2017年 8月 学習内容
8月6日は新潟まつりの最終日。多くの人々でにぎわう中、同志と共に神と霊界に意識を向け、静寂で神聖な時間を持つことができました。
学習内容は、ニューズレター第12号からは「スピリチュアリズムから見た日本国家と日本民族の繁栄②」について、霊訓は『シルバーバーチの教え 10章』です。
ニューズレター・思想からの学び
●ニューズレター第12号 (本文はこちら▼) P6~14
「スピリチュアリズムから見た日本国家と日本民族の繁栄 ②」
日本の様々な伝統的文化には霊的価値があるのかどうか、またスピリチュアリズムの観点から日本の国民性を見たとき、真に誇りとすべきもの、日本人が有する霊的価値とは何かを学びました。
【スピリチュアリズムにおける価値基準とは何か】
人類の霊的進歩に役立つかどうか、あるいは間接的であっても人類の霊的向上の貢献することができるかどうか
【日本人の霊的宝となり得るものは何か】
・豊かな霊的感性を持っている(宗教に対する柔軟性と霊的世界に対する関心と畏怖)
・集団主義・グループイズム(滅私奉公・謙虚さ・人をいつまでも責めない性向・周りへの配慮と思いやり・分け隔てのない人間関係等)
『シルバーバーチの教え・上』 からの学び
●『第10章 霊性進化の道を歩む神の子供たち』(P174 BL2~P178 BL2)
■下等動物と自然淘汰の関係
地球上のすべての生命体は共生関係のシステムの中で生きており、初めから細菌や昆虫が人間に悪い作用を及ぼすようなことはありません。人間の生き方が物質主義・利己主義になっているため、結果的に微生物や昆虫が人間や家畜等の健康に害をもたらすようになっているのです(人間の生き方が地上の環境のすべてに反映しているということ)。
人間は神から自由意志を授かっており、本来人間は、動植物と愛において結ばれる関係にあります。人間が他の生命体を慈しみ、利他愛で接するときに共生関係が形成され、「霊的成長」を促すことになるのです。
■創造進化の大業と残虐行為の関係
人間から愛されたペットの中には、野生動物には見られない人間的な性格を表すものがいます。また、野生動物であっても人間の愛を受けたことで、どう猛さを見せなくなるものもいます。このように進化するということは、摂理の背後に「愛の力」があることの証です。
■価値あることは楽には達成できない
①価値あること、成し遂げるに値することほど困難が伴う
②潜在する力(神性)を活用しても克服できないほどの困難や障害はない
③本来の力のほんの一部しか発揮できていない(内部には豊かな霊性を持っている)
困難や障害を恐れず、真理に沿って乗り越えることが大切です。背負いきれないほどの困難は絶対に生じないからです。
■新生児の早死にと間引きの慣習
早死にする背景には、必ず霊的な原因(過去生における摂理違反)があります。地上の人生だけで判断するのではなく、永遠の生命から地上人生を見ることが重要です。“早死に”という厳しい体験を通して大霊の戒めを学び、自らのカルマを清算しているのです。すべての出来事は霊的成長を第一に望む神の愛であり、地上の生命以上に霊的成長することの方が重要であるという証なのです。