず自分がやれることを少しずつしていきたいと思いました。


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