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2018年 8月 学習内容

2018年8月5日、新潟シルバーバーチ読書会を開催いたしました。
今年は気温の高い日が続いていますが、同志の皆さま、霊界の皆さまとともに神聖で精妙な雰囲気の中で親様の御心を学ぶ機会を得られたことは、本当にありがたいことだと心から思いました。
また、地上の出来事はすべて摂理の働きのもとで起きていることに思いを馳せ、地上から無用の悲劇をなくすためにも、自らが摂理に沿って生き、一人でも多くの人に真理を普及することが大切だと改めて感じました。

学習は、ニューズレター第36号「地球人類の悲劇・不幸を、自分の問題として考えましょう④」と、霊訓『シルバーバーチの教え・下 第14章』についてです。

ニューズレター・思想からの学び

ニューズレター第36号「地球人類の悲劇・不幸を、自分の問題として考えましょう――「霊的無知」から発生した2つのガンと6つの悲劇▼」④ P1~P13

【地球人類の6つの悲劇・不幸】※今月は③と④を学習
①争い・戦争
②貧困・飢餓
③間違った宗教による霊的弊害
④精神の堕落・心の危機
⑤動物虐待・環境破壊
⑥霊的未熟者による霊界の悲劇

宗教の本来の役割は「霊的恩恵を地上人にもたらす」ことです。ところが、ほとんどの宗教がその目的から大きく外れ、人類にとって最高の宝である「霊的成長」の道を妨げてきました。その意味で、地上宗教はみな失格であるということになります。

さらに、18世紀の英国に端を発した産業革命により伝統的宗教が衰退し、人々は霊的奴隷状態・宗教的束縛から解放されることになりました。そのこと自体は良かったのですが、宗教的重しのなくなった人々は急速に肉主霊従化・利己主義化の方向へ向かうようになりました。神仏(または教祖)といった心の拠り所を失った人々は、常に不安や恐れ、絶望の中で生きるようになり、自らの人生を“霊的地獄状態”に追い込むようになるのです。

スピリチュアリズムは、霊的真理を普及することによって地上から間違った宗教を一掃し、霊界人に共通する唯一の信仰、「神と神の摂理への信仰」を地上界にもたらします。真理が広がることによって人々を霊的弊害から解放し、宗教による戦争を根絶できるようになります。そして人々は地上人生を、死後の霊界生活への準備の場として希望を持って生きられるようになるのです。

『シルバーバーチの教え・下』 からの学び

●「第14章 霊界通信の難しさ」P9 BL5 ~ P12 BL2

■シルバーバーチが高級霊からの啓示を受けるとき

高級霊からの啓示をうけるときは、霊媒(バーバネル)を使って語っているときと同じバイブレーションを使うわけにはいかず、別の意識(高い次元の意識)に切り換えなくてはなりません。その時のシルバーバーチは、普段のシルバーバーチの意識より一段と高い次元の意識を表現しており、シンボルや、映像、ビジョン、直観といった形で印象を受け取り、それを地上の言語で表現するのです。これは、地上の霊能者が啓示に接するのと似ています。ただし、霊能者の霊性レベルや霊的知識の多少によって、啓示が間違って受け取られることも多々あるのです。


■霊界通信における制約について

①霊媒(バーバネル)の語彙(記憶している言葉)による制約
②霊媒(バーバネル)の魂の進化の程度による制約

霊媒が記憶している言葉が多ければ多いほど、霊的成長すればするほど、それまで表現できなかったことが表現できるようになります。それは、霊的進化すればするほど、自分の中になかった高いレベルの選択肢が増え、選べるようになるのと同じです。(例えば、真理普及のために少しの犠牲で満足していた人が、成長するに従ってより大きな犠牲を当たり前のこととして選択できるようになる等)
また、霊媒の潜在意識の影響を受けず、高級霊界で用意された思想を100%表現することができている霊界通信は、現在の地上にはシルバーバーチの霊界通信以外にはありません。


■インディアンの霊(霊界側の霊媒)が西洋人霊媒(バーバネル)を使うとき

霊媒をうまく使いこなすには、相当の年数がかかります。シルバーバーチは別のところで、“バーバネルの受胎の瞬間を注意深く見守り、そこから働きかけを開始した”と述べています。 霊媒を入神させ、高級霊界からの思想を霊媒の口を使って語るまでには、長い年月と複雑な操作・訓練が必要であり、容易なことではないのです。こうした霊界通信の背景を知ると、シルバーバーチが“バーバネルの死後に別の霊媒を使って地上へ通信することはない”と言った意味がよく分かります。

◇引用につきましては、スピリチュアリズム普及会からの許可を得ています◇

 参加者の感想

■今回も、地球人類の悲劇・不幸を、自分の問題として考える。間違った宗教による霊的弊害について勉強しました。私の身近にも宗教団体に入っている人がいます。私自身も勧誘されたこともありました。その人たちは、自分たちの信仰している宗教は一番正しいし信じて祈りさえすれば幸せになれる。そして熱心に布教活動する姿がいやで入信しませんでした。もし入信していたら間違った宗教による霊的弊害で自らを「霊的暗闇・霊的牢獄」の中に閉じこもっていたかもしれないと思うと地上の宗教の霊的弊害の怖さを知りました。地上でしっかりと霊的知識を学び、霊界の人々に迷惑をかけないようにしたいと思います。


■今回人類の悲劇の一つに伝統宗教や新興宗教が如何に霊的に無知である事を学ぶ。もし既存宗教が霊的真理を説いていたなら今日の世界の悲惨な状況は回避していた事と思われる。近代産業により物的に繁栄したが、その物質の繁栄に伴う霊性が追い付かずに、物欲的本能が独り歩きをしてしまった事は霊的真理の無知からである。戦争・地球環境・民族・宗教的対立等様々な問題に直面しており、宗教の本来の使命は人を正しく導くことなのだが、その宗教すら人間のエゴイズムを根底に霊的真理から外れてしまっている。今の人類を見て何の疑問も抱かないか、異常とみるかは、霊的真理を知ったなら者は自ずとその選択を強いられその責任は重大である。この物的次元の低い地上に於いて、大霊の道具になる為、利他愛の実践にて霊性を高め霊主肉従を目指したい。


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