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2017年 9月 学習内容

一雨ごとに秋の訪れを感じる清々しい季節となりました。9月3日、神と霊界の援助を受けて、同志と共に読書会を開催することができました。
学習内容は、ニューズレター第12号からは「スピリチュアリズムから見た日本国家と日本民族の繁栄③」について、霊訓は『シルバーバーチの教え 10章・11章』です。

ニューズレター・思想からの学び

ニューズレター第12号 (本文はこちら▼) P14~18
「スピリチュアリズムから見た日本国家と日本民族の繁栄 ③」

日本人の精神的特性(自己犠牲・滅私奉公・全体優先・謙虚さ・柔軟な宗教性・以心伝心等)は本当に誇るべき霊的宝であり、日本人は世界に利他愛の見本を示すことができる可能性を秘めています。

しかし、その精神性の中に神や真理といった思想的柱(霊的真理)がないために、せっかくの宝は十分な価値を発揮することができません。長い時間をかけて培ってきた日本人の精神性は、個人主義や自由放任主義にとって代わられ、物質主義が当たり前の危機的状況にあります。

今後日本に真理が普及され、かつての精神的宝をいかに取り戻せるかが、日本が霊界から国家レベルの援助を受けられるかどうかを決定することになります。
私達スピリチュアリストは日本人という国民性にとらわれることなく常に地球人としての意識を持ち、今後日本がどのような絶望的状況になろうとも、日々真理に沿って生きることが重要なのです。

『シルバーバーチの教え・上』 からの学び

●『第10章 霊性進化の道を歩む神の子供たち』(P178 BL1~P182)

■人の評価は、地上人生からだけではできない

私達は永遠に生きる霊的存在であり、地上人生はわずか100年にも満たない仮の世界です。その一瞬に過ぎない地上人生の中で人間は、自分に起きた不幸や悲劇に対して神に文句を言います。死後には、地上よりもはるかに素晴らしい霊界生活が待っているのです。その事実を人々に知らせなければなりません。

同様に、人を見るときは必ず永遠の生命から見ること、未熟な人に対しては寛容心を持つことが重要です。私達も過去生では同じように未熟であり、周りの人々から寛容心で許されてきたのです。

■自我に目覚めるためには、苦難の体験が必要

地上でも霊界でも、人間はあらゆる体験を積むようになっています。
仕事も家庭も順調で、何の心配も不安もないような時に、人間が自らの人生を振り返り内省することはほとんどありません。私達が真の自我に目覚めるのは、苦悶や病苦、悲哀の中にある時です。そうした時にこそ、内部の神性が開発されていくのです。

また、聖人君子や殉教者、宗教指導者、社会革命家になるのが簡単でないように、真理に沿って生きることが簡単なはずがありません。しかし私達はスピリチュアリズムの先駆者であり、現在の地上界であっても、シルバーバーチの言葉通り生き生きと暮らせることを人々に示さなければなりません。真理実践者としての見本を示すことによって初めて、人々の心に何かしらの変化を促すことができるのです。

●『第11章 死後の世界』

■なぜ死後の世界について知ることが大切なのか

有史以来、“死後の世界”は人間にとって最大の関心事です。それゆえ全ての宗教が死後の世界について説いています。

スピリチュアリストは霊界について学び、その実在を確信(さらには実感)していなければなりません。なぜなら、霊界を確信しなければ、自らの生き方を霊中心に変えることができないからです。
また、霊界の実在は、地上に生きる人々にとっての希望です。地上人生がどれほどみじめで悲惨に思えても、死後には素晴らしい世界が待っていることを知れば、勇気をもって乗り越えることができます。

またシルバーバーチは、霊界がメインであり地上界はサブであるという霊的事実を初めて地上人に説きました。その関係性を私達の思考と行動のすべてに適用することで初めて、霊的成長のための実践項目「霊主肉従」が示されることになったのです。

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