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2017年 10月 学習内容

10月1日、神と霊界の援助を受け、精妙な空気の中で同志と共に読書会を開催することができました。
学習内容は、ニューズレター第14号から「類魂と再生について」、霊訓から『シルバーバーチの教え・上 第11章「死後の世界」』についてです。
また今月からは参加者の感想を掲載いたします。

ニューズレター・思想からの学び

ニューズレター第14号 (本文はこちら▼) P25~31
「類魂と再生について」

■「類魂」について
私達は死後、自らの魂の成長レベルに見合った界層に行きますが、その界層の中では、魂の類似性を持った者同士が引き付け合い、グループをつくるようになります。そのグループを構成する霊達は霊的親和性で結ばれ、一つの大きな意識体をつくり出します。それを「類魂(グループ・ソウル)」と言います。

【類魂の特徴】
・意識・考え方・性格が自分とそっくり
・他の霊との感情・考えを共有化
・個と全体の意識の一体化・融合化
・地上時代の体験の共有化

■「再生」について
再生を理解するためには、パーソナリティー(普段私達が自分だと自覚している意識・顕在している意識)と、インディビジュアリティー(自覚していない意識(一般的に「潜在意識」と言われるもの))とを区別しなければなりません。
スピリチュアリズムの再生観では、パーソナリティーとしての再生はないが、インディビジュアリティーとしての再生はあるということになります。

【再生の目的】
①個人のカルマ清算
②類魂全体の進化・向上

『シルバーバーチの教え・上』 からの学び

●『第11章 死後の世界』P184~187

■スピリチュアリズムは高級霊の愛の思いから始まった
大半の地上人が霊として間違った生き方をしたまま霊界入りするため、幽界はそうした人生の落後者でいっぱいです。さらに、地上人自らの利己主義・物質主義によって多くの悲劇や混乱、争いが生じ、もはや地球は破滅状態に陥っているのです。スピリチュアリズム運動は、暗黒の中で苦しむ地上人類を救いたいという高級霊達の深い愛の思いから始まっているのです。

■死は決して悲劇ではない
地上人と霊界人では死に対する見方が180度異なります。地上人は死を悲劇として恐れ忌み嫌いますが、シルバーバーチはそれとは反対に、死は決して悲劇ではなく、むしろ喜びであると説いたのです。
大半の地上人は自分が霊であることを知らず、また神から授かった神性を発露することもせず、物的なことにしか興味を示しません。それでは霊としては死んでいるも同然であり、その人は死んで初めて自分が霊であることに気づくようになるのです。
ですから地上人生中に死後の世界についての正しい知識を学び、霊として生きてこそ(霊主・利他愛を実践してこそ)死は喜びとなるのです。

■霊界の素晴らしさについて
神が造られた自然界の美を見て私達は感嘆しますが、霊界の美しさはそれとは比較にならないほど美しい世界です。 霊界では地上のように弱者がいじめられることもなく、スラムも利己主義も宗派も教典もありません。あるのは神の摂理だけです。その摂理によって、霊性が高く愛がより深い者が上に立って導く、利他愛一色の世界なのです。

 参加者の感想

■昨年末よりシルバーバーチ読書会とのご縁をいただき、今では毎月の第一日曜日が来るのが楽しみです。静かな祈りの時間から始まる有意義な時間をみなさんとともに過ごさせていただき、感謝しております。
今回のテーマは「再生」でした。昨年、父親が亡くなったことで漠然と死後の世界や再生のことを考えることが多くなりました。ネット検索で調べたところ、新潟シルバーバーチ読書会の存在を知ることができました。思えば、父親もまた、死に面していろいろ勉強していたことから、なんらかの導きがあったのかもしれません。高級霊のメッセージを学ぶことがそのまま死んだ親の供養ともなるということをうかがい、いっそうありがたく学習には励んで行きたいと意を新たにしたところです。

■スピリチュアリズムの中でも再生の問題は大変難しく重要なところと、再生と類魂は深い関係にあることを学びました。
今まで聞いてた単純な生まれ変わりと違い再生には目的があること、それは個人的なカルマを清算(類魂にも影響する)し、類魂の進化向上のための体験をして霊的純化することです。そのためには、日々の祈り、霊主肉従、利他愛の実践を行うことによって霊性が高められます。そして素晴らしい死後の世界、永遠に続く霊界へ旅立つために、今いる地上界の日常生活での心構えと態度がいかに重要であるかを痛感しました。
また常に霊的視点で世の中を眺められるようになりたいと思います。

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