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2018年 2月 学習内容

今年初の読書会を、雪の降る静かで神聖な空気の中で、神と霊界と同志の皆さまと共に開催することができました。
スピリチュアル・ヒーリングの学びからは、病気・健康とは何かについて学び、そこから日々霊優位で生きることの大切さを改めて理解することができました。
今年一年、常に霊界を意識し霊優位で生きられるよう、同志の皆さまと共に努力してまいりたいと思います。

学習は、ニューズレター第7号「本物のスピリチュアル・ヒーリングを目指して(前半)」と、霊訓『シルバーバーチの教え・上』第11章「死後の世界」についてです。

ニューズレター・思想からの学び

ニューズレター第7号「本物のスピリチュアル・ヒーリングを目指して▼」 P7~13
スピリチュアル・ヒーリングは、高級霊界の神庁において、スピリチュアリズムの霊的真理普及のための一つの計画として審議・決定されたものです。すなわち病気治療が目的ではなく、ヒーリングを通して魂が目覚めることが重要なのです。

【スピリチュアリズムによる健康観・病気観】
病気の二つの原因
①霊・精神・肉体の不調和、すなわち霊と肉の関係のアンバランス
現代人は特に、霊性の萎みと霊肉関係のアンバランスが精神状態を不安定にし、不必要にストレスを溜め込むことによって病気を引き起こしている。

②前世でつくり上げたカルマ
悪いカルマは、カルマをつくった同じ地上世界でそれに匹敵するだけの苦しみを味わって初めて消滅させることができる。ただし、本人が徹底して内省的努力を重ね、常に霊主肉従を心掛けた場合、克己の努力に伴う苦しみを通じて、あるいは自己滅私の愛の実践を通じて、病気が現象化する前にカルマが消滅することがある。

【ヒーリングの種類】
①肉体レベルへのヒーリング(マグネティック・ヒーリング)
・ヒーラー自身の肉体エネルギー(生体磁気とも言う)を患者に与えるもの
 (手当療法、鍼、指圧等も同じ原理による治療)
・肉体レベルに影響を与える(単に症状を抑える程度)

②精神レベルへのヒーリング(サイキック・ヒーリング)
・ヒーラー自身の肉体次元(サイキック次元)のエネルギーを用いる治療
 (祈祷・手かざし等)
・精神レベルへの働きかけによって、幽体レベルに影響を与える
 (①よりは効果的だが、根本治療ではないためぶり返しがある)

③霊的レベルへのヒーリング(スピリチュアル・ヒーリング)
・霊的エネルギーを用いる治療
・霊的レベルに直接働きかける
・霊界の医師(霊医)→地上のヒーラー→患者

※①と②の治療の主役は地上のヒーラーですが、③は霊医が主役であり、地上のヒーラーはあくまでも道具です。
また、スピリチュアル・ヒーリングの成功・不成功を決定する最大の要因となるのは、患者自身がヒーラーを通じて送られてくる霊的エネルギーを受けられる状態にあること(病気による苦しみをへて霊的浄化が終了し、カルマが消滅していること)です。

『シルバーバーチの教え・上』 からの学び

●「第11章 死後の世界」P194 BL2 ~198 L7

■呼吸が止まった時、何が起きるのか

“死”とは、霊体と肉体を結ぶシルバーコードが切れる瞬間のことです。死の際、シルバーコードが伸びたり縮んだりしながら徐々に細くなり切れていきます。この時大半の人は意識を失い深い眠りの状態に入りますが、霊性の発達している人の場合、霊体が肉体から抜け出るのが分かります。シルバーコードが切れて完全に分離すると、霊性の発達した人の場合は自分を迎えに来てくれた人々の姿が見え、直ぐに新しい幽界の生活に入ります。霊性が未熟な人の場合は、守護霊や親和性のある霊達の援助によって休息所に連れていかれ、幽界のバイブレーションに慣れるまで手当てを受けます。

■霊界の界層とは

霊界は無数の界層からなる世界であり、すべてが一つの場に浸透的に重なり合うように存在しています。(あの世は遠く離れた所にあるのではない)
地上人は霊と霊体と肉体から構成され、霊と霊体は霊界に所属し、肉体は物質界に存在しています。つまり、霊界でいろいろなことを考えながら、肉体は物質界で活動しており、地上人は霊界と地上界という2つの世界に同時に存在しているのです。

■霊界における移動のスピード

万有引力の法則は物質界を支配する法則であり、霊界にはありません。霊界人が霊界の空間を自由自在に移動できるのは、重力の作用を受けないからです。霊界における移動スピードは、思念の速さと同じです。霊性が高いほど移動のスピードも速くなります。すなわち各自の霊性が限界となり、自分の霊性より速く移動することや霊性より高い界層に行くことはできません。

 参加者の感想

■読書会にてニューズレター7号から病気が霊、精神、肉体のアンバランスから起因する事を学びました。
病気が治るのは霊的進化する過程での副産物であり、霊的向上が目的である事が他の療法と異なると学びました。そして進化向上が、霊界の存続位置となり次の再生へと繋がるということです。
この点が病気完治だけで終える現世ご利益信仰に対し、死後以降を考えて霊的視点から治療をするスピリチュアル・ヒーリングは次元が異なる事が分かりました。
霊→精神→肉体という霊主肉従の地上人生がいかに大切な事かを改めて感じます。
日頃五感的視点の世界に、霊的存在を意識したホットな雪降る新潟読書会でした。


■ここしばらく腰の調子が悪く、まともに歩けない状態ですが、胃腸の調子が関係しているなと自己分析しており、原因はスナック菓子の食べ過ぎだろうとあてをつけていたのですが、食習慣の乱れを霊と精神の乱れが引き寄せているとの話をうかがい、なるほどなと思っています。考えてみると、ここのところ、物欲に振り回される傾向が出ていました。
また、人間が動物と異なり、肉体の他に霊的要素が付与され、個別性を維持したまま輪廻し、進化していくということ。
一歩家の外を出る以前に、パソコンを立ち上げた時点で物欲を刺激される環境の中で、よくよく「課題」を決めて、取り組まねばならないということを学びました。


■今年最初で2か月ぶりの読書会でした。久々に慌しい日常生活から離れて、澄み切った空間にいられたのが心地よかったです。
今回は、主に「スピリチュアリズムにおける健康観・病気観」を勉強しました。去年の9月末に『ホリスティック健康学・ホリスティック栄養学入門』を購読し、食生活の改革をしていました。体に悪い食品の排除と体に良い食品の摂取を考える食生活を行うようにしていましたが、同時に心を高める努力と、霊性を高めることが必要であることを忘れていたように思います。 また、「霊性が高い状態にあり、霊と肉の関係が正常であるなら、人は肉体にとって悪い影響を与えるものは自然と求めなくなる」「肉体を霊の健全な道具として使うためには、手入れが必要」ということを心がけたいと思います。


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