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2017年 5月 学習内容

木々が新緑に輝き、花の香りが漂い、大自然の力強い息吹が感じられる中、同志の方々と共に「新潟シルバーバーチ読書会」を開催することができました。
今月は、スピリチュアリストの実践項目「霊主肉従の努力」について学びました。また霊訓は『教え』から学びました。

ニューズレター・思想からの学び

ニューズレター第10号 (本文はこちら▼) P1~5
「霊的人生の出発点は、欲望・本能の抑制から
スピリチュアリズムは厳格な欲望抑制主義です。(前半)」

私達地上人は、霊が支配的な状態(霊主)と、肉(本能)が支配的な状態(肉主)の間を行ったり来たりしながら日常生活を送っています。私達が霊的成長をなすためには、「霊主肉従」の状態を作り上げ維持する努力が必要です。霊が肉体の力に閉じ込められている限り、霊的成長はできないからです。
その「霊主肉従」の努力とは、本能的欲望・利己的物質欲を抑制し、自由意志でコントロールすることです。具体的には、「金銭欲・物欲」「性欲」「名誉欲」「権勢欲」の4つです。自らの意志で霊的成長をなすのも、霊肉の闘いを避けて霊的成長を停滞させるのも、すべて私達自身なのです。

『シルバーバーチの教え・上』 からの学び

●『第10章 霊性進化の道を歩む神の子供たち』(P162 L7~165)

■霊的成長と自由意志の選択

過去の行為の結果が、今の自分の進化レベルを決定づけます。それは、今後の選択によっては霊的成長を遅らせることも進化を促すこともできるということです。もし魂が霊的に目覚めているなら、私達の霊的意識(霊の心)は進化を促す方向を選ぼうとしますが、肉体から生じる本能意識(肉の心)は、様々な理由を持ち出し、進化を遅らせる選択をしてしまいがちです。ですから、常に霊主肉従の状態をつくり出すことが重要なのです。

■間違った知識は捨て去る

新しい知識を取り入れる際には、間違った知識や理性が反発するもの、大霊の愛と叡智に一致しないものは、それがどれほど大切に引き継がれてきたものであっても、潔く捨て去らなければなりません。新しい葡萄酒は、古い皮袋に入れてはならないのです。(江原氏のように、神道とスピリチュアリズムを折衷させるようなことをしてはなりません。)

■霊性進化は永遠に続く

霊性進化にはこれで終わりという段階はありません。永遠に進化向上していきます。私達の背後にはシルバーバーチなどの高級霊が控え、その背後には、さらなる高級霊たちが無限に控えているのです。
また人間は、肉体とともに魂も永遠に進化していきますが、シルバーバーチが「進化」という言葉を用いるとき、唯物論者が一般的に考えるような(サルの肉体が連続進化した結果、人間の肉体になったというような)意味はありません。シルバーバーチは常に、神が万物を創造したとする「創造論」を主張しています。

■障害と魂の進化の関係

障害があるからといって、魂の進化が阻害されることはありません。肉体や脳に障害があっても霊としては正常であり、その能力には何の欠陥もありません。障害を持って生まれてくる子供には、必ず埋め合わせの摂理が働いており、優しさや忍耐力、他人への思いやり、強靭な精神を持っていることを私達は知らなくてはなりません。

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